Skip to main content
2026年1月22日22時45分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 中東
イスラム国(IS)

イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

2025年10月23日23時53分
  • ツイート
印刷
関連タグ:イスラム国(IS)イラクシリア正教会カルデア典礼カトリック教会ルイス・ラファエル・サコ
「イスラム国」に破壊されイラクの歴史的教会、修復作業終え8年ぶりに再開+
イラク北部モスルにあるカルデア典礼カトリック教会のアル・タヒラ教会で行われた再開を記念する式典=15日(写真:カルデア総大司教庁)

イラク北部モスルにある2つの歴史的教会が15日、過激派組織「イスラム国」(IS)の支配から8年を経て正式に再開した。この日に行われた式典には、教会関係者だけでなく、政治家や国連機関の代表者、地元住民らが出席。減少するモスルのキリスト教徒にとって、象徴的な復興の兆しとなった。

再開したのは、7世紀にまで歴史をさかのぼるシリア正教会の聖トマス教会と、カルデア典礼カトリック教会のアル・タヒラ教会。聖トマス教会は使徒トマスがインドへ向かう途中に滞在した場所に建てられたとされ、アル・タヒラ教会は1743年にペルシャの侵略者から町を守ったとされる聖母マリアの顕現を記念している。

両教会が位置するモスル旧市街は、2014年から17年にかけてISの支配下に置かれていたが、その間、聖トマス教会は刑務所に転用され、アル・タヒラ教会は爆破され廃墟と化していた。

その後、22年に両教会の修復が、紛争後の地域に文化的ランドマークを再生する取り組みの一環として始まった。修復は、文化遺産の保護を行っている国際組織「アリフ財団」が主導し、イラク国家考古遺産委員会が協力した。また、パリに拠点を置くカトリック慈善団体「東方事業団」が、フランス国立文化遺産研究所の指導の下、修復作業を管理した。

修復チームはまず、現場から地雷や爆発物を除去することから作業を始めた。慎重に修復されたものの中には、聖トマス教会の13世紀に造られた雪花石膏(せっこう)製の扉があった。この扉は、ファルシュとして知られる地元の大理石から彫られ、12使徒と一緒にキリストが描かれている。

両教会の鐘は、大火災に遭ったノートルダム大聖堂の鐘も修復したフランスのコルニーユ・アバール鋳造所によって鋳造された。鐘には「真理はあなたがたを自由にする」(ヨハネ8:32)や、「私は、平和をあなたがたに残し、私の平和を与える」(同14:27)という聖句が刻まれた。

修復プロジェクトを支えるため、3年間訓練を受けた地元出身のファディさん(27)は、バチカンニュース(英語)に対し、教会の再開は難民となったキリスト教徒にとって「希望の兆し」だと語った。

「(教会の再開は)国外に住むキリスト教徒に、モスルの状況が改善し、故郷に戻れることを示すものです」

カトリック系メディア「ゼニット」(英語)によれば、モスルのキリスト教徒人口はかつて、全住民約200万人の14パーセントを占めていたが、現在では60世帯未満にまで減少している。

カルデア典礼カトリック教会のナジブ・ミカエル・ムッサ大司教は式典後、「これらの教会は単なる石造物ではありません。信仰と歴史、共同体の記憶そのものなのです」と語った。その上で、修復は「信仰は傷つくことはあっても消えることはない」ことを示すものであり、鐘の音は「信者だけでなく未来をも呼び起こす」ものだと述べた。

両教会でそれぞれ15日に行われた式典は、モスル市民に再開を伝える公的な行事として行われた。これとは別に、聖トマス教会は前の週に、アル・タヒラ教会は16日に、それぞれの教派の伝統に従った献堂式を行った。

シリア語圏のキリスト教メディア「シリアックプレス」(英語)によると、アル・タヒラ教会の式典には、カルデア典礼カトリック教会のルイス・ラファエル・サコ総大司教のほか、シリア正教会のモル・イグナティウス・アフレム2世総主教も出席した。また、イラクのアハメド・バドラニ文化相、モスルのあるニーナワー県のアブドルカーディル・ダヒール知事、フランスのパトリック・デュレル駐イラク大使、また国連教育科学文化機関(ユネスコ)や東方事業団の代表者らが出席した。

サコ総大司教は、「(アル・タヒラ教会の再開は)単なる石の修復ではなく、信頼の回復です。モスル市民とイラク全土への平和と希望のメッセージなのです」と述べた。また、かつてモスルには13のカルデア典礼カトリック教会と3つの修道院があったことに触れ、その大半が現在廃墟となっていると指摘。「モスルは7世紀末にイスラム教徒が到来するはるか以前から、キリスト教の拠点でした」と強調した。

そして、相互信頼と人間的・友愛的・国民的関係を訴え、「過激主義と党派主義は国家も平和も築けません」と警告。社会を友愛、尊重、他者受容の価値観で再建する必要性を訴えた。

サコ総大司教はまた、イランが支援するバビロン運動(ライアン・キルダニ氏が率いるイラクの政党)を直接非難し、「われわれキリスト教徒には民兵組織など存在しません。仮にそのような集団があったとしても、それはキリスト教の倫理とは無関係であり、われわれはそれを認めません」と述べた。その上で、イラクのキリスト教徒は、法的・政治的一貫性と安全保障戦略の下で、完全かつ平等な権利を持って生活できるべきだと訴えた。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:イスラム国(IS)イラクシリア正教会カルデア典礼カトリック教会ルイス・ラファエル・サコ
  • ツイート

関連記事

  • 「イスラム国」のモスル占領から10年、今も支援必要とする現地のキリスト教徒

  • フィリピンでカトリックのミサ狙った爆発、4人死亡 「イスラム国」が犯行声明

  • 「イスラム国」系グループ、キリスト教徒11人を殺害 モザンビーク

  • 「イスラム国」に破壊されたイラクの教会で8年ぶりのミサ 復活祭祝う

  • 教会爆破を計画、シリア人難民に禁錮17年超 「イスラム国」に物的支援

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「ひふみん」で親しまれた加藤一二三氏死去、86歳 カトリックの将棋棋士

  • ドニー・マクラーキン牧師の件で日本の皆さんに伝えたいこと

  • お薦めのボンヘッファー入門書3冊 映画を観て興味を持った人のために

  • 山上徹也被告に無期懲役の判決 安倍晋三元首相銃撃事件

  • 圧倒的な勝利者 穂森幸一

  • 無料オンライン講座「キリストの基礎知識コース」第11期受講者募集 2月14日開講

  • 世界最悪は北朝鮮、死者が最も多いのはナイジェリア 迫害国50カ国まとめた報告書発表

  • ワールドミッションレポート(1月22日):中東・北アフリカ 「自分の言葉」で聞くとき、心が震える―加速する聖書翻訳の波

  • 大きな喜びを引き寄せる御言葉の恵み 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(262)聖書と考える「おコメの女」

  • ドニー・マクラーキン牧師の件で日本の皆さんに伝えたいこと

  • 世界最悪は北朝鮮、死者が最も多いのはナイジェリア 迫害国50カ国まとめた報告書発表

  • 「ひふみん」で親しまれた加藤一二三氏死去、86歳 カトリックの将棋棋士

  • カトリックとプロテスタントが合同開催 キリスト教一致祈祷週間、18日から

  • 「信徒の友」「こころの友」などが休刊へ、日本キリスト教団出版局の事業整理・縮小で

  • お薦めのボンヘッファー入門書3冊 映画を観て興味を持った人のために

  • 無料オンライン講座「キリストの基礎知識コース」第11期受講者募集 2月14日開講

  • 山上徹也被告に無期懲役の判決 安倍晋三元首相銃撃事件

  • 同志社前総長の大谷實氏死去、91歳 犯罪被害者支援に尽力

  • 大きな喜びを引き寄せる御言葉の恵み 万代栄嗣

  • いのちのことば社元職員が不適切な会計処理、数千万円規模か 社長は引責辞任へ

  • いのちのことば社、元職員の不適切な会計処理巡る質問・意見への回答を公表

  • 米福音派の著名作家、フィリップ・ヤンシー氏が不倫を告白 執筆・講演活動から引退

  • 米のベネズエラ攻撃・大統領拘束に対する現地の福音派キリスト者の反応

  • ドニー・マクラーキン牧師の件で日本の皆さんに伝えたいこと

  • 「信徒の友」「こころの友」などが休刊へ、日本キリスト教団出版局の事業整理・縮小で

  • 英ポルノ女優リリー・フィリップスさんが受洗 心からの回心?売名行為? 真意巡り議論

  • 世界最悪は北朝鮮、死者が最も多いのはナイジェリア 迫害国50カ国まとめた報告書発表

  • 日本聖書神学校、2026年度から「基礎科」新設

  • 「ひふみん」で親しまれた加藤一二三氏死去、86歳 カトリックの将棋棋士

編集部のおすすめ

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.