最近の世界的な気候変動については、温暖化であるとか寒冷化であるとか、国によって違いがあり、地球の長期周期からすると小氷河期に来ているとか、いろいろと言われます。産業界中心の情報と科学者たちの情報とは、意外と一致しない傾向があり、真逆の研究発表があったりします。つまりは、資本主義の成熟期にあって起きている、利権がらみの研究発表だろうというのが、情報通の方々の意見です。
聖書が言う気候変動や天変地異、疫病、飢饉の預言に見る患難は、もっぱらヨハネの黙示録が基準となる傾向にありますが、意外とイエス・キリストからの預言も、気候変動や地震、疫病、飢饉、さらには戦争についてなど、具体的な内容であったりします。
1. 太陽と月
私は見た。小羊が第六の封印を解いたとき、大きな地震が起こった。そして、太陽は毛の荒布のように黒くなり、月の全面が血のようになった。(黙示録6:12)
第6の封印が解かれる前に、第1から第5の封印が開かれているので、6章を簡単に解説すると「小羊イエス・キリストが第1から第4の封印を解くと、馬に乗った悪魔からの使いが来て、①白い馬に乗った者が現れ、キリスト教が国家戦略に利用され、世界的に拡大しつつ多宗派化し、②赤い馬に乗った者が現れ、共産主義戦争で殺し合いをし、大量破壊兵器を使用しつつ、世界がグローバル化し、③黒い馬に乗った者が現れ、飢饉による暗黒支配の恐怖により、世界食糧支配が進み、④青ざめた馬に乗った者が現れ、戦争・飢饉・死病・テロで死亡者が増大し、ハデスの門も開かれ、世界人口の4分の1が死に、新しい世界秩序となり、小羊が第5の封印を解くと、⑤過去にキリスト信仰によって死んだ義人の殉教者たちが祭壇の下で叫び『いつまでさばきを行わず、地に住む者に私たちの血の復讐をなさらないのですか』と主の審判を願うと、最後の審判前に救いの白い衣が与えられました」となります。
「人の子の来るのは、いなずまが東から出て、西にひらめくように、ちょうどそのように来るのです。……だが、これらの日の苦難に続いてすぐに、太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます」(マタイ24:27、29)
2千年前に神の御子キリストが人の子イエスとして生まれ、33歳の時に十字架刑で死に、3日目によみがえり、新しい体で復活し、40日後に昇天されました。そして、御父が決めた日に最後の審判を行うため、御子イエス・キリストは再びこの世に来られます。
しかし、キリストがここに来たとか、あそこに来たとか、何年何月に来る、という偽のキリスト再臨の教えにだまされてはいけません。なぜなら、稲妻の光が1秒で地球を7周半するように、キリストは東から西に一瞬にして来られるのであり、御父が決めた日にキリストの再臨は全世界同時に全人類に知らされるからです。
「イエスは……言われた。『わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです』」(ヨハネ8:12)
キリストは世の光であり、真理の光でいのちの光ですから、偽りと死である悪魔の支配する暗闇の世に輝く真理の光です。キリストは、天地万物の創造主であり、天地万物の裁き主であり、救い主ですから、キリスト者は聖霊のバプテスマにより、真理の光といのちの光である聖霊を持つ者とされるのです。
12節を解説すると「天に空中携挙されたヨハネは見た。全人類の罪の身代わりの死で巻物を開く権威を得た小羊イエス・キリスト、神の小羊が第6の封印を解いたとき、創造主の現れのしるしである大地震が起こり、世の光であるキリストが表す裁きの火と救いの光の象徴である太陽は黒く暗くなり、キリストの光を反射する聖霊と、キリストの光を反映する義人を表す月の全面が、福音の光を放たず、赤く暗く犠牲者の血のようになる」となります。
キリストの輝きを象徴する太陽に福音の光がなくなるとは、教会が伝道せず、真の福音を語らない宗教的教会ばかりになるということです。多くの教会が、神の裁きと救いであるイエス・キリストの十字架の死と血による罪の贖(あがな)い、死からの復活、昇天などの福音を語らなくなることを意味します。
聖霊が主の栄光と力を反射させ、信仰の義人がイエス・キリストを反映させることを象徴する月がキリストの輝きを失うとは、教会の献身者が神の裁きと救いを語らなくなることを意味します。ですから、世の人々がイエス・キリストの福音を聞くチャンスを失うことを意味します。
2. 星と天
そして天の星が地上に落ちた。それは、いちじくが、大風に揺られて、青い実を振り落とすようであった。天は、巻き物が巻かれるように消えてなくなり、すべての山や島がその場所から移された。(黙示録6:13、14)
「あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。──光の結ぶ実は、あらゆる善意と正義と真実なのです──」(エペソ5:8、9)
聖霊により、いのちと真理を得て光の子となった信仰者は、善意と正義と真実という御霊による光の結ぶ実である、新生と更新の体験をします。
「太陽は暗くなり、月は光を放たず、星は天から落ち、天の万象は揺り動かされます」(マタイ24:29)
御霊により光の子となった信仰者を意味する星は天から落ち、世を照らすキリストの輝きがなくなり、天の御使いたちと空中を支配する悪霊どもとの勢力バランスも崩れて、天の万象は揺り動かされて悪魔と不信仰者が全世界を支配するようになります。
13節を解説すると「そして、真理の御霊によって光の子となった信仰者を意味する天の星が、悪魔の支配する罪と死の暗やみの世界である地上に落ちた。それは、光の結ぶ実を意味するいちじくが、大試練を意味する大風に吹かれて振り落とされるようであった」となります。
世を照らす星を意味する光の子がいなくなる理由は、教会が聖霊を語らないために、教会員たちが聖霊によって新生できず、善意と正義と真実を行うことができないため、この世にあってキリスト者の証しがなくなるからです。
14節を解説すると「地上の空である第一の天は、天の御使いたちと悪霊どもとの勢力バランスが御心のご計画により揺り動かされ、巻き物が巻かれるように、以前の霊的バランスは消失し、世界的権威者たちを表す全ての山や、強い国境力の国々を表す全ての島がその場所から移され、新しい世界秩序になる」となります。
現在の世界情勢から推測すると、世界的権威の力や国家権力、経済力などが、新しい世界秩序や経済的グレートリセットにより大改革されるのかもしれません。つまり、以前の世界的な権力構造や経済機構は全部リセットされて消え去り、新しい世界秩序になるということです。
3. 御父と小羊
地上の王、高官、千人隊長、金持ち、勇者、あらゆる奴隷と自由人が、ほら穴と山の岩間に隠れ、山や岩に向かってこう言った。「私たちの上に倒れかかって、御座にある方の御顔と小羊の怒りとから、私たちをかくまってくれ。御怒りの大いなる日が来たのだ。だれがそれに耐えられよう。」(黙示録6:15〜17)
これまでの黙示録の箇所を参考に解説すると「最後の審判が目前に迫っていることを悟った不信仰者たち、あらゆる階層の人を意味する7つの階層の人たち、王、高官、千人隊長、金持ち、勇者、奴隷、自由人は、御怒りに落とされないよう、今まで隠れていた神々のほら穴と山の岩間に隠れ、神々に言った。『私たちを完全に支配し、御父の御顔と十字架のキリストである小羊の怒りとから、私たちをかくまってくれ。最後の審判である御怒りの大いなる日が来た。裁き主に見つかったら、皆地獄行きだ』」となります。
まとめ
悪魔の使いが乗った白い馬、赤い馬、黒い馬、青ざめた馬が世に現れ、キリスト教の権威的多宗派化、グローバリズムによる戦争で世界共産主義化、飢饉による恐怖支配、戦争や死病、飢饉、テロで世界の4分の1が死亡していきます。
これらの悪魔の仕業が起こっている最中に、神のご計画により、世の光であるキリストの福音を語る教会がなくなり、聖霊のいのちの光による福音伝道がなくなり、真理の御霊によって新生した光の子である信仰者が近くにいなくなる時代を迎えます。
教会によるキリストの福音が輝かず、聖霊のいのちの光が輝きを失い、信仰者の小さな光も失えば、暗闇の支配者である悪魔による大試練の連続で不信仰者の勢いが増し、新しい世界秩序によって世界支配が完成されます。
ついに、最後の審判が近いことを不信仰者が悟る時代が来て、不信仰者はさらなる偶像崇拝をして、悪霊である神々の力で神の怒りから隠れようとします。しかし、偶像崇拝で自分の罪の目盛りを増し加えて、ハデスへの道を突き進むわけです。
まさに、信仰者がさらに信仰を成長させ、来るべき試練に耐え得る信仰の力を得ることが急務な時代がやって来ました。信仰によってできないことはなく、信じる者にはどんなことでもできるのです。
「あなたのために、私たちは一日中、死に定められている。……しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです」(ローマ8:36、37)
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