南米ベネズエラで24日、マグニチュード(M)7を超える地震が相次いで発生し、大きな被害が出ていることを受け、国内のキリスト教関係の支援団体も募金を開始した。
地震を受け、ベネズエラ政府は国家非常事態を宣言。26日までに、少なくとも920人が死亡し、3千人以上が負傷、なお多くの人ががれきの下に取り残されている。米地質調査所(USGS)は、死者が1万人を超える可能性を指摘しており、被害はさらに拡大する恐れがある。
ワールド・ビジョンは、地震発生後直ちに現地で緊急対応チームを立ち上げ、被害状況を把握するための初動調査を始めた。日本事務所であるワールド・ビジョン・ジャパンは、26日から緊急支援募金を開始。突然の災害により日常を奪われた子どもたちの緊急のニーズに対応するため、協力を呼びかけている。
ベネズエラ事務所の広報責任者であるマリア・アンドレイナ・ペルナレテさんは、首都カラカス在住で自身も被災。「警報が鳴った数秒後に激しい揺れが始まり、柱の下に集まって抱き合い、祈りながら揺れが収まるのを待ちました。建物が損傷したため自宅に戻れず、近くの修道院に避難しています」と話す。
ベネズエラはもともと深刻な人道危機下にあり、ワールド・ビジョンは、今回の地震が子どもたちとその家族に与える中長期的な影響についても、深い懸念を示している。
グッドネーバーズも緊急支援の開始を決定した。関係機関や現地パートナーと連携してニーズ調査を進め、まず緊急シェルターや生活必需品、医療や子どもの安全確保に活用する多目的テントなどを配布する予定だ。日本事務所のグッドネーバーズ・ジャパンは、26日から緊急支援募金を開始し、協力を呼びかけている。
岩村義雄牧師が代表を務める神戸国際支縁機構の海外部門「カヨ子基金」も、募金の受け付けを開始した。同基金の佐々木美和代表は、29日にカラカスへ向かう予定だ。募金は、2027年5月31日までを期限に、郵便振替(14340・96549731、通信欄に「ベネズエラ」と記載)、または銀行振込(ゆうちょ銀行、四三八店、普通、9654973)で受け付ける。

















