Skip to main content
2026年1月23日18時27分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 中東

「われわれは暗闇の中にいる」 抗議デモの拡大に伴うイラン人キリスト教徒の恐怖と孤立

2026年1月23日18時27分
  • ツイート
印刷
関連タグ:イラン
2026年イラン抗議デモ+
ライオンと太陽をあしらったイラン革命前のイラン旧国旗や、イラン前国王の息子で亡命中のレザー・パフラヴィー氏の写真を掲げ、イランの抗議デモへの支持を示す人々=11日、フランス・パリで(写真:Pierre Laborde / Shutterstock)

イラン人キリスト教徒の難民を支援している団体によると、経済的・政治的混乱が深まるイランでは、抗議デモが全土で激化しており、国内のキリスト教徒はかつてない恐怖と孤立、不確実性に直面している。

安全上の理由から匿名を条件にクリスチャン・デイリー・インターナショナル(CDI)の取材に応じた国外在住のイラン人キリスト教徒らは、広範囲にわたるインターネットの遮断、相次ぐ殺害や逮捕の報道、そして宗教的少数派の脆弱(ぜいじゃく)性に対する不安の高まりを語った。

支援団体とつながりのある複数のイラン人キリスト教徒らは、全国的に通信インフラが制限されているため、この数日間、イランに住む親族や友人と連絡が取れなくなっていると語った。生活環境の悪化や現体制への不満を背景とした抗議デモが続く中、知人に死者が出た人もいる。

「イランの最近の情勢と抗議デモの激化により、私たちと家族の安全、そして精神状態は極めて困難なものとなっています」。Sさんはそう言い、「この期間に私たちの友人や知人の何人かが、悲しいことに命を落としています」と語った。

これらの証言は、抗議デモの拡大や通信の制限、治安部隊による強硬な対応を伝える国際報道と一致する。イラン政府は混乱の規模を小さく見せようとしているが、人権団体や外国メディアは、大規模な逮捕や多数の死傷者が出ていることを伝えている。一方、インターネットが制限されているため、逮捕者や死傷者の数について、独自に検証することが困難な状況が続いている。

Rさんは、経済的な絶望に加え、根本的な政治変革を求める声が抗議デモの原動力になっていると話す。Rさんは、物価高騰や公共サービスの不足、そして「制度的不正」に対する根深い不満を挙げた。

「イランの人々は、電気もガスも水も利用できません。雪や嵐に見舞われ、極寒の中にいる都市もあります。残念ながらインターネットと電話は不通で、イラン国内と連絡が取れません。加えて、イランのキリスト教徒の状況は決して良くありません」

精神的な負担を強調する声も多い。Mさんは、通信の遮断によって、イランの家族が「暗闇の中に置かれている」と述べた。

「私の家族を含むほぼ全ての家庭が、前例のない経済的・精神的・人道的苦難に直面しています」

Mさんはそう言い、イラン国内の家族や親族を助けるすべがないという無力感が広がっていると付け加えた。

Aさんも、イランの家族と連絡が取れない苦痛を訴えた。

「電話もインターネットも、何もかもが途絶えています。イランで何が起きているのか、家族の様子も全く分かりません」

イランの深刻な経済危機が、今回の混乱に拍車をかけている。この1年間に現地通貨のリアルが急落したことで、多くの家庭が食料や医薬品といった生活必需品の購入に窮している。多くの企業が倒産し、生計手段が断たれたことで貧困は悪化の一途をたどっている。

「社会の貧しい階層の食卓は空っぽです」とAさんは語る。「肉はおろか、幼い子どもに与えるミルクすら買えない家庭もあります」

支援団体の関係者によると、抗議者の要求は単なる経済的な不満を超え、現体制への広範な拒絶を反映している。現在の抗議デモは、根本的な政治変革を求める長期的な運動の一環であるとの見方が強い。

「問題の核心は、経済問題を超えたところにあります」とAさんは指摘する。「人々は抑圧的な政府を変え、圧政を終わらせたいと願っているのです」

混乱の中、政府の対応への懸念は強まるばかりだ。複数の情報筋によると、通信の遮断後に対立がさらに激化したとみられるが、詳細は確認できていない。

「限られた情報によれば、(CDIの取材時で)千人以上が死亡し、数千人が逮捕されたようです」とAさんは述べ、治安部隊が抗議者に対して重火器を使用しているとの報告もあると付け加えた。

支援団体に関わるA牧師は、通信網のほぼ完全な遮断により、教会側もイラン国内の状況を把握できず、深い懸念を抱いていると語った。

「非常に心配していますが、イラン国内で何が起きているのか全く把握できていません。情報を得る唯一の手段は、テレビや外国のニュースサイトですが、それらも情報はごくわずかです」

現在の混乱が、当局の監視下にある「地下教会」にどのような影響を与えるかは不透明だ。しかし、A牧師によれば、イラン国内のキリスト教徒は既に深刻な迫害にさらされており、多くの信者が投獄されているという。

「現在、キリスト教徒は深刻な迫害を受けており、多くの信者が投獄されています。現時点において、教会は祈り、時を待ちながら、同時に合法的な手段で抗議の意志を表明し、イラン国民との連帯を示しています」

イラン人難民の支援に携わるキリスト教指導者は、政府が用いる法的手段が宗教的少数派をさらなる危険にさらす可能性があると警告する。特に、死刑を含む厳罰を伴う罪「モハレベ(神への敵意)」の適用が懸念されている。

モハレベはイスラム法学に基づいた概念だが、実際には公共の秩序や体制の安定を脅かす行為を罰するための政治的手段として利用されてきた。過去には、道路封鎖や治安部隊との衝突に関与したとして、この罪に問われ、処刑された事例もある。

イランのイスラム強硬派から「西側諸国と結託している」として標的にされやすいキリスト教徒は、国家的な危機の際にスケープゴートにされる危険性が極めて高い。1月初旬に伝えられたキリスト教徒の逮捕報道が、その懸念をより現実的なものにしている。

※ この記事は、クリスチャン・デイリー・インターナショナル(CDI)の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イラン
  • ツイート

関連記事

  • 投獄経験した教会開拓者2人が証し 迫害下で急成長するイランの教会

  • 夢から現実へ イランにおけるキリスト教の奇跡的な成長

  • イランで収監中の牧師、恩赦で釈放される 過去に改宗理由に死刑判決も

  • イランのクリスチャン男性、「家の教会」運営で禁錮10年の判決

  • 日本キリスト教協議会、米軍によるイラン核施設攻撃に抗議

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「ひふみん」で親しまれた加藤一二三氏死去、86歳 カトリックの将棋棋士

  • 無料オンライン講座「キリストの基礎知識コース」第11期受講者募集 2月14日開講

  • ドニー・マクラーキン牧師の件で日本の皆さんに伝えたいこと

  • マイナスをプラスに変える力 菅野直基

  • 圧倒的な勝利者 穂森幸一

  • 「われわれは暗闇の中にいる」 抗議デモの拡大に伴うイラン人キリスト教徒の恐怖と孤立

  • 山上徹也被告に無期懲役の判決 安倍晋三元首相銃撃事件

  • お薦めのボンヘッファー入門書3冊 映画を観て興味を持った人のために

  • 世界最悪は北朝鮮、死者が最も多いのはナイジェリア 迫害国50カ国まとめた報告書発表

  • ワールドミッションレポート(1月22日):中東・北アフリカ 「自分の言葉」で聞くとき、心が震える―加速する聖書翻訳の波

  • ドニー・マクラーキン牧師の件で日本の皆さんに伝えたいこと

  • 「ひふみん」で親しまれた加藤一二三氏死去、86歳 カトリックの将棋棋士

  • 世界最悪は北朝鮮、死者が最も多いのはナイジェリア 迫害国50カ国まとめた報告書発表

  • 無料オンライン講座「キリストの基礎知識コース」第11期受講者募集 2月14日開講

  • カトリックとプロテスタントが合同開催 キリスト教一致祈祷週間、18日から

  • お薦めのボンヘッファー入門書3冊 映画を観て興味を持った人のために

  • 「信徒の友」「こころの友」などが休刊へ、日本キリスト教団出版局の事業整理・縮小で

  • 山上徹也被告に無期懲役の判決 安倍晋三元首相銃撃事件

  • 同志社前総長の大谷實氏死去、91歳 犯罪被害者支援に尽力

  • 大きな喜びを引き寄せる御言葉の恵み 万代栄嗣

  • いのちのことば社元職員が不適切な会計処理、数千万円規模か 社長は引責辞任へ

  • いのちのことば社、元職員の不適切な会計処理巡る質問・意見への回答を公表

  • 米福音派の著名作家、フィリップ・ヤンシー氏が不倫を告白 執筆・講演活動から引退

  • 米のベネズエラ攻撃・大統領拘束に対する現地の福音派キリスト者の反応

  • ドニー・マクラーキン牧師の件で日本の皆さんに伝えたいこと

  • 「信徒の友」「こころの友」などが休刊へ、日本キリスト教団出版局の事業整理・縮小で

  • 英ポルノ女優リリー・フィリップスさんが受洗 心からの回心?売名行為? 真意巡り議論

  • 世界最悪は北朝鮮、死者が最も多いのはナイジェリア 迫害国50カ国まとめた報告書発表

  • 「ひふみん」で親しまれた加藤一二三氏死去、86歳 カトリックの将棋棋士

  • 日本聖書神学校、2026年度から「基礎科」新設

編集部のおすすめ

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.