印刷女優・トリンドル玲奈さんが、スゴイ役を演じます！まさに２役、特殊メイクをして、幸せだった頃の妻・葵役＆裏切られて整形し、復讐（ふくしゅう）を誓う元妻・すみれ役を演じる本作。葵（整形後のすみれ）を裏切った夫（元夫）役を木村了さん、葵から夫を奪った悪女（現妻）役を宮本茉由さんが演じて、現在、テレ東で月曜２３時６分からです……。復讐劇。
昔から自分をいじめてきた女と、最愛の人（夫）が浮気。で、離婚という結果になり、全ての幸せを奪われた主人公の葵（すみれ）。信じ切っていた夫に裏切られたのですから、「あなたの裏切りを絶対に赦（ゆる）さない」と決めている、それは当然ともいえます、人間的に。
でも最後。聖書を見ると、部下（側近中の側近）に裏切られ、しかも、少し前まで「ほかのヤツはね。でも、俺は絶対大丈夫ですよッ！！」と言い切ってくれてた最重要人物に裏切られた……けれど、赦してやった、という話が書かれていますよ。
まぁ、有名ですが、主イエス・キリストと筆頭弟子ペテロの話です。ペテロはご存じ、筆頭格でした。いつも一番に名前が出てくる弟子でした。で、イエス様の十字架直前に「絶対に私は！」と、イエス様に言っていたのです（新約聖書・マルコの福音書１４章３１節）。
でもご存じ、３度も否定してしまった！ つまり、主を裏切ってしまった、主の一番つらい時に。だが、ご存じの方が多い事実ですが、その後、ペテロはクビにされるとか、処分されたとか、弟子失格認定をされたとか書かれていません。逆に彼は、初代教会のリーダーとされています。
これ、まさに、裏切ってしまったペテロを主が赦されたという証し・証明ではないでしょうか！？ 私たちも、ペテロのように大きな失敗、致命的なミスを主の前にしてしまうかもしれない。主を裏切るようなことをしてしまってきたかもしれない……。
でも皆さん、主はそれで「お前に復讐するぞッ」っていうお方ではなく、あくまで、主は赦してくださるお方なのです。主は、愛。主は、赦し。クリスチャンであるあなたをどこまでも赦して、愛してくださっているのです、アーメン。
ですから、今、キリストの血によって義と認められた私たちが、この方によって神の怒りから救われるのは、なおいっそう確かなことです。（新約聖書・ローマ人への手紙５章９節）
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