Gゼロ時代の津波石碑
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Gゼロ時代の津波石碑(6)アニミズムと創造神信仰―共振する心の襞 山崎純二
前回までは、啓蒙思想的な個人の、自由追求の在り方の歪みや限界について書いてきた。簡単にいえば、根無し草的バラバラな個人が、不安や孤独、むなしさを抱え、生きがいを失っていること。そして、その裏返しの故に自国ナショナリズム…
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Gゼロ時代の津波石碑(5)参政党と「分断」の時代―ゴレンジャー分裂が映す日本の病理 山崎純二
不安と孤独の病理が進む状況の中で、人々は安心感を得るために、何かに帰属することを求め、さまざまなコミュニティーや集団に属することを望むようになる。しかし、このような集団は、しばしば他の集団との対立を生み出し、社会全体の…
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Gゼロ時代の津波石碑(4)芥川を自死に至らしめた「ぼんやりした不安」と2つの遺書 山崎純二
『蜘蛛の糸』という作品を書いた芥川龍之介は、その作品を書いたあと10年もたたずに、「ぼんやりとした不安」という言葉を残して自死してしまうことになる。その時の彼は、不倫の末に相手の女に子どもができ、数カ月の間、中国旅行と…
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Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二
前回までは、新教皇レオ14世の就任に関連して、プロテスタントとカトリック神学の違いについて書かせていただきましたが、再び『Gゼロ時代の津波石碑』の内容の一部を紹介させていただければと思います。
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Gゼロ時代の津波石碑(2)悪人正機説の起源 山崎純二
前回は、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』が、他国から伝わって来たという内容でしたが、今回は、親鸞聖人の言葉とされている歎異抄の「悪人正機説」について考察したいと思います。これは、浄土真宗の真髄とされる教えですが…
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Gゼロ時代の津波石碑(1)プロローグ&問題提起 山崎純二
1年ほど前に、『Gゼロ時代の津波石碑―再び天上の神様と繋がる日本―(21世紀の神学)』という本を出版させていただきました。この本で私は、日本人が聖書の神様をもっと深く理解していくために、歴史や文化、宗教、哲学、社会構造…
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