論説・コラム
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安倍首相の「敗戦70年談話」を受けて(2) 村岡崇光
まさか、現在の日本の平和はそのおかげである、というのではないでしょう。たとえ日本人自身が被った損失、苦痛に限定しても、こういう発言は大東亜戦争を美化するものととられても致し方ありません。
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安倍首相の「敗戦70年談話」を受けて(1) 村岡崇光
安倍首相は8月14日、敗戦70年に当たっての談話を内閣の合意を得て、内外に向けて発表しました。重要な発言であると思いますので、私なりに読んでその真意を理解しようと努め、まとめたものを、僭越(せんえつ)ながらここに皆様にお届けしたく思います。
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温故知神—福音は東方世界へ(27)景教と空海③ 川口一彦
僧侶を目指して大学で仏教学を専攻していたとき、日本密教学会が高野山大学であり、出席しました。初めて見た奥の院の多くの五輪塔はじめ墓石群には、大変な異様さを感じました。
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律法と福音(5)律法(戒め)の性格 山崎純二
前回「律法」という言葉は多義的であると言いましたが、それでは本連載で「律法」というときには、どの概念を指すかを定義させてください。
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山上の垂訓から学ぶ「キリストの人材教育」(26)黒田禎一郎
「心のきよい者は幸いです」とイエスは教えられましたが、果たしてこの定義から考えると、心のきよい人は実在するかということです。私たちの社会には、人格的に優れた方や立派な方がいると思います。
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妹尾光樹のイスラエル旅行記(最終回)イスタンブールへ
帰りはトランジットの関係で、イスタンブールで13時間の余裕があり、メトロ(METRO)に乗り継ぎ、市内観光をしました。メトロは昼というのに満員電車で、日本のそれと全く同じでした。
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死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(29)聖霊を具体的に捉えよう 米田武義
私にとって聖霊とは、明確に認識しがたい言葉であった。にもかかわらず、聖書の中には何度も何度も現れる。これをこのまま放置しておいてよいはずはない。
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FINE ROAD―世界のモダンな教会堂を訪ねて(3)デンマークの教会堂② 西村晴道
ベアスヴェド教会は、前回のグルントヴィ教会からそれほど離れていないところにあり、トラムのベアスヴェド駅で降り、大通りに沿って歩く。白樺の木々に囲まれた一見教会らしくないシンプルな白い外壁の建物、道路から回り込むとエントランスがあった。
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人生を豊かにする4つの「ション」 菅野直基
人生は、4つの「ション」によって動かされ、豊かになっていきます。「パッション(Passion)」「ビジョン(Vision)」「ミッション(Mission)」「アクション(Action)」の4つです。
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聖書をメガネに クリスチャントゥデイにおける読者の位置(その4)
クリスチャントゥデイにおける読者の位置について、幾つかの根源的な点について考えてきました。日々の記事を掲載しながら、制約の中でも基盤となる思索を継続します。今回は最後に、クリスチャントゥデイにおける読者の本来あるべき位置の実現を目指し、一つの実際的な試みの案内を致します。
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富についての考察(26)お金で買えるもの・買えないもの 木下和好
「お金で買えるもの・買えないもの」の本質を吟味しないと、「お金=悪」という概念を持つ危険性がある。世の中には何でもお金で解決しようとする人たちがいる。
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【科学の本質を探る③】量子力学をめぐる世界観の対立(その2)論争に敗れたアインシュタイン 阿部正紀
今回は、アインシュタインが論争に敗れましたが、論争から量子力学が進歩したことを説明します。アインシュタインは最初、量子力学は間違っていることを示そうとしました。ところが、ことごとくボーアによって論破されました。
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癒やしを引き出す私たちの信仰 万代栄嗣
今年は戦後70年となり、戦争の記憶の風化が懸念されていますが、クリスチャンの私たちが忘れてはならないことは、2千年経っても主イエスの十字架とよみがえりの恵みは絶対に色あせないということ。
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ビジネスマンから牧師への祝福された道(15)神学校生活を体験 門谷晥一
私は2003年12月に会社を定年退職し、翌月の04年1月に関西聖書学院という神学校の1年生3学期に編入学した。それまで会社生活をしながら通信教育によって取得していた単位が認められ、牧師養成コースへの入学が許可されたためである。
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なにゆえキリストの道なのか ~ぶしつけな240の質問に答える~(1)宗教について 正木弥
確かによく似た宗教も多いですね。しかし、主要な宗教はそれぞれに大きく違っています。究極すなわち目指している理想郷が違います。
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【聖書クイズ】イエス様と論争が多かったユダヤ人のグループは?
マタイによる福音書で、イエス様と論争が多かったユダヤ人のグループはどれですか。
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私たち人間の能力ではできない仕事を、あえてさせてくださる神(14)「神の栄光」とは何か? 森正行
「神の栄光」とは、分かりやすく言えば「神様はすごい!」と私たちが感動することです。けれども、もともと私たちの人生観には、「神の栄光」はその概念すらなく、また、その真意を正しく捉えることもできないことを、前回お伝えしました。
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【寄稿】あふれるばかりの感謝 土肥由長
小4の夏8月6日、ヒロシマ郊外でピカドンを体験した。爆心地から12キロ地点だったが、登校日だったので帰宅途中に皮膚のただれたヒロシマからの被爆者たちに遭遇、帰宅した人がバタバタと亡くなり、やけどの傷痕にうじ虫がはい回る光景に声も出なかった。
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「平和」があってこその「信教の自由」―戸田帯刀・横浜教区長暗殺70周年に思う ジャーナリスト・佐々木宏人
海外にまで派兵しようという、戦後70年のタブーを破る動きが出てきている。今、私たちが享受している「信仰の自由」は、「平和」があるからこそ確保されている。そのことを「平和の使徒」戸田帯刀師の非業の死は、教えてくれているのではないだろうか。
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沖縄の叫びが聞こえませんか! 那覇バプテスト教会主任牧師 国吉守
沖縄の差別と苦難の歴史を学ぶことで、日本が歩んできた道を知ることができます。敗戦という事実に向き合うとき、未来が見えます。敗戦というピンチを、日本は「国際平和のリーダー国」としてのチャンスに変えるよう、神に選ばれているのではないでしょうか。
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