京都ノートルダム女子大学(京都市左京区)は11月26日、次期学長に現代人間学部教授の酒井久美子氏(63)を選任したと発表した。現学長の中村久美氏が来年3月末で任期満了となるのに伴うもの。同大を運営する学校法人ノートルダム女学院が、25日に開いた理事会で決定した。
京都ノートルダム女子大学は4月、来年度以降の学生募集を停止すると発表している。酒井氏は学生募集が停止する来年4月に就任することになる。
酒井氏は1962年生まれ。85年ノートルダム女子大学(現京都ノートルダム女子大学)文学部卒業。2002年同志社大学大学院文学研究科修士課程修了、07年同博士課程単位取得後退学。1986年からノートルダム女子大学で勤め始め、副手、助手、講師、准教授を経て、2021年教授。専門は社会学、地域研究。
京都ノートルダム女子大学はノートルダム教育修道女会が母体となり、1961年に創立された。「英語のノートルダム」と呼ばれるなど、英語教育に定評があり、カトリック精神を基盤とした国際教育、情報教育、女子のライフキャリア教育を特色としている。

















