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子育てパパのキリスト教ひとり言(2)愛について
ギリシャ語には「愛」を表す言葉がいくつかあり、その中に「エロス」がある。日本で「エロス」というと、何だか大声では言いづらい言葉のような感じもするが、男女間の愛を指す言葉だ。 しかし、もともとは「価値のあるものを認める」という意味である。
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神声人語―御言葉は異文化を超えて―(57)主かく語りたもう 浜島敏
神が啓示のために使われた語彙(ごい)には、心に関する言葉とか、教義上、重要な意味を持っている言葉だけではなく、日常生活で体験することを表す言葉も含まれています。それらの体験は天来の正確さで表現されています。
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福音の回復(71)人を苦しめているものは何?―十字架に死ぬ― 三谷和司
人を苦しめているものは一体何なのだろう。人は何に苦しめられているのだろうか。実は、人を真に苦しめているのは内側の苦しみである。聖書はその様子を、次のように表現している。
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ブーゲンビリアに魅せられて(10)前向きに明るく生きる―厳しい暮らしの中で 福江等
マニラの神学校の学生たちの中に、特に厳しい状況に置かれている人たちが少なからずいることは、すでに前回書いた通りです。にもかかわらず、前向きにひたむきに歩んでいる人たちから、多くのことを学ばされます。
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なにゆえキリストの道なのか(164)神はなぜ人を裁くのか? 正木弥
神は人を自由意思を持つものとしてお造りになりました。その自由意思により、人は神に従うか、神よりも自分の考えを基に生きるか(即ち、自分を神の立場にするか)、どちらをも自由に選択できる存在とされました。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(24)ナッシュビルツアー2012・その1 青木保憲
昨年のナッシュビルツアーに引き続き、2012年も学生たちを連れてツアーを敢行した。昨年のツアーは観光がメインであったが、今年はそこにもう一つミッションが加えられた。
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心に太陽を持て 佐々木満男
「君、なんでそんなに明るく楽しそうなんだ?」。学生の頃、バイト先の同僚で、いつも歌をうたいながら仕事をしている男がいた。私はその頃、すべてが思い通りに行かず、将来に失望して落ち込んでいた。
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主は生きておられる(75)「しか」ではなく「も」 平林けい子
年を重ねると No more than this これしかないと思ってしまう。立ち止まって考えると、no less than this これもある。おや、これもある。おや、あれもある。年を重ねるからといって「しか」だけ増えることはない。「も」をもっとしっかり見つけたい。
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温故知神―福音は東方世界へ(108)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本53 川口一彦
中国が栄えていたときは、東西南北から多くの民族がその益を被るために来ていたことを記します。ここに東方の国とあるのは、恐らく中国から見て日本のことなら、遣唐使のことを指しているのかと考えます。
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雪よりも白く(9)信じる喜び 榮義之
歌を歌わないで生きてきましたが、教会ではいつも賛美歌を歌います。最初の頃は黙って口だけ動かし、歌詞だけを口ずさんでいました。有名な賛美歌「いつくしみ深き 友なるイエスは・・・」を聞いたとき、イエス様が共にいる恵みを知りました。
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月桃通信(5)玉城デニー新知事誕生 国が潰せなかったウチナーのチムグクル 石原艶子
前号の月桃通信は強い危機感を持って書きました。それは名護方式という、あの名護市長選挙での敗北が悪夢のように付きまとっていたからです。もし知事選に敗北したらもう後はないと思いつめ、最悪な事態までも考える中でただ神の助けを祈っていました。
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子育てパパのキリスト教ひとり言(1)心で実感する
「愛しているよ」「大事だよ」「生まれてきてくれてありがとう」。この言葉を言われて心から実感する人はどのくらいいるだろうか。恋人から「愛しているよ」、友人から「大事だよ」、親から「生まれてきてくれてありがとう」。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(5)新島襄 篠原元
問題です。20XX年△月〇日正午ごろ、東京都渋谷区の閑静な住宅街で、計画犯によって連続して6人の人が刺されるという事案が発生した。被害者の中には、あなたの友人Aも含まれている。
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闇から光へ~的外れからの解放~(69)ギリギリの生活 佐伯玲子
離婚から8カ月後の2010年3月。息子と家を出て、近くにある2棟建ての小さなアパートに住み始めました。ここから始まった母子家庭生活は、ますます波乱の連続でした。
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ブーゲンビリアに魅せられて(9)父を憎んだけれど―フィリピンの貧困 福江等
フィリピンは、貧富の差が天と地ほど開いています。全人口の数パーセントが国の富を握っており、残りの大多数は貧困層に属しています。貧困層の人々は、どうしてもそこから抜け出る道が見いだせないのです。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(54)「信じる(信仰を持つ)」とは? 広田信也
この世界は、神様の恵みが満ち溢れているが、その恵みを受け取るため、神様は人に「信仰」という賜物を与えてくださった。聖書には、「人は信仰によって救われる」と一貫して記されている。「信仰」は、人が人生の中で受け取るべき、祝福の扉のようなものだ。
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なにゆえキリストの道なのか(163)救われた後の人生の意味は? 正木弥
救われた後の人生の意味は何か。人のこの世の人生の意味は、キリストを信じて救われること。キリストに出会い、信じることが人生最大の課題、必須の仕事、不可欠の準備である、といえます。
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主は生きておられる(74)種蒔く人 平林けい子
種を蒔けば芽が出る。主に聞かれた。あなたはどこでどんな種を蒔きましたか。私はイエス様から十字架の愛の種を頂いている。出て行って真の神様を伝えるため、愛・喜び・平安・寛容・親切・善意・誠実・柔和・自制の実を結ぶ種を蒔きましたか。
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コヘレト書を読む(9)「4つの時」―点的な時・時間・無限・神の永遠― 臼田宣弘
前回、「食べて飲むことを神様からのプレゼントとして受け取る」ということを、コヘレトが最も大切にしていると書かせていただきました。今回は、大切にしているそのことを、コヘレトが「時」という観点で展開させていることをお伝えしたいと思います。
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記憶に残る3人の老人 穂森幸一(115)
私は中学3年の時に教会に通い始めました。田舎の小さな教会でしたが、Kさんという老人はとても印象深い方でした。Kさんは日曜日の礼拝出席を一度も欠かしたことがなく、また遅刻したこともありませんでした。
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