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神様からのメッセージ

神様からのメッセージ―聖書は偉大なラブレター(2)聖書って誰が書いたの? 浜島敏

2015年2月7日07時25分 コラムニスト : 浜島敏
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聖書って誰が書いたの?

前回は、神さまが書いたお手紙が聖書だと言いました。だったら、神さまが書いたということになるのですが、神さまが鉛筆やボールペンを持って聖書を書いていったのでしょうか。そうではないのです。実際にペンを握って聖書の言葉を書いたのは、人間でした。モーセさんとか、ペトロさんとかいう普通の人間でした。神さまは何でもできるお方ですから、もちろんそのつもりになったら自分でペンをとることもできたかも知れません。しかし、そうしないで、いつも神さまのことを信じて、神さまにお仕えしている人たちを使って書かれたのです。大きな会社の社長さんなどは、あんまり自分で手紙を書いたりはしません。秘書を呼んで、これこれこういう内容の手紙を書きなさい(ときどきは、口述と言って、自分で言う通りを書かせることもあります)と指示して、秘書が、社長さんの指示した内容の手紙をワープロで打つのです。そして、社長さんに仕上がりを見てもらって、社長さんがそれでよろしい、ということになるとハンコを押してくれますので、それを封筒に入れてポストに入れることになります。その手紙は、たとえ実際には秘書が書いたものであっても、差出人として自分の名前を書くことはありません(ときどき、この手紙をタイプしたのは、私です、という意味で手紙の隅に名前を書くこともありますが)。差出人はあくまでも社長なのです。

それと同じように、神さまが人間に伝えたいことを、たとえばモーセさんが書きますと、それに聖霊なる神さまがハンコをペタンと押して、これでよろしいと言われたのです。だから、聖書は実際にペンをとって書いたのは確かにモーセさんなどの人間かも知れませんが、実は神さまが書かれたと言って構わないのです。

聖書の中には、「聖書」は神さまの息が吹き込まれていると書かれています。それがそういう意味だと考えて良いと思います。聖霊なる神さまの息が聖書には吹き込まれているのです。だから、この本は、普通の本とは大変違うのです。また、私たちは、この本をいい加減ではなく、本気で読んで、神さまは私に何をして欲しいと思っていらっしゃるのかを知る必要があります。その内容は一言で言えば、「どうしたら幸せになれるか、またどうしたら天国に行けるのか」ということです。ですから、本当の幸せを知って、幸せな生活をするためには、また、天国に行きたいと思えば、どうしても聖書を読むことが必要なのです。どうか、聖書を読んで、本当の幸せを自分のものにしてください。

神さまの指示によって、聖書を書いたのは、40人ほどの人だと言われています。その中には王様もいましたし、学者やお医者さんもいましたが、あまり学問のない漁師や、外国に納める税金を集める仕事でみんなからはとても嫌われていた人もいました。また、神さまから特別にお言葉を伝えるように示された預言者という人たちもいました。もともとは、そういった人たちの書いた手紙だとか短い本だったのですが、それらはまとめられて、一冊の聖書となりました。大きく二つの部分に分けられ、前の方を「旧約聖書」と言い、後ろの方を「新約聖書」と呼んでいます。旧約聖書は39冊の文書が集まっており、新約聖書は27冊からできています。旧約聖書というのは、イエス・キリストが生まれる前までのことが書かれ、新約聖書にはイエス・キリストが生まれてからのことが書かれています。旧約聖書はユダヤ人の言葉であるヘブル語で書かれ、新約聖書は昔の国際語であったギリシア語で書かれています。でもその中心人物は、どちらもイエス・キリストなのです。ちょっと待ってくださいですって? そうですね。イエス・キリストが生まれる前の旧約聖書の中心人物がイエス・キリストであるというのは、ちょっと奇妙に思うかも知れませんね。実は、旧約聖書の中でイエス・キリストがどんなお方であるか、またその仕事が何であるかが前もって書かれているのです。おどろくべきことに、イエス・キリストが生まれる場所までちゃんと書いてあるのです。そして、イエス・キリストが旧約聖書に書かれているとおりに生まれ、旧約聖書に書いてあるとおりのことをなさったのです。やっぱり聖書は何もかも御存じの神さまが書かれた不思議な本だということが分かりますね。人間には、明日のことも分かりませんが、神さまはすべておわかりになって、イエス・キリストの生まれる何百年も前に、イエス・キリストのことをお書きになったのです。

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浜島敏

浜島敏(はまじま・びん)

1937年、愛知県に生まれる。明治学院大学、同大学院修了。1968年4月、四国学院大学赴任。2004年3月同大学定年退職。現在、四国学院大学名誉教授。専攻は英語学、聖書翻訳研究。1974、5年には、英国内外聖書協会、大英図書館など、1995、6年にはロンドン大学、ヘブライ大学などにおいて資料収集と研究。2006年、日本聖書協会より、聖書事業功労者受賞。2014年7~9月、ロンドン日本語教会短期奉仕。神学博士。なお、聖書収集家として(現在約800点所蔵)、過去数回にわたり聖書展示会を行う。国際ギデオン協会会員。日本景教研究会会員。聖書の歴史、聖書翻訳に関する著書・翻訳書、論文多数。

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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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