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新・景教のたどった道(24)唐代の漢訳書・その2『一神論』(1) 川口一彦
『一神論』は、中国宋代(960〜1279)初期に中国敦煌の石室で発見され、京都の富岡謙蔵(桃華)の蔵書となり、1918年に発表されました。これには「喩第二」39行、「一天論第一」132行、「世尊布施論」197行の小三篇が収められています。
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パウロとフィレモンとオネシモ(7)「フィレモンへの愛」―謙虚な姿であったイエス・キリストに倣う― 臼田宣弘
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。今回は私が行ったフィレモン書の集中構造分析から、「フィレモンへの愛」というキーワードを割り当てた「EとE´」(8~9節、19節b)を読みたいと思います。
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太平洋の橋―新渡戸稲造の生涯(9)太平洋の橋
1914年から18年にかけて起きた第一次世界大戦は、30余カ国の参戦により未曾有の惨禍をもたらした。その大戦が終結したとき、戦後処理のために講和会議がパリで開かれた。
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百人一読シーズン2―偉人と聖書の出会いから―(26)キム・ヨナ 篠原元
まず、「年末年始に絶対注意すべき2点」。インフルエンザ対策、留守宅の防犯、金欠対策とか・・・いろいろあるんですけど、今回紹介するのは①「周りの眼」、②「目の前の人」です。
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神の賜物による恵みと信仰 万代栄嗣
聖書には、初めてイエス・キリストと出会った人々として、2つのグループの人々が描かれています。羊飼いと、博士です。しかしこの2つのグループ、それぞれイエス様と出会い、喜び、礼拝しているのですが、その出会いの方法がずいぶん異なっています。
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牧師の小窓(199)坂本龍馬の姪・岡上菊栄について(その10) 福江等
最初の頃、菊栄が養育した子どもの一人に14歳の平七という子どもがいました。平七は結核を患っていました。平七は入園していったんは工場で働いていましたが、どこへ行っても反抗的な態度をとるために仕事が長続きせず、園にいても言うことを聞きません。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(86)潜水艦用エンジンが未来を拓く? 広田信也
私の机の上に、クリアファイルに保管された1枚の紙切れが、もう30年以上もずっと置かれている。職場も変わり、環境は随分変わったが、この紙切れだけはずっと私の目の届くところにある。
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なにゆえキリストの道なのか(227)なぜ日曜日に教会へ行かなければならないのか? 正木弥
人間の普通の生活は、目から、耳から、口から、要するに五感のすべてから情報が入ってきています。テレビの声、電話の音、飲食のこと、家周りのこと、ご近所との会話、仕事の思い。
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主は生きておられる(130)今年のクリスマス 平林けい子
歳を重ねるにつれて、クリスマスの意味がどんどん大きくなる。心の中で雪だるまをつくる。小さな雪の玉をあっちへころがしこっちへころがし、ずいぶん大きくなった。去年よりずっと大きくなった。雪は主のあわれみ、恵み。
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サムライの虎の巻 穂森幸一(147)
シナイ半島にベドウィンという遊牧民が住んでいます。彼らは羊の群れを追いながら、テント生活をしています。ベドウィンは、必要があれば国境を越えて移動しますが、越境の自由が認められているそうです。
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「女系天皇論」と「女の子孫」キリストの誕生 山崎純二
主の生誕が世界中で祝われるクリスマスです。今日は女系天皇論と比較しながら「女の子孫」として来られたキリストについて、その深い意味を皆様と共に考えていきたいと思います。新約聖書は、このような系図から始まります。
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日本宣教論(107)先生という呼称 後藤牧人
これからの日本の教会の方向について、筆者なりの考えを述べたい。自分にそのような資格があるかを考えると、筆致が鈍るものである。厚顔無知を恐れず、いま感じているところを述べたい。
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神には不可能はないという信仰 万代栄嗣
この締めくくりの御言葉を、私たちに対する御言葉として受け止めたいと思います。弱さを抱えている私たちですが、その弱さに負けず「私の信じる神には、どんなことでもできます!」と信仰を持って告白し、心を強めてまいりましょう。
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牧師の小窓(198)坂本龍馬の姪・岡上菊栄について(その9) 福江等
高知博愛園の初代の園母になってほしいという要請を受けて、菊栄の胸は激しく動揺しました。菊栄にはすでに5人もの子どもがあり、家族に対する自身の責任が重くのしかかってきています。
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なにゆえキリストの道なのか(226)新約聖書冒頭の系図で読む気がしなくなった? 正木弥
これは例えば、いかめしい城門みたいなものかもしれません。近づく人にある種の覚悟を求めるところがあります。しかし、怖じることなく門を叩いて中に入る者は、中の優美な庭園、壮大な城郭、見晴らしの天守閣を歩むことができるのです。
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一日百笑、一生感謝 佐々木満男
天才棋士といわれた将棋士の先崎学九段(48歳)が突然うつ病になった。発症の過程から病状の進展と治癒に至る経緯を『うつ病九段』(文芸春秋刊)という一冊の本にした。その中で先崎さんはこう書いている。
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主は生きておられる(129)62回目の記念日 平林けい子
よくここまで来たと思う。結婚式で言った。ひとつひとつの灯が別々についているよりも、いっしょにともったほうが大きくなります。ともし火は、大きくなるよりも消えかかったときも。
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パウロとフィレモンとオネシモ(6)「牧会者フィレモン」―スプランクノン― 臼田宣弘
前回、上記のようにフィレモン書の集中構造分析をしましたが、今回はその中の「牧会」というキーワードを付けた「DとD´」(7節、20節)を見てみたいと思います。
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新・景教のたどった道(23)唐代の漢訳書・その1『序聴迷詩所経』(4)イエスの十字架と復活の記事 川口一彦
この箇所はピラトを大王、十字架を木としていますが、メシアへのののしり、侮辱、着衣のくじ引き行為、罪状書、死の叫び、神殿の幕が裂けたとの記事は見当たりません。それは聖書をそのまま記すのでなく、下準備のために書いたのかと考えられます。
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闇から光へ~的外れからの解放~(最終回)死から命へ!闇から光へ! 佐伯玲子
2012年11月初旬、信仰告白し、救われ、クリスチャンとなって約7年。以降、まるで違う人生が展開していきました。まさに「死から命へ!闇から光へ!」と変換された歩みでした。
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