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神様からのメッセージ

神様からのメッセージ―聖書は偉大なラブレター(4)聖書にはどんなことが書かれているの? 浜島敏

2015年3月7日07時08分 コラムニスト : 浜島敏
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聖書にはどんなことが書かれているの?

それでは、神さまが書き、みんながそんなに大切に保存してきた聖書には、一体どんなことが書かれているのでしょうか。先回、人間がどうしたら幸せになれるのかが書かれていますと言いました。神さまが、どうしても人に伝えたいと思って書かれた手紙ですから、とても大切なことが書いてあるはずです。そして、それは、みんなに関係のあることですから、このコラムを読んでくださっている、あなたにとってもとても大切なことなのです。

神さまって本当にいるの?

聖書は、神さまがいると言っています。そればかりではありません。神さまなどいないと言う人は「愚か者」だと言うのです(詩篇14:1)。もっとはっきり言えば、「バカモノ」だと言うのです。みなさんの知っている人の中にもあるいは「神さまなどいるものか」と言う人がいるかも知れませんね。でも、聖書はそんな人は「バカモノ」だと言うのです。なぜそんな悪い言葉を使っているんでしょうか。神さまなんて大体見えないのだから、いるのかいないのか分からないと言われても、仕方がありませんよね。でも、聖書は「神さまはいるし、いないと考える人は愚か」だと言うのです。かなり勝手な本だと思いますか? でも、この自然の秩序を見てください。冬になると死んだようになる木も、春になると決まって芽を出し、花を咲かせ、やがて実をならせる。なんと見事な秩序でしょう。動物は生きていくために空気中の酸素を吸い、炭酸ガスを吐き出します。その炭酸ガスを使って、植物は生命を保ち、酸素を出します。これが、偶然といえるでしょうか。また、人間の体を見てください。何とすばらしい出来栄えでしょうか。口から入った食べ物は、胃の中でどろどろにされ、それが腸で吸収されて、血管を通って、すべての細胞に送られ、一つ一つの細胞に栄養を与えます。また、そこから老廃物を集めて、外に出します。すばらしい化学工場のようなものです。一人の人間の細胞の数は約60兆個ということです。世界の人口が約60億人ですから、その1万倍ということになります。また、大人一人の血管の長さは一本にすると全部で約10万キロメートルだそうです。赤道の長さが約4万キロですから、地球を2回り半することになります。すごいと思いませんか。このすばらしさを見ても、神さまがいないなどと言う人は、やっぱり「愚か者」と言われても仕方がないですね。みなさんには、愚か者と言われないように、すなおに神さまのいることを認めて欲しいです。

神さまは見えません。お寺にある仏さまは見えますが、あれは神さまではありません。聖書は見えるものは神さまではないとも言っています。目に見えるものだけが大切でしょうか。お金は目に見えます。家もお父さんもお母さんも見えます。だから大切なのでしょうか。また、ご両親が大切なのは、働いて目に見えるお金をもらってきてくれるからとか、食事を作ってくれるからなのでしょうか。そうではないはずです。では、お父さんやお母さんは、何のために働くのでしょうか。なぜ食事を作ってくれるのでしょうか。それは家族を大事にして、これを守っていこうという気持ちがあるからでしょう。これを一言で言うと、お父さんやお母さんはみんなを「愛」しているからだといってもいいと思います。愛があるからです。では、愛を見せてくださいとお父さんやお母さんに言ったら、「はい、これが愛ですよ」と見せてくれるでしょうか。愛は見せられないのです。空気だって同じで、とても大切です。空気がなければ私たちはすぐ死んでしまいます。でも空気を見せてくれといったら、見せられますか? 見せられませんね。実は、この世の中で生きていくためには目に見えるものも必要ですが、それよりも大切なものは、案外目に見えないものなのです。神さまも目に見えません。しかし、神さまは空気と同じように私たちが生きていくためには欠かせないお方なのです。

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浜島敏

浜島敏(はまじま・びん)

1937年、愛知県に生まれる。明治学院大学、同大学院修了。1968年4月、四国学院大学赴任。2004年3月同大学定年退職。現在、四国学院大学名誉教授。専攻は英語学、聖書翻訳研究。1974、5年には、英国内外聖書協会、大英図書館など、1995、6年にはロンドン大学、ヘブライ大学などにおいて資料収集と研究。2006年、日本聖書協会より、聖書事業功労者受賞。2014年7~9月、ロンドン日本語教会短期奉仕。神学博士。なお、聖書収集家として(現在約800点所蔵)、過去数回にわたり聖書展示会を行う。国際ギデオン協会会員。日本景教研究会会員。聖書の歴史、聖書翻訳に関する著書・翻訳書、論文多数。

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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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