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保育の再発見(31)理不尽の中に奇跡を見いだす
私たちの世界は、理不尽を叫べば世の中が変わるという認識の歴史的な転換点を迎えている一方で、実際の生活においては、理不尽とは縁が切れない世の中で生き続けなければならないという、何とも理不尽な状況にあります。
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保育の再発見(30)もはやロマンで保育は語れない時代に
以前、私がコンサルテーションで入った保育施設は、毎年退職を希望する保育職が多く、悲鳴を上げていました。その施設は、大手のコンサルテーション会社の支援を受けて働き方改革を2年越しでやっていましたが、それでもなお、このありさまだったのです。
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救世軍、ブース記念病院を事業譲渡 7月から「タムス杉並病院」に
救世軍は3月24日、運営する「救世軍ブース記念病院」を医療法人社団城東桐和会(タムスグループ)に事業譲渡すると発表した。6月30日で閉院し、7月1日から「タムス杉並病院」として開院できるよう、現在東京都に申請を行っているという。
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保育の再発見(29)カスハラの波に揺るがない保育環境を築くために
前回、カスタマーハラスメントに至る背景には、保護者が不安を解消できる場が少ないという問題が根本にあることを紹介しました。しかし、その一方で、保育施設は保護者の不安に向き合うことを求められます。
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東京で初の「赤ちゃんポスト」「内密出産」 賛育会病院が開始、国内2例目
キリスト教の隣人愛を理念に掲げる社会福祉法人賛育会は3月31日、親が育てられない子どもを匿名で預かる「赤ちゃんポスト」と、病院にのみ身元を明かして出産する「内密出産」を、運営する賛育会病院(東京都墨田区)で開始したと発表した。
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保育の再発見(28)カスハラから見る未来の保育像
前回、ある保育施設の施設長から「特定のご家族からの相談に、スタッフが長時間、そしてほぼ毎日のように対応しているケースがあります。これはカスタマーハラスメントと理解すべきなのでしょうか」という質問を頂いたことを紹介しました。
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日本キリスト教病院協会、新会長に笹子三津留氏
日本キリスト教病院協会(JCHA)は7日、第5回総会をオンラインで開催し、現会長の宮城航一氏(オリブ山病院前院長)の後任として、笹子三津留氏(淀川キリスト教病院理事長)を新会長に選任した。
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保育の再発見(27)この30年をどう過ごしてきたか
最近、「失われた30年」という言葉をよく耳にしますが、これは保育界にも通用する言葉です。結果的に言えば、共稼ぎ(をせざるを得ない状況)が当たり前になってきた30年ほど前から、少子化対策は空振りを続けてきました。
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第27回アジアキリスト教病院協会総会詳報(3)全人医療研究教育所が初の公式セミナー
アジアキリスト教病院協会の第27回総会が、昨年11月7日~9日の3日間にわたり沖縄で開催された。テーマは「世界的危機におけるキリスト教病院の役割—経済危機、自然災害、世俗主義」。大会長の田頭真一氏によるレポート(全3回)の第3回。
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第27回アジアキリスト教病院協会総会詳報(2)「経済危機・自然災害・世俗主義」テーマにシンポジウム
アジアキリスト教病院協会の第27回総会が、昨年11月7日~9日の3日間にわたり沖縄で開催された。テーマは「世界的危機におけるキリスト教病院の役割—経済危機、自然災害、世俗主義」。大会長の田頭真一氏によるレポート(全3回)の第2回。
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第27回アジアキリスト教病院協会総会詳報(1)淀川キリスト教病院理事長が基調講演
アジアキリスト教病院協会の第27回総会が、昨年11月7日~9日の3日間にわたり沖縄で開催された。テーマは「世界的危機におけるキリスト教病院の役割—経済危機、自然災害、世俗主義」。大会長の田頭真一氏によるレポート(全3回)の第1回。
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「世界的危機におけるキリスト教病院の役割」 アジアキリスト教病院協会が沖縄で総会
アジアキリスト教病院協会(ACHA)の第27回総会が7日から9日までの3日間、沖縄で開催された。「世界的危機におけるキリスト教病院の役割―経済危機、自然災害、世俗主義」を主題に掲げ、部分参加も含めて国内外から計200人以上が参加した。
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日本キリスト教病院協会、「スタッフへのケアと人材育成」テーマに第4回総会開催
日本キリスト教病院協会(JCHA)の第4回総会が27日、ヴォーリズ記念病院(滋賀県近江八幡市)で、「スタッフへのケアと人材育成」をテーマに開催された。今年は、近畿地区チャプレン連絡協議会がオブザーバーとして加わり、総勢34人が参加した。
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アジアキリスト教病院協会、11月に沖縄で第27回総会開催 申し込み受け付け始まる
アジアキリスト教病院協会(ACHA)の第27回総会の参加申し込み受け付けが、1日から始まった。総会は11月7日~9日に沖縄で開催される。主題は、「世界的危機におけるキリスト教病院の役割―経済危機、自然災害、世俗主義」。
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保育の再発見(26)誰も幸せになれない子ども・子育て支援
多くの保育施設は少子化の中、「選ばれる施設に」を合言葉に高ブランド化を追い求め、「生き残り戦略」という経営にシフトしてきました。しかし最近では、それも一時しのぎでしかなかったことが明らかになってきています。
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保育の再発見(25)待機児童ゼロ政策のその先
今から8年前、「保育園落ちた日本死ね!!!」というブログ記事が話題になりました。しかしこの8年間、待機児童問題に端を発した子育て支援事業は、保護者の要望を満たすことだけに焦点が当てられながら、それが悪用されてきたように感じます。
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保育の再発見(24)保護者の心理の崩壊
列王記上3章23~27節は、ソロモンの審判として有名な話の一つです。講談でもてはやされる大岡裁きと似たような話です。半分に切り裂くのか、手を引っ張り合うのかの違いはありますが、両者とも、「本当の親」に対する諭しがあると思います。
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保育の再発見(23)伴走支援によって保護者の自己肯定感を育む
前回、保護者に寄り添うことの必要性を論じましたが、その一方で、寄り添うことの危険性も指摘しなければいけません。なぜなら、寄り添うというのは、何でもかんでも肯定することではないからです。
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日本スピリチュアルケア学会、聖路加チャプレン性加害事件の2次加害について文書発表
日本スピリチュアルケア学会は28日、「会員の社会発信について」と題する文書を発表した。文書は学会の会員で、聖路加国際病院のチャプレンであった男性牧師による性加害事件で、被害女性を加害者扱いする声明に複数の会員が関わっていた問題を受けたもの。
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保育の再発見(22)寄り添うことの大切さ
愛の実践とは「神の業が現れることを待ち望む」ことであり、われわれは、欠けがある人間同士が寄り添うことによって起こる出来事を「神の業」と受け止めるべきだと私は考えます。
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