同志社女子大学(京都府京田辺市・京都市)とノートルダム女学院高校(京都市)は6月30日、教育連携協定を締結した。
同志社女子大学はプロテスタント系、ノートルダム女学院高校はカトリック系だが、共にキリスト教精神に基づいた教育を行っている。協定は、人的・知的資源の交流・活用を通じて新たな学びの場を創造するとともに、相互の教育の充実・発展を目的としている。
調印式は同日、ノートルダム女学院高校で行われ、同校の栗本嘉子校長と同志社女子大学の川崎清史学長が出席し、協定書に署名した。
ノートルダム女学院高校は、系列の京都ノートルダム女子大学(京都市)が4月、2026年度以降の学生募集を停止すると発表していた。栗本校長は調印式で、「生徒と学生の交流や大学教員による模擬授業など、積極的に連携事業を進め、より深い連携関係を築いていきたい」と期待を表明。川崎学長も「今後、より積極的に連携事業を進めていきたい」と話した。