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青木保憲 青木保憲 (あおき・やすのり)  

1968年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院を卒業後、小学校教員を経て牧師を志し、アンデレ宣教神学院へ進む。その後、京都大学教育学研究科卒(修士)、同志社大学大学院神学研究科卒(神学博士、2011年)。グレース宣教会牧師、同志社大学嘱託講師。東日本大震災の復興を願って来日するナッシュビルのクライストチャーチ・クワイアと交流を深める。映画と教会での説教をこよなく愛する。聖書と「スターウォーズ」が座右の銘。一男二女の父。著書に『アメリカ福音派の歴史』(2012年、明石書店)。

記事一覧

ドナルド・トランプ・福音派

米司法界が保守化? 「中間派」ケネディ判事引退が示す米国事情と「福音派」(3)

前回はいわゆる「保守派」が長年悲願としてきた事柄に、ロー対ウェイド判決の翻意があることを述べた。ここに至ってやっと「福音派」が登場してくる。彼らは1980年代以降に一部が政治化し、その後も存在意義を政治の世界でアピールしていくこととなる。

2018年07月15日18時50分

トランプ米大統領が新最高裁判事にブレット・カバノー氏を指名 「保守傾向の高まり」に懸念の声

トランプ米大統領が新最高裁判事にブレット・カバノー氏を指名 「保守傾向の高まり」に懸念の声

「中間派」として知られる米連邦最高裁のアンソニー・ケネディ判事が今月末の引退を表明したことを受け、ドナルド・トランプ米大統領は現地時間9日、首都ワシントンの連邦控訴裁(高裁)判事を務めるブレット・カバノー氏(53)を指名した。

2018年07月10日19時09分

米司法界が保守化? 「中間派」ケネディ判事引退が示す米国事情と「福音派」(2)

米司法界が保守化? 「中間派」ケネディ判事引退が示す米国事情と「福音派」(2)

前回はケネディ判事就任までのゴタゴタをまとめることになった。米連邦最高裁判事は、単に大統領が指名したら終わりではなく、その後に審査が上院議会で行われるため、政治的な駆け引きの道具と見なされる一面があることは、お分かりいただけたであろう。

2018年07月07日18時29分

オウム真理教

「宗教は怖い?」 麻原彰晃らの死刑執行に思う「オウム事件」が私に与えた功罪

6日、サッカー・ワールドカップの興奮冷めやらぬ日本に、ある種の激震が走った。歴史的な大雨による被害が次々と報告される中、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚をはじめとするオウム真理教の元幹部7人の死刑が執行された。

2018年07月06日19時01分

米司法界が保守化? 「中間派」ケネディ判事引退が示す米国事情と「福音派」(1)

米司法界が保守化? 「中間派」ケネディ判事引退が示す米国事情と「福音派」(1)

米連邦最高裁判事の1人で、1988年にレーガン大統領の指名を受けて就任したアンソニー・ケネディ判事が、7月末で引退することを表明した。勤続30年の大ベテランにして、保革どちらにもくみしないいわゆる「中間派」の判事として米司法界をけん引した。

2018年07月02日19時17分

米国の移民規制に一つの結論が! 揺れているのは「建国の理念」?

米国の移民規制に一つの結論が! 揺れているのは「建国の理念」?

現地時間26日、米国のドナルド・トランプ大統領の就任以来大きな混乱の種となっていた移民規制に関する大統領令について、連邦最高裁が一つの結論を出した。それは大統領の主張を認めるというもの。

2018年06月28日18時33分

神学書を読む(30)仲正昌樹著『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』

神学書を読む(30)仲正昌樹著『悪と全体主義 ハンナ・アーレントから考える』

6月に入って以来、暗いニュースが続く。例えば5歳の女の子が虐待死させられた事件。親は「指導」の一環と称して「ゆるしてください。もうしません」と女の子に反省文を書かせていた。また、新幹線で鉈を振り回し、無差別に人々を殺傷した事件が発生した。

2018年06月23日23時26分

映画「空飛ぶタイヤ」に見る各々の「戦い方」、その要となるシンプルな感情―信じ、希望を持ち、愛すること

映画「空飛ぶタイヤ」に見る各々の「戦い方」、その要となるシンプルな感情―信じ、希望を持ち、愛すること

ベストセラー作家、池井戸潤の名作『空飛ぶタイヤ』を初めて映画化した本作。2013年のテレビシリーズ「半沢直樹」に始まる「池井戸ワールド」は、その後も着実にヒットを飛ばす。

2018年06月18日16時21分

神学書を読む(29)宮崎賢太郎著『潜伏キリシタンは何を信じていたのか』

神学書を読む(29)宮崎賢太郎著『潜伏キリシタンは何を信じていたのか』

本書の著者、宮崎賢太郎氏は長崎県で長年「隠れキリシタン」を研究してきた第一人者である。「難しい話を分かりやすく語れるのがプロ」とはよく言ったもので、本書の構成は見事にこのプロ意識を感じられるものとなっている。

2018年06月14日7時59分

ナッシュビルからの愛に触れられて(21)ブラックゴスペルの大御所!アンジェラ・プリム来日!

ナッシュビルからの愛に触れられて(21)ブラックゴスペルの大御所!アンジェラ・プリム来日! 青木保憲

2012年の来日メンバーの中に、ひと際異彩を放つ人物がいた。彼女の名はアンジェラ・プリム(これ以降、アンジーと表記)。写真に写っているその姿から、ただものではない感じがありありと分かる。クリス氏に彼女のことを聞いてみた。

2018年06月12日22時39分

「同性婚ケーキ作り拒否裁判」に見る保革の主導権争いと米最高裁判事の任命制度

「同性婚ケーキ作り拒否裁判」に見る保革の主導権争いと米最高裁判事の任命制度

保守的キリスト信仰を持つケーキ店主ジャック・フィリップ氏が、2012年に同性婚カップルのためのウェディングケーキを作ることを拒否したことに端を発する係争に、米連邦最高裁が判断を下した。7対2でフィリップ氏を擁護する判決を言い渡したのである。

2018年06月06日17時00分

これは仏教版「開拓伝道のススメ」だ! 『お寺はじめました』に見る宗教界の未来と不安

これは仏教版「開拓伝道のススメ」だ! 『お寺はじめました』に見る宗教界の未来と不安

『お寺はじめました』というタイトルからして分かりやすい。31歳の僧侶、渡邊源昇(げんしょう)氏がいかにしてゼロからお寺を建て上げたかを分かりやすく解説した本である。これはキリスト教用語で言うところの「開拓伝道」仏教版である。

2018年06月03日23時41分

日大アメフト事件、モリカケ問題にも通じる映画が! 「ア・フュー・グッドメン」に見る「正義」の力

日大アメフト事件、モリカケ問題にも通じる映画が! 「ア・フュー・グッドメン」に見る「正義」の力

5月6日に日大と関学との間で行われたアメフトの定期戦。そこで行われた悪質なタックルをめぐって日本中が混乱と喧騒(けんそう)の中にある。この事件を聞いたときに、ふと思い出した忘れられない名作がある。「ア・フュー・グッドメン」である。

2018年05月31日14時30分

神学校教育に一石投じる 「拓成学院」が日本の福音宣教へ示すもの(3)

神学校教育に一石投じる 「拓成学院」が日本の福音宣教へ示すもの(3)

2017年4月から始まった「拓成学院」。彼らのユニークな学びは、前回、前々回でその概要を紹介できたと思われる。彼らのような方向性は、果たして日本のキリスト教界にどのようなインパクトを与えることになるのだろうか。

2018年05月29日16時06分

神学書を読む(28)聖書正典化の歴史がこの1冊でよく分かる! 『聖書の成り立ちを語る都市』

神学書を読む(28)聖書正典化の歴史がこの1冊でよく分かる! 『聖書の成り立ちを語る都市』

さて、皆さんは以下の文言をどう受け止めるだろうか。ロバート・R・カーギル著『聖書の成り立ちを語る都市 フェニキアからローマまで』の終章の書き出し部分である。カーギル氏は米国の考古学者、聖書学者である。

2018年05月28日19時44分

「超越したもの」への憧憬と畏怖をリアルに描くファンタジー、映画「海を駆ける」

「超越したもの」への憧憬と畏怖をリアルに描くファンタジー、映画「海を駆ける」

何とも不思議な物語である。カンヌ映画祭を沸かせた若手監督、深田晃司が前作「淵に立つ」以来2年ぶりにメガホンを取った作品。脚本も編集も監督自身が行っていることから分かるように、すべてを深田氏自身がマネージメントしている作品ということができる。

2018年05月25日19時19分

ナッシュビルからの愛に触れられて(20)2年目を迎えて「Holy Ground」のジェロン・デイヴィス登場!

ナッシュビルからの愛に触れられて(20)2年目を迎えて「Holy Ground」のジェロン・デイヴィス登場!

ナッシュビルとの運命的な出会い、そして結果的に3カ月ごとに深めていった友情、これらは2011年の出来事として、私の中で一生忘れることのないものとなろう。

2018年05月23日7時12分

神学校教育に一石投じる 「拓成学院」が日本の福音宣教へ示すもの(2)

神学校教育に一石投じる 「拓成学院」が日本の福音宣教へ示すもの(2)

2017年4月から始まった「拓成学院」。平日朝6時から20代前後の若者たちが集まり、熱心に学んでいる。彼らのユニークな学びを紹介するとともに、「21世紀の日本に必要とされる『神学校教育』とは何か」を2回に分けて大胆に提言をしてみたいと思う。

2018年05月22日7時16分

一足お先に試写!「炎のランナー」のその後を描く「最後のランナー」がついに日本公開

一足お先に試写!「炎のランナー」のその後を描く「最後のランナー」がついに日本公開

「炎のランナー」といえば、あの有名なテーマソングが思い浮かぶ。シンセサイザーで奏でられる重厚かつ斬新なメロディーは、今でも時々口ずさんでしまう。海岸線をイケメンたちが走るその様は、英国紳士の洗練された青春ドラマを髣髴とさせる。

2018年05月19日16時24分

たとえ全世界を手に入れても・・・ 映画「ダリダ 甘い囁き」に見え隠れする「本当の幸せ」

たとえ全世界を手に入れても・・・ 映画「ダリダ 甘い囁き」に見え隠れする「本当の幸せ」

フランスの国民的スターにして歌姫であるダリダ。彼女は1950年代から80年代にかけ、常に第一線で活躍し続けた。アラン・ドロンとのデュエット曲「甘い囁き」は全世界でヒットし、彼女の歌の多くは日本でもカバーされた。

2018年05月17日23時07分

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