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中国・バチカンの暫定合意後初 内モンゴル自治区の姚順神父が司教に叙階
中国内モンゴル自治区・集寧教区のアンソニー姚順(ヤオ・ジュン)神父(54)が8月26日、ウランチャブ市集寧区のロザリオ大聖堂で司教に叙階された。中国とバチカン(ローマ教皇庁)の司教任命に関する暫定合意以来初めて、とUCAN通信が報じている。
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香港議会占拠、6宗派の宗教指導者が共同声明 平和の即時回復訴える
中国本土への容疑者引き渡しを可能とする「逃亡犯条例」改正案をめぐる抗議が続く中、暴徒化したデモ隊が1日、香港の立法会(議会)になだれ込み、議場を占拠した。これを受け、キリスト教を含む6宗教の指導者は、暴力を控えるよう訴える声明を発表した。
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香港デモのテーマソングとなった賛美歌「Sing Hallelujah To The Lord」
香港のデモでは、ある賛美歌がテーマソングのごとく歌われた。それは、1974年に米国の歌手リンダ・スタッセン・ベンジャミンが、イースター(復活祭)のために作詞・作曲した「Sing Hallelujah To The Lord」という曲だ。
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ロシア正教会代表団が訪朝、駐北朝鮮ロシア大使らが出迎え
ロシア正教会のフェオファン・キム大主教率いる代表団が14日、北朝鮮の首都平壌に到着した。朝鮮中央通信によると、平壌国際空港に朝鮮正教委員会の柳英龍委員長やアレクサンドル・マツェゴラ駐北朝鮮ロシア大使らが出迎えた。
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逃げ抜いた14年、獄中で出会ったイエス 脱北者支援の元北朝鮮軍人
北朝鮮の元軍人である金龍華(キム・ヨンファ)氏は、処刑の危機に瀕したことで31年前に脱北した。しかし真の自由を得るまでには、実に14年の月日を要した。中国、ベトナム、ラオス、韓国、日本を巡り歩き、3カ国で9年以上も収監・収容生活を送った。
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フィリピン地震、16人死亡 教会も被害 CCA総幹事が支援呼び掛け
フィリピンで22日から23日にかけ、マグニチュード6を超える地震が2回発生し、23日までに16人が死亡、81人が負傷した。地震により現地の教会も被害を受けており、アジアキリスト教協議会(CCA)の総幹事は、被災地への支援を呼び掛けている。
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名前は「42」 北朝鮮の強制収容所を生き抜いた女性クリスチャンの証し
2回目となる米朝首脳会談を今月末に控える中、キリスト教迫害監視団体「米国オープン・ドアーズ」は、北朝鮮の強制収容所に収監されていた女性クリスチャンの証しをサイトに掲載した。
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ミャンマーの牧師、拉致後に殺害 妻と3人の子ども残して
複数の教会の宣教に携わってきたミャンマー人牧師の死亡が確認された。米宣教団体「ゴスペル・フォー・アジア」(GFA)が明らかにした。牧師は先月、反乱軍の一派とみられる集団により、自宅から拉致されていた。
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フィリピン南部ホロ島のカトリック教会で爆発、20人死亡
フィリピン南部ホロ島にあるカトリック教会で27日朝、2度の爆発があり、20人が死亡、80人以上が負傷した。21日にはイスラム自治区への参加の可否を問う住民投票があり、結果に不満を持つ勢力が、日曜日のミサで人が集まる教会を狙った可能性がある。
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インドネシアで津波、222人死亡 火山噴火による海底地滑り原因か WCCが哀悼の意
インドネシア中部のジャワ島とスマトラ島の間のスンダ海峡で22日午後9時半ごろ、津波が発生した。同国の国家防災庁によると、少なくとも222人が死亡。世界教会協議会(WCC)は23日、犠牲者や遺族に哀悼の意を表明するコメントを発表した。
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オーストラリアのウエディング雑誌が廃刊、同性カップル扱わないことでバッシング
オーストラリアのウエディング雑誌「ホワイト・マガジン」が、同性カップルを誌面で扱わないことでバッシングを受け、廃刊することになった。雑誌の発行人はクリスチャンの夫妻で、同性婚に関する見解をめぐり、「洪水のような裁き」を受けたと話す。
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インドネシア地震、教会施設でバイブルキャンプ中の子ども34人が犠牲に
インドネシアの地震と津波により、バイブルキャンプに参加していた子どもたち少なくとも34人が死亡した。インドネシア赤十字の救援隊が2日までに、土砂崩れにのみ込まれた教会施設の中から、がれきに埋もれた子どもたちの遺体を発見した。
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タイ洞窟の少年ら救出、1人は教会育ちの14歳 言語堪能で優秀だが国籍の課題も
タイ北部チェンライ県のタムルアン洞窟に閉じ込められていた、地元サッカーチームの少年12人とコーチ1人が、10日までに全員救出され、世界中に歓喜のニュースが伝えられた。その救出でなくてはならない役割を果たしたのが、教会で育てられたアダル・サムオン君(14)だった。
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仏教国ミャンマーで9割がクリスチャン、カチン族に軍の圧力高まる 1年半で60教会爆破
ミャンマー北部の山岳地帯に住むカチン族は、人口の9割が仏教徒だとされる同国で、その多くがキリスト教を信じる少数民族だ。19世紀半ばに米国から派遣されたバプテスト派の宣教師らが布教を進め、今ではその9割近くがクリスチャンだとされている。
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韓国政府、北朝鮮への風船伝道を禁止 米朝和平交渉に配慮
米国と北朝鮮の間で和平交渉が進む中、風船を使って北朝鮮にビラや福音のメッセージを送り届けているキリスト教団体の働きが禁止となった。韓国政府は北朝鮮を刺激することで和平交渉を危険にさらせたくないと考えているという。
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インドネシアの教会3カ所でテロ、7人死亡 子ども含む一家6人が自爆
インドネシアのジャワ島東部にある同国第2の都市スラバヤで13日朝、キリスト教の教会3カ所を狙った自爆テロが発生した。日曜日の礼拝やミサのために集まった人を狙った犯行とみられ、少なくとも7人が死亡、46人が負傷した。
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元テロリスト124人が生存者や遺族と対面 「和解」目的にインドネシアで大型イベント
インドネシアの首都ジャカルタで2月26日〜28日、爆弾テロなどに関わったとして収容されていた元受刑者124人と、テロの生存者や犠牲者の遺族ら51人が対面するイベントが行われた。両者の和解を目的とした同国初の大型の試み。
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教皇フランシスコ、ミャンマーに到着 教皇として初訪問
教皇フランシスコは26日夜、教皇として初のミャンマー訪問に向け、専用機でレオナルド・ダビンチ国際空港を出発し、27日午後にヤンゴン国際空港に到着した。空港には教皇訪問を歓迎するミャンマーのカトリック信徒らが集まった。
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ネパールで「改宗禁止法」成立、大統領が署名 キリスト教団体が懸念
ヒンズー教が多数派を占めるネパールで、ビドヤ・デビ・バンダリ大統領が16日、改宗や宗教感情を害する行為などを禁じる「改宗禁止法案」に署名し、同法が成立した。キリスト教迫害監視団体「世界キリスト教連帯」(CSW)が20日に伝えた。
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ミャンマーのカトリック教会トップ、ロヒンギャ問題で「スー・チー氏批判は長期的な解決にならない」
イスラム系少数民族「ロヒンギャ」をめぐる問題で、ミャンマーのカトリック教会トップが、沈黙を守っているアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相に対し、問題への対応を迫った。その一方で、メディアによるスー・チー氏批判は、長期的な解決にはならないとの見解を示した。
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