青木保憲
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【書評】『おばあちゃんの毒殺』 「宗教2世」の現役牧師による自叙伝的小説
青木保憲先生が執筆された『おばあちゃんの毒殺』という本の書評を依頼されたとき、「なぜ私に?」というのが正直な感想だった。というのも、青木先生とは面識がなかったからだ。同じコラムニストとして、青木先生の執筆活動に関しては知っていた。
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ラジオ伝道に風穴を開けたい!「ゴスペルの力」が熱い(4)「先発」型の伝道として
これまで何度も言及してきたラジオ番組「ゴスペルの力」のスタッフであるクリスチャン男性にインタビューをしてみた。ラジオ伝道に対する熱い思いを打ち明けてくれた彼は、新婚の30代。50代の私から見ると、まだまだ若さあふれる青年だ。
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ラジオ伝道に風穴を開けたい!「ゴスペルの力」が熱い(3)常に双方性を目指しているか
ラジオ番組「ゴスペルの力」は現在、全国30カ所近くのコミュニティーFMで放送されている。確かに音楽や説教者の人選などに、いわゆる「若い風」を感じられる。だがやはり、従来型の一方通行感は否めない。そこで私は彼らとのミーティングでこう訴えた。
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ラジオ伝道に風穴を開けたい!「ゴスペルの力」が熱い(2)届ける工夫をしているか
日本のラジオ伝道に風穴を開けたい――。そう語ってくれたラジオ番組「ゴスペルの力」のスタッフである30代のクリスチャン男性(私から見ると青年)は、明確にこう語ってくれた。「若い世代に伝わるような番組にしたいんです」
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ラジオ伝道に風穴を開けたい!「ゴスペルの力」が熱い(1)その声は誰に届いているのか
ラジオが普及したきっかけの一つに、キリスト教の伝道があったとされている。日本でも数多くの宣教団体が、ラジオ伝道に取り組んでいる。いわゆるキリスト教系ラジオ番組である。しかし一部を除けば、そのどれもが次のような「壁」にぶち当たっていると聞く。
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【書評】『高校生がこれからの人生を生き抜くためのアントレプレナーシップ』『高校生に贈る7つのエール』
今回紹介する2冊は、同郷の後輩にして、私が通っていた教会の幼なじみと結婚した須山恵一氏の「講演集」である。愛知県半田市の半田高校出身で、名古屋大学から三菱重工業に入社し、民間航空機部門の第一線で活躍した人物である。
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『読むだけでわかるキリスト教の歴史』 著者・青木保憲牧師にインタビュー
本紙にさまざまな書評や映画評を寄稿してくださっている青木保憲牧師(グレース宣教会)が25日、新刊『読むだけでわかるキリスト教の歴史』(イーグレープ)を出版した。出版の経緯や本書に寄せた思いについて話を聞いた。
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地元教会が協力「Team Yao」結成! ショッピングモールで2日間の地域密着型クリスマス伝道集会
クリスマスイブの24日とクリスマスの25日、2日間にわたって、大阪府八尾市のショッピングモール「アリオ八尾」で、地元のキリスト教会とタイアップした正真正銘(?)のクリスマスイベントが開催された。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(45)追悼、ダニー・チェンバース牧師… 青木保憲
さて、このような連載を始めようと思った最初のきっかけは、2011年3月に私が学会発表のためにメンフィスへ出向いたからである。そのことは、この連載の第1回か2回あたりで述べた通りである。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(44)イースター明け、突然の来訪者②ゴスペル(福音)の使者として 青木保憲
そう聞いたときの私の衝撃は計り知れないものがあった。なぜなら、日本人でも歌詞が多く、カラオケで歌うのにも一苦労なのに、いくらシンガーとはいえアメリカ人に「日本語のレリゴー」がほんとに歌えるのだろうか?
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神学書を読む(64)最も実用的な神学研究の一例がここに!『英米文学者と読む「約束のネバーランド」』
「神学」というと、文字通り「(キリスト教の)神に関する学問」となるが、そのレンジは広い。そして、今回取り上げるような書物もまた、大きな視点で見るなら「神学書」と表現することができよう。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(43)イースター明け、突然の来訪者①2011年の出来事 青木保憲
2011年9月に来日してくれたクライストチャーチクワイアのメンバーの一人で、2015年にソロで初来日以来、現在も毎年のように素晴らしいゴスペルの歌声を日本中に響かせてくれるシンガー、ヴァネッサ・マドックスさんのことである。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(42)ディズニーからの使者 青木保憲
ウェイン・グダイン夫妻を迎えた2014年10月に続き、12月にもナッシュビルからゲストをお迎えすることとなった。その方の名はエリシア・ブラウン。2011年のクライストチャーチ来日の際に9月にチームの一員として来日してくれた一人である。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(41)from gospel to Gospel 青木保憲
義弟との「最も小さなナッシュビルツアー」を終えた筆者は、京都の教会を退職し、大阪にある別の教会へ赴任することとなった。2014年のことである。そして以前から温めていた企画であるJAG(Japan Association for Gospels)を立ち上げた。
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SNS時代だからこそ生まれる新たな「絆」 竜巻被害に遭った米ナッシュビルと大阪の教会の交流
筆者の連載コラム「ナッシュビルからの愛に触れられて」で、米ナッシュビルを襲った竜巻被害のことをお伝えした。この支援募金に多くの方が賛同くださり、計250万円を超える寄付が与えられた。まず、おささげくださった方々に心から御礼申し上げたい。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(姉妹編)チャリティ・ロックハート(3) 青木保憲
2013年以来、毎年日本に来られ、京都祇園のクラブでの仕事の傍ら、日曜日は常にどこにでも駆けつけてくれ、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれたチャリティ・ロックハートさん。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(姉妹編)チャリティ・ロックハート(2) 青木保憲
彼女と知り合った当初、祇園で歌っていると聞いたので「じゃあ、一度お店に行くよ」と伝えたところ、「来ない方がいい。高いよ」と言われたことを覚えている。ホームページで調べた結果、彼女が正しいことを知った。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(姉妹編)チャリティ・ロックハート(1) 青木保憲
さて、今回から数回にわたって「ナッシュビルからの愛に触れられて」姉妹編をお届けする。ナッシュビルとは直接関係はないが、日本での宣教活動に大いに貢献してくれているゴスペルミュージシャン、という意味では、彼女を抜きにその後の活動は語れない。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(40)最も小さなナッシュビルツアー(3)ライフウェイ訪問など 青木保憲
2014年春のナッシュビルツアーは、表題にもあるように「最も小さなナッシュビルツアー」であった。しかし、それは規模のこと(義弟と2人)であって、その中身ではない。むしろ出会いやイベントは、最も濃厚な実りある旅であったと言ってもいいだろう。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(39)最も小さなナッシュビルツアー(2)Voices of Lee! 青木保憲
数千人が集まった Lee 大学のチャペルアワー。そこでマイクを握っていたのは、学長のポール・コーン氏であった。彼の父親も Lee 大学の学長を務めており、親子2代で大学を支えていることになる。
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