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米国のプロテスタント教会、閉鎖数が新設数を上回る 専門家は教会開拓の重要性強調

2026年2月9日17時22分
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関連タグ:ライフウェイリサーチ米国教会開拓・開拓伝道
教会/church/礼拝/service/worship+
※ 写真はイメージです。(写真:Joseph Pearson)

米国のプロテスタント教会の閉鎖数が新設数を上回っている実態が、米キリスト教世論調査機関「ライフウェイリサーチ」の最近の調査(英語)で明らかになった。調査は、比較的新しい教会は成長しているものの、設立から年月がたっている教会の多くが、縮小の打撃を受けていることも浮き彫りにした。

調査は、米国内のプロテスタント教会の58%を占める35の教派から収集したデータに加え、米最大のプロテスタント教団である南部バプテスト連盟(SBC)の2023年と24年の年次教勢統計に基づいて行われた。

ライフウェイリサーチの推計によると、24年は米国内で約4千の教会が閉鎖された一方、新設された教会は約3800にとどまった。この閉鎖数は、20年の米国宗教統計(英語)で確認された米国の全プロテスタント教会(約29万3千件)の1・4%に相当する。

SBC所属の教会に限って見ると、23年から24年にかけて1・4%が解散または閉鎖し、0・4%が離脱または除籍となった。

ライフウェイリサーチのスコット・マコネル所長は、調査結果を受け次のように述べた。

「新型コロナウイルスの直接的な影響は過ぎ去り、各教派は隔離期間中に閉鎖し、そのまま再開しなかった教会を特定しました。しかし、それでも米国の典型的な教会は20年前よりも礼拝出席者が減少しています。これらの教会は、往々にして前世代よりも弱体化しています。その一方で、新たな教会は繁栄しており、一部の教会は成長を続けています」

牧師の94%は「今後10年間で自教会が閉鎖することはない」と回答したが、礼拝出席者が週50人未満の小規模な教会ほど、存続に対する自信が揺らいでいる傾向にあった。

特筆すべきは、新設教会と既存教会の成長率の差だ。SBCのデータによれば、2000年以降に設立された教会は、過去5年間で会員数が12%増加した。一方、1950~99年設立の教会は11%、1900~49年設立の教会は13%、1900年以前設立の教会は11%と、それぞれ減少した。

マコネル氏は、次のように指摘した。

「米国の教勢は緩やかに変化していますが、停滞しているわけではありません。米国のプロテスタント教会の未来は、イエス・キリストによる救いの恵みを新しい人々に届けることにあります。米国における成長の多くは、新たな地域社会で起きています。教会開拓は、新たな地域社会や人口構成が変化している地域、あるいは既存教会が閉鎖した地域で福音を伝えるために不可欠なのです」

ライフウェイリサーチによると、2019年は閉鎖数が約4500で、新設数は約3千と、閉鎖数が約1500も上回っており、24年はその差が縮まったことになる。一方、14年は閉鎖数が約3700だったのに対し、新設数は約4千で、新設数が約300上回っていた。

教会開拓と教会成長に関する複数の著書がある米バイオラ大学付属タルボット神学校のエド・ステッツァー校長は、「今日の米国の信仰的状況において、教会開拓の重要性はいくら強調してもし過ぎることはありません」とし、次のように述べた。

「簡単に言えば、教会開拓をしなければ、成長している教派は全て縮小し、縮小している教派はさらに縮小するでしょう。教会開拓は、今日の世界における伝道的成長において最も重要な原動力です」

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ライフウェイリサーチ米国教会開拓・開拓伝道
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