死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(8)神は全てのことを働かせて益として下さる 米田武義

2015年3月25日16時08分 コラムニスト : 米田武義 印刷
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神は全てのことを働かせて益として下さる

「つまずきが起こるのは避けられないが」(マタイの福音書18:7)

私たち人間は、この世にいる限り罪を犯すことから逃げられない。いかに注意深くあっても、いかに信心深い人であっても、皆同じである。

クリスチャンであろうと同じである。神は、罪を行為によってきよめられない。信仰によってきよめられると書いてある。この単純なメッセージは、悔い改める時にイエス・キリストの御名によってお祈りしますと申し添えることを意味する。

神と私たちの日々の交わりの中で、イエス・キリストの執り成しなしには、罪が日々累積するばかりである。私たちは日々、神の前にイエス・キリストの執り成しによる悔い改めをしなければならない。

「人が義と認められるのは、律法の行いによるのではなく、信仰によるというのが、私たちの考えです」(ローマ人への手紙3:28)

いちばん最初、どの病院に行くかでいろいろ迷ったが、成り行きのような形で大田医院に決まった。大病院ではないので行く末が大変不安であった。

結腸がん手術までは、大田先生がベテランなのでベストだが、次の段階の肝臓がんの治療のことが不安であった。しかし、大田先生の息子さんが市大病院外科医であり、市大病院で治療を行うことになった。これも私たちには不思議な縁としか思われないが、神の御心で初めから、これから先、そして終わりまで、計画通りに事が運ばれているとしか考えられない。

というのは、一番初めの私たちの共通した考えは、労災病院が大病院であり、設備も整っていて近いのでベストであるという考えだったからである。そして今頃になって分かったことだが、労災病院には市大病院のようながんに対する総合的な治療システムがまだスタートしていなかったのである。

神のご計画は、時に私たちには失望と思われる。しかし、神は全てのことを働かせて益として下さる。

「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」(ローマ人への手紙8:28)

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米田武義

米田武義(よねだ・たけよし)

1941年4月16日、大阪生まれ。大阪府立三国丘高等学校、国立静岡大学卒業。静岡県立清水東高校定時制教師を勤めた後、東北大学大学院、京都大学大学院(国土防災技術(株)国内留学生)で学ぶ。国土防災技術(株)を退職し、(株)米田製作所を継承する。2008年4月8日、天に召される。著書に『死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―』(イーグレープ)。

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