Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
律法と福音

律法と福音(6)律法と罰 山崎純二

2015年8月27日07時23分 コラムニスト : 山崎純二
  • ツイート
印刷
関連タグ:山崎純二

「律法=戒め」という部分に注目していきたいと前回書きましたが、通常戒めには罰が伴います。交通法規しかり、刑法しかりです。戒めを犯しても何の罰則もないとすると、誰もそれに重きを置かなくなります。

アメリカには州法というものがあって、州ごとに変わった法律があります。それらは、作られた当時は大真面目に考えられた法律だったのですが、今となれば笑っちゃうくらいナンセンスものが少なくありません。ちょっと紹介してみましょう。

フロリダ州では、木曜日18時以降は、公共のスペースでオナラをすると捕まる。

ケンタッキー州では、アイスクリームをポケットに入れると違法。

ワシントン州では、裕福な両親を持っているふりをすることが禁じられている。

アラバマ州では、教会で笑いを取るためのつけひげは禁止。

アラバマ州では、消火栓にワニをつなぐことを禁止。

アーカンソー州では、街中でいちゃつくと最大30日の拘留。

カリフォルニア州では、市内で核爆弾を爆発させたら、500ドルの罰金。

カリフォルニア州では、プールの中で自転車をこぐことを禁止(浴槽においてはその限りではない)。

コロラド州では、ビル内に馬を連れて入ってはいけない。

コネチカット州では、日没後に後ろ向き歩きを禁止。

(アメリカにある・あった「変わった法律」のまとめより引用)

これらは昔作られた法律で、現在でもそのまま残っているらしいのですが空文化しており、それを破ったからといって実際に罰が与えられることはありません(消火栓にワニをつなぐのだけは今でも罰せられるかもしれませんが)。

しかし、聖書の神様の戒め(律法)には厳格とした罰がありました。それは非常に厳しいものでした。民数記の中にこのような記録があります。

「イスラエル人が荒野にいたとき、安息日に、たきぎを集めている男を見つけた。たきぎを集めているのを見つけた者たちは、その者をモーセとアロンおよび全会衆のところに連れて来た。しかし彼をどうすべきか、はっきりと示されていなかったので、その者を監禁しておいた。すると、主はモーセに言われた。『この者は必ず殺されなければならない。全会衆は宿営の外で、彼を石で打ち殺さなければならない。』そこで、主がモーセに命じられたように、全会衆はその者を宿営の外に連れ出し、彼を石で打ち殺した」(民数記15:32~36)

「安息日」というのは今の土曜日にあたり、その日はどんな労働もしてはならないと命じられていました。ところがその安息日にたきぎを集めてしまった男がいたというのです。そしてそれは労働行為にあたるため、その男はなんと実際に石打ちの刑に処せられてしまいました。

非常に恐ろしい罰則ではありませんか。ただ、たきぎを集めていただけなのに、なぜそれほど厳しい罰則が課せられたのでしょうか。

「神は愛なり」などと言われているけど、これはひどいなと思われる方もいると思います。僕も子どもの頃この箇所を読んだときに、神様怖いなと思ったものです。これは現代に至るまで、「福音」をしっかりと理解していない人たちが潜在的に抱き得る神に対するイメージです。ある人たちは、正しい神に罰されないかと「恐れ」ながら神に仕えているのです。もしも、皆様の中にも神に対する「恐れ」がある方がいたら、本連載を通してそれが解消されることを願います。

ガラテヤ6:7にあるように、「神は侮(あなど)られるような方」ではありませんので、神に対しては畏(おそ)れる心を持つべきであり、大いなる存在に対して「畏怖の念に打たれる」ような心情になるのは自然なことですが、神を恐れたり恐怖を抱いたりというのは違うのです。

では、このたきぎを集めた男に対する厳しい裁きをどのように理解したらよいのでしょうか。それは今後少しずつ説明していきたいと思います。ここでは、律法とは戒めであり、戒めを破る者には厳しい罰則が与えられるものだということを押さえておいてください。

【まとめ】

  • 「戒め」を破る者には厳しい「罰」が伴う。
  • 「罰」のない戒めは、空文化する。

<<前回へ     次回へ>>

◇

山崎純二

山崎純二

(やまざき・じゅんじ)

1978年横浜生まれ。東洋大学経済学部卒業、成均館大学語学堂(ソウル)上級修了、JTJ宣教神学校卒業、Nyack collage-ATS M.div(NY)休学中。米国ではクイーンズ栄光教会に伝道師として従事。その他、自身のブログや書籍、各種メディアを通して不動産関連情報、韓国語関連情報、キリスト教関連情報を提供。著作『二十代、派遣社員、マイホーム4件買いました』(パル出版)、『ルツ記 聖書の中のシンデレラストーリー(Kindle版)』(トライリンガル出版)他。本名、山崎順。ツイッターでも情報を発信している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:山崎純二
  • ツイート

関連記事

  • 終活とは、自分を見つめ、よりよい生き方を探ることではないでしょうか 穂森幸一(1)

  • 死に勝るいのちを得て―がん闘病817日の魂の記録―(30)無益な者になった時、無価値な者になるのか 米田武義

  • 「失敗した」とクヨクヨすることこそが「人生の失敗」 菅野直基

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.