Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会
  3. 福祉・医療

東京で初の「赤ちゃんポスト」「内密出産」 賛育会病院が開始、国内2例目

2025年4月1日23時58分
  • ツイート
印刷
関連タグ:賛育会賛育会病院赤ちゃんポスト内密出産慈恵病院
賛育会病院+
賛育会病院(写真:Tsop9)

キリスト教の隣人愛を理念に掲げる社会福祉法人賛育会は3月31日、親が育てられない子どもを匿名で預かる「赤ちゃんポスト」と、病院にのみ身元を明かして出産する「内密出産」を、運営する賛育会病院(東京都墨田区)で開始したと発表した。いずれも医療機関としては東京では初めてで、国内でも同じくキリスト教系の慈恵病院(熊本市)に続き2例目となる。

開設された専用のウェブサイトによると、赤ちゃんポストは「ベビーバスケット」の名称で運用し、生後4週間以内の新生児を対象とする。病院1階に設けられた専用の部屋で、24時間体制で受け入れる。手紙や記念品も一緒に預けることができ、子どもは病院のスタッフが健康状態を確認した後に保護する。

内密出産は、個人情報を病院の一部スタッフにだけ明かせば、入院期間中は匿名で過ごし、出産ができる。相談は電話(03・3622・1651、平日午前9時~午後4時)で受け付ける。内密出産については、法務省などが2022年にガイドラインを発表しており、それに沿って対応するという。

31日には、東京都庁で記者会見を開き、概要を説明した。会見内容を伝える読売新聞の報道によると、赤ちゃんポストに子どもが預けられると、病院は児童相談所(児相)と警察に連絡し、児相が乳児院などにつなぐ。病院がある墨田区が戸籍を作成し、子どもの名前は区長が命名する場合もある。内密出産についても、子どもは児相が保護する。出産費用については原則、母親側に負担を求めるが、相談に応じるという。

赤ちゃんポストと内密出産は、「赤ちゃんの命を守るプロジェクト」として始める。プロジェクトに関する賛育会の発表によると、約5年をかけ、各所の見学や検討を重ね、行政にも相談しながら準備を進めてきた。

賛育会病院は既に、複雑な事情・背景のある妊婦や、外国籍の妊婦を含めた一定数の飛び込み出産、出産前から支援が必要とされる特定妊婦などを受け入れており、赤ちゃんポストと内密出産は「これまでの病院の働きの延長上にあるもの」と説明。さまざまな課題やリスクを伴うものの、「将来、このような取り組みが必要のない社会になることを願って、赤ちゃんのいのちを守る最後の砦(とりで)」として始めるとしている。

賛育会は、東京大学学生キリスト教青年会(東大YMCA)の有志が1918年、キリスト教の隣人愛に基づいた⺟⼦の保護・保健・医療を⽬的として設立。現在は賛育会病院のほか、東京、長野、静岡の3都県で、複数の病院や高齢者福祉施設、保育園などを運営している。

賛育会病院は、助産師の分娩支援による自宅出産が一般的だった当時、国内初の一般市民向け産院として誕生した。現在は新生児集中治療室(NICU)を併設した周産期医療を担う専門施設「東京都地域周産期母子医療センター」に認定されており、墨田・江東・江戸川区エリアでは、年間分娩件数が最も多い病院となっている。

赤ちゃんポストと内密出産の準備を進めていることは、2023年に明らかになっていた。昨年7月には、夜間の匿名相談「妊娠したかもSOS賛育会」も始めている。

赤ちゃんポストは07年、慈恵病院が「こうのとりのゆりかご」の名称で、国内で初めて運用を開始。24年3月末までに179人の子どもが預けられた。また、19年に始めた内密出産では、21年12月の初事例以来、3年間で約40人が生まれている。

NHKによると、慈恵病院の蓮田健院長は31日に記者会見を開き、東京で赤ちゃんポストと内密出産が始まることは、「喜ばしいことで私の悲願でもあった」と歓迎した。一方、内密出産の費用を母親側に求める方針については、「失望した。孤立した女性はほとんどがお金を持っておらずあまりにも非現実的だ」と批判し、懸念も表明した。

関連タグ:賛育会賛育会病院赤ちゃんポスト内密出産慈恵病院
  • ツイート

関連記事

  • 東京・墨田区の賛育会病院、24年度から「赤ちゃんポスト」「内密出産」を開始へ

  • 宗教倫理学会で柏木恭典氏が講演「赤ちゃんポスト研究の最前線」 発祥国ドイツの現状と日本の課題

  • 「命は大切」を深く考察できる衝撃のルポ 『赤ちゃんポストの真実』

  • 慈恵病院「取材して頂きたかった」、ドラマ『明日、ママがいない』の問題点など詳細な見解発表

  • 慈恵病院、「赤ちゃんポスト」設置へ 産み捨て・中絶防止ねらい

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月11日):キリスト教信仰が最も急速に成長している国々

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(230)聖書と考える「あなたを奪ったその日から」

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.