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子育てパパのキリスト教ひとり言

子育てパパのキリスト教ひとり言(19)聖書には誤りがない?

2019年2月12日12時36分 コラムニスト : 箕輪勇気
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聖書/Bible/子ども/子供+
※ 写真はイメージです。(写真:Free-Photos)

聖書は特別啓示(神からの直接的な啓示)であるが、「聖書には誤りがないのか」という疑問は当然出てくる問題だ。

よく福音派は「原典において誤りがない」という表現をしてきたが、しかしそれは原典が存在しない現代において確かめようのないものである。今、私たちが手にしている聖書は、多くの写本を底本とし、またそれを自分たちの言葉に翻訳したものである。

では、聖書の権威はどこから来るのか。聖書は神の言葉とされるが、原典がなく確認できない以上、信頼性のないものなのであろうか。

聖書に「誤りがない」ということをめぐっては、今まで多くの論争があった。いわゆる「聖書の無誤性論争」である。

しかし「聖書の目的」は何であるかをよく考えてほしい。今、私たちは多くの場合、自分たちの言葉に翻訳された聖書を読んでいる。つまり、原典とは違う言葉で読んでいる(旧約聖書はへブライ語、新約聖書はギリシャ語で書かれている)。

しかし、「言葉(言語)」は変わっても「意味」は変わらないはずだ。翻訳の時にちょっとしたニュアンスの違いは出てくるかもしれないが、しかしそれでも聖書を忠実に読めば、私たちは間違いなく主イエス・キリストを知り、信じることができ、そして救いに至ることができるのである。

例えば、ゆとり教育では、場合によっては円周率を3として計算するように教えられたが、一昔前の私たちの時代(ゆとり教育改訂後の現在も)は3・14であった。

3で計算されたものと、3・14で計算されたものは違った数字になるが、3で計算したものは間違った答えなのであろうか。3・14で計算した方が正確ではあるが、3・14159・・・とさらに桁数のある円周率で計算した数字と比べると、それもまた正確ではない。

これと同じで、私たちが普段読む翻訳された聖書は、原典と比べると「誤差」があるかもしれないが、だからといって「間違えている」とは言えない。それは、間違いなく私たちをいのちの道へと導いてくれる救いの啓示の書なのだ。

【聖書のみことば】

「聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です」(2テモテ3:16)

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◇

箕輪勇気(みのわ・ゆうき)

1981年名古屋市生まれ。2002年受洗。05年から4年間、神学校(信徒向けコース)で学び、現在は社会人として働きながら妻と共に一般信徒として教会に仕える。2児の父。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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