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青木保憲

青木保憲

(あおき・やすのり)

1968年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院卒業後、小学校教員を経て牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。その後、京都大学教育学研究科修了(修士)、同志社大学大学院神学研究科修了(神学博士)。グレース宣教会牧師、同志社大学嘱託講師。東日本大震災の復興を願って来日するナッシュビルのクライストチャーチ・クワイアと交流を深める。映画と教会での説教をこよなく愛する。聖書と「スターウォーズ」が座右の銘。一男二女の父。著書に『アメリカ福音派の歴史』(明石書店、12年)、『読むだけでわかるキリスト教の歴史』(イーグレープ、21年)。

記事一覧

  • 【書評】『人口減少時代の宗教の危機と対応 キリスト教はいかに対応するのか』

    本書は、基本的にキリスト教はもとより諸宗教に対しても「温かい視線」が向けられている。だから読みながら「これは僧侶の方に聞かせてあげたい」とか「新宗教もキリスト教と同じ悩みを抱えているのか」と、「目からうろこ」の体験をすることの方が多かった。

    2021年12月07日18時30分
  • 神学書を読む(76)『ICU式「神学的」人生講義 この理不尽な世界で「なぜ」と問う』

    国際基督教大学(ICU)で「キリスト教概論」を教えておられる魯恩碩(ロ・ウンソク)氏が、自身の講義を学生との対談形式にして出版した一冊。かつて取り上げた佐藤優氏の『「悪」の進化論』と似た形式である。

    2021年11月30日18時02分
  • 「ディア・エヴァン・ハンセン」に見る現代人の心の傷 それを癒やすものとは・・・

    SNSの功罪をここまで見事に人間の心情の揺れ動きとリンクさせた作品は今まで観たことがない。しかしこの作品の肝は、主人公の事の顛末ではない。その過程を丹念に描くことで、観客の中に存在している「エヴァン・ハンセン」を見いださせることにある。

    2021年11月29日12時08分
  • 少子化時代における教会の「次世代」のために(4)

    「教会から若者がいなくなってしまう」。そう嘆く声を耳にすることがある。人口分布を詳細に観察するまでもなく、教会は高齢者が多くなり、若者が減っている。教会は社会の縮図だと言っていいだろう。だがそれを嘆いていても始まらない。

    2021年11月25日15時57分
  • 少子化時代における教会の「次世代」のために(3)

    教育を考えることが、実は教会の次世代を育成することにつながると私は考えている。その観点から、今回は本シリーズの第1回で紹介した5冊のうち3冊を短くレビューしてみたい。興味がある本からでいいので、まずは手に取って読んでみてもらいたい。

    2021年11月24日21時23分
  • 少子化時代における教会の「次世代」のために(2)

    教会と教育についてあれこれ考えるようになったのは、自身の大学受験体験によるところが大きい。18歳という最も多感な時期に「キリスト教的不条理」を間近に見たからである。

    2021年11月23日23時44分
  • 少子化時代における教会の「次世代」のために(1)

    若者たちが教会に足を向けるきっかけとなるようなものは存在しないのか。そう考え続けて、私もいつしか50歳を越えてしまった。そして一つの活路を見いだした。少子化時代における教会の「次世代」のために、これから幾つかの本を紹介したい。

    2021年11月22日16時07分
  • 牧師の私に「聖なる保険屋」であることを教えてくれた『超★営業思考』

    どうあがいても、日本のキリスト教人口は伸びていない。だから「リバイバルよりサバイバル」などと自虐的に語られることになる。これは、私のように50歳を過ぎた者が幼少の頃から変わっていない。そんな現状に風穴を開けることになるのだろうか。

    2021年11月12日11時46分
  • 神学書を読む(75)山本芳久著『キリスト教の核心をよむ』

    かねがね思っていることだが、「神学」という用語は、とてもとっつきにくい印象を与えてしまう。「難しい」「私には無理」「それは牧師先生たちで・・・」。そんな声が聞こえてきそうだ。

    2021年11月06日22時22分
  • 神学書を読む(74)小山大三著『現代ペンテコステ運動の歴史―アズサ・リバイバルから第四の波まで』

    ペンテコステ運動の歴史をまとめるのはとても難しいといわれている。そんな中、岐阜純福音教会顧問牧師の小山大三氏が、ペンテコステ運動の歴史を短く、的確にまとめて出版したことは、大いに歓迎すべきことである。

    2021年10月30日18時13分
  • これぞゴスペル映画、これこそ理想のクリスチャン映画! アレサ・フランクリン伝記映画「リスペクト」

    自称「シネマ牧師」として映画を観続けてきたが、ここ数カ月はベスト級の作品と巡り合う確率が異様に高い。11月5日公開予定の「リスペクト」は、今年ベストのみならず、生涯ベストクラスの衝撃と感動が全身に走り渡った作品であった。

    2021年10月16日15時30分
  • 神学書を読む(73)宗教家必読の一冊『宗教の本性 誰が「私」を救うのか』

    本書は、「宗教」とされる団体、またはその関連施設に関わる人が一度は読むべき一冊である。往々にして「宗教家」(特定宗教を社会に浸透させることを生業とする人々)は、己の信奉する「宗教的世界観」のみを「真理」として受け止めてしまう傾向が強い。

    2021年10月12日20時49分
  • 映画「空白」は今年のベスト暫定1位だ! 振り回しながらも最後は見事な着地を決めるヒューマンサスペンス

    圧巻。この一言に尽きる。東京国際映画祭で特集上映が組まれることからも分かるように、これからの日本映画を間違いなくけん引していく監督の一人、吉田恵輔監督の最新作。物語は、女子中学生が万引きをとがめられ、店の奥に連れ込まれるところから始まる。

    2021年10月07日15時50分
  • 神学書を読む(72)アカデミズムの幕の内弁当(豪華版)! 佐藤優氏の集中講義を忠実に再現した『「悪」の進化論』

    博覧強記とはまさにこのことである。本書『「悪」の進化論 ダーウィニズムはいかに悪用されてきたか』は、作家にして神学者の佐藤優氏が同志社大学京田辺キャンパスで行ったサイエンスコミュニケーター養成副専攻の集中講義を、ほぼ完全収録したものである。

    2021年09月29日19時53分
  • 「一匹の羊に目を留めるべきことを訴える秋の良作」紹介(2)「護られなかった者たちへ」

    前回は、「赤い原罪」という韓国映画を取り上げた。モノクロの102分という、どちらかといえばあまり一般受けしない映画であった。今回取り上げるのは、日本の名優たちが共演する社会派エンタメドラマ「護(まも)られなかった者たちへ」である。

    2021年09月28日11時16分
  • 「一匹の羊に目を留めるべきことを訴える秋の良作」紹介(1)「赤い原罪」

    理想と現実の歪みがコロナ禍でさらに顕在化されつつある現在、この問題を私たちに鋭く突き付けてくる映画2作品が相次いで10月に公開される。今回はこの両作品を「一匹の羊に目を留めるべきことを訴える秋の良作」と題して、2回に分けて紹介してみたい。

    2021年09月24日15時41分
  • 「MINAMATA―ミナマタ―」 人間の尊厳を静かに物語る秀作

    写真は「動かぬ」証拠として古今東西を問わず、あらゆる場面で用いられている。人がいくら言葉巧みに論を展開し、策を弄したとしても、「百聞は一見に如かず」のことわざのように、一枚の写真は「動かない」が、人の心を、そして現実を「突き動かし」てきた。

    2021年09月22日14時55分
  • ムロツヨシが現代のヨセフに? 「マイ・ダディ」が単なる人情ドラマに収まらない理由

    ムロツヨシ主演、しかも演じるのは牧師、そして「父娘モノ」ときたら観ないわけにはいかない。本作「マイ・ダディ」は、「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM」で2016年に準グランプリを受賞した金井純一監督の最新作でもある。

    2021年09月17日18時50分
  • 聖書と哲学の「橋渡し」に最適!『聖書を読んだら哲学がわかった』

    今や「ツイッターの寵児」に収まらないMAROさん。『上馬キリスト教会の世界一ゆるい聖書入門』を講談社から発刊して以来、毎年のように新刊を出している。さて、新刊『聖書を読んだら哲学がわかった』は、今までの「キリスト教」「聖書」モノから若干外したテーマを扱っている。

    2021年09月15日11時16分
  • キリスト教界はどうしてる? 『不要不急 苦境と向き合う仏教の智慧』を鏡に現代キリスト教界へ提言する!

    コロナ禍、感染拡大、人流を減らす、三密、緊急事態宣言――。わずか2年前には、こんな言葉が私たちの周りで行き交うなど想像もしていなかった。しかし確実に「コロナ以前」と「コロナ後」では、私たちの生活、そして世界全体が変わってしまうだろう。

    2021年09月06日20時28分
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