死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(28)絶えず祈り続けることは誰にも可能 米田武義

2015年8月13日17時40分 コラムニスト : 米田武義 印刷
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絶えず祈り続けることは誰にも可能

聖書にはよく、「絶えず~しなさい」というふうに、「絶えず」という言葉が出てくる。その都度、絶えず祈っていなさいというようなことが実際できるだろうかと考えてしまう。だが、「絶えず」ということは、非常に大切なことなのである。そこには大切な真理が含まれている。

私たち人間は、超能力など持っていない。特異能力を持つ人はいるかもしれないが、普通私たちが持っている能力は、四六時中実行したり考えたり、し続けないことには維持できない。一日に数分実行したり考えたりするのみで熟練した能力を発揮できる人などいない。

祈りにしても同じである。一日にディボーションを数十分しただけで他の時間は全く世的なことを行い、考えているならば、神様のために割かれた時間というのは、一日の何十分の一でしかない。神様のために時間を割くのは意味がないと言われるかもしれないが、これは最低必要な条件であるし、これなくして先に進まない。祈るということは、何も密室でのディボーションのみではない。日常生活の中においてもできる。御言葉は、日常生活の中で散発的に思い浮かび祈ることを、心につなぎ止めるのに役立つ。

では「絶えず祈り続けなさい、絶えず求め続けなさい。そうすれば与えられます」と記されてある「絶えず」は、可能であろうか。私は可能であると思っている。神様は不可能なことを私たちに求めたりしない。神様は第一に「善意のお方」である。神様は、罪人である私たちを条件付けず、ありのままで受け入れてくださったのである。罪咎(とが)のあるまま、私の元に来なさいと言ってくださった神様である。故に、第二に神様は「人間味のある、親しみあるお方」である。神様は何でも正直に良いこと、悪いこと、分け隔てなく聞いてくださる。第三に、「楽天的な気持ちで接してくださる」。やや独断的かもしれないが、私の神様は四六時中共におられる。

「わたしは、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます」(ルカ11:9)

「だからあなたがたに言うのです。祈って求めるものは何でも、すでに受けたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになります」(マルコ11:24)

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米田武義

米田武義(よねだ・たけよし)

1941年4月16日、大阪生まれ。大阪府立三国丘高等学校、国立静岡大学卒業。静岡県立清水東高校定時制教師を勤めた後、東北大学大学院、京都大学大学院(国土防災技術(株)国内留学生)で学ぶ。国土防災技術(株)を退職し、(株)米田製作所を継承する。2008年4月8日、天に召される。著書に『死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―』(イーグレープ)。

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