聖書をメガネに 記憶と記録(その4)

2015年1月17日13時29分 執筆者 : 宮村武夫 印刷
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聖霊ご自身と記憶の関係に基づく、記憶を与える主イエスと、記憶する教会の豊かな結び付き。その中で、主イエスの特別な記憶(記念)としての主の晩餐が、私たちの注目を引きます。

「感謝をささげて後、それを裂き、こう言われました。『これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい。』 夕食の後、杯をも同じようにして言われました。『この杯は、わたしの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚えて、これを行いなさい。』 ですから、あなたがたは、このパンを食べ、この杯を飲むたびに、主が来られるまで、主の死を告げ知らせるのです」(1コリント11:24〜26)

歴史上ただ一度の繰り返されることのない、主イエスの十字架上の死の事実が、単に過去の出来事としてばかりでなく、今主の晩餐にあずかる人々が賜っている主イエスの記憶において、現在の出来事、まさに記憶する教会における、記憶を与えるお方の現存として経験されます。

さらに「主の死を告げ知らせる」のです。復活の主の死を、「主が来られるまで」と、主イエスの再臨へしっかり目を定め、未来に開かれて覚えるのです。

このように、主イエスを過去、現在、未来と結び付け、教会が豊かに記憶するのは、聖霊ご自身の主導的な導きによるのであり、神の揺るぐことのない約束、神の真実に基づくのです。

目に見えるパンと盃を通して、目に見えないお方の現存を深く豊かに受け止めます。弱い私たちに対する、行き届いた恵みのご配慮です。(続く

(文・宮村武夫)

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