カトリックとプロテスタントの諸教会が合同で開催する「キリスト教一致祈祷週間」が、今年も1月18日から25日まで全世界で行われる。今年のテーマは、「からだは一つ、霊は一つです。それは、あなたがたが、一つの希望にあずかるようにと招かれているのと同じです」(エフェソ4:4)。
8日間の期間中、世界中のさまざまな伝統や信条を持つキリスト者たちが、それぞれの地で集会を開き、洗礼を受けた全ての人の一致を求めて祈りをささげる。
毎年のテーマの選定や各種資料の作成は、その年の担当国・地域の諸教会が行なっている。今年は、アルメニア使徒教会が、アルメニアのカトリック教会、福音派諸教会と共に担当した。今年の資料は、アルメニアの人々が何世紀にもわたって用いてきた祈りと嘆願の伝統、そして古いものでは4世紀にまでさかのぼるアルメニアの修道院や教会で生まれた聖歌に基づいている。
キリスト教一致祈祷週間は1908年、米メリーランド州出身のポール・ワトソン神父の提案で始まった。ワトソン神父は聖公会の司祭だったが、アッシジの聖フランシスコに強く憧れ、キリスト教の再一致を求めて新しい修道会「アトンメントのフランシスコ会」を設立。当時祝われていた聖ペトロの祝日(1月18日)と、聖パウロの祝日(1月25日)を結ぶ8日間を、キリスト者の一致を求める週間と定めて祈るようになった。
その後、1916年に当時のローマ教皇ベネディクト15世が、祈祷週間の順守を求める教書を公布するなどし、全世界に広がっていった。第2バチカン公会議後の1968年以降は、ローマ教皇庁キリスト教一致推進評議会(PCPCU)と世界教会協議会(WCC)が、参加を呼びかける小冊子を毎年共同で発行するようになった。日本では、カトリック中央協議会と日本キリスト教協議会(NCC)が共同で邦訳し、ポスターと共に配布している。
小冊子の内容は、▽テーマの解説、▽エキュメニカル礼拝式文、▽8日間の聖書の黙想と祈り、▽担当国・地域のエキュメニズムの紹介など。期間中だけでなく、一致を求める個人の祈りや共同の祈りのために年間を通して使用できるようになっている。
小冊子・ポスターは無料(送料は要負担)で配布している。一方、小冊子はダンロード可能なPDF版も用意している。
小冊子・ポスターの申し込みは、カトリック、プロテスタントで受付窓口が異なる。カトリックは、カトリック中央協議会エキュメニズム部門(FAX:03・5632・4465)が、専用のFAX申込書で受け付けている。一方、プロテスタントは、NCCが専用フォームで小冊子の申し込みを受け付けている。
キリスト教一致祈祷週間の関連行事として、国内で予定されている集会の一覧はこちら。

















