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何を信じるか―人生は出会いで決まる 佐々木満男

2019年9月13日16時00分 コラムニスト : 佐々木満男
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私は東京の下町で生まれ育ちました。父は祖父の代から米屋を営んでいました。長男である私は高校を出たら、当然、米屋を継ぐものと父から期待されていました。しかし、父は気性も激しく体力も強く非常に厳しい人だったので、何とかして父から逃げようとしていました。

一生懸命に勉強して、東京大学の法学部を受験し入学して、大学卒業後は弁護士になりました。弁護士になってからは、大手の国際的法律事務所で働くことになりました。大きな国際的案件に取り組み、世界各国に出張するなど、外見的には大変華々しい生活をしていたと思います。

ところが、国際的な法律問題や紛争処理は非常に難しい上に、仕事がどんどん増えていき、しばらくすると、ストレスのため疲れ果ててしまい、慢性的な無力感に襲われました。「何のために弁護士になったのか、父を継いで米屋をやっていた方がよほど楽ではなかったか」などと、自分の人生に疑問を持つようになりました。

いわゆるエリート・コースをどんどん昇って行っても、ますます不安と心配がつのるばかりです。誰でもいずれは死んで消えていくことを思うと、「人生とはなんとむなしいものか」と、むなしさで考え込まざるを得ませんでした。

そこで、心機一転、もう一度ゼロから出直してみようと思い、オーストラリアの大学に留学しました。再び学生気分に戻り、初めのうちは天国にいるような思いで楽しく過ごすことができました。ところがです。しばらくすると、社会から逃避したような学生生活にも飽きてきたのです。そして、また人生の不安とむなしさと無力感が大きくつのってきました。

そんなときに、友人に誘われて、あるクリスチャンの集会に参加したのです。そこで、それまで私が経験したことのない、あたたかい愛と喜びと平安を持っている人々に出会いました。「私も彼らのようになりたい!」と強く思いました。その後、彼らと聖書を学んで、聖書に書かれていることを心から信じることができました。こうして私はイエス・キリストと出会うことができたのです。

イエス・キリストに出会ってからは、確実に私の人生の方向が変わってきました。キリストを通して、宇宙万物を創造し、支配している全知全能の唯一・絶対・永遠・無限なる神がおられることを知ったのです。しかも、その偉大な神の本質は愛であることを知りました。そして、日々の生活の中で、私に神の愛が無限に注がれていることを体験できるようになったのです。

1)まず、生活の根底にあった「不安」から解放されました。それまでの私の人生は不安の連続でした。不安を解消するために、頑張って勉強したり、仕事に励んだり、趣味に打ち込んできたように思います。そこには本当の喜びも楽しみもありません。でも、イエス・キリストを心の中にお迎えしてからは、次第にそのような不安がなくなってきました。全知全能の神は、私の本当の父であり、私を心から愛し、私を守り、導いていてくださることを、日々の生活の中で体験するようになったからです。こうして私は、神の揺るぎない「平安」に支配されるようになりました。

2)次に、「誰でもいつかは必ず死んでしまうのだ」という「むなしさ」から解放されました。それまでの私には、どんなに学んでも、一生懸命に仕事をしても、愛する家族がいても、死んでしまったら、何の関係もなくなってしまうのだという、底なしの「むなしさ」がありました。でも、キリストを信じることによって「永遠の命」が与えられました。「死んでも天国において永遠に生きていける」という神の永遠の「希望」を持つことができたのです。

3)最後に、キリストに出会うまでの私は、いつも自分の「無力感」に悩まされてきました。やるべきこと、やりたいことはたくさんあるのに、それをやる力が湧いてこないのです。でも、キリストを信じてからは、神の生きる力がどんどん与えられるようになりました。こうして私は、神の無限の「生命力」に満たされて生きるようになりました。

私たちは生まれてからこの方、いつも何かを信じて生きています。「人は何かを信じなければ生きることができない」ように造られているのではないでしょうか。しかし、目に見え、手で触れることのできるもので、本当に頼ることのできるものは何ひとつありません。日本や世界の政治や経済もいつ崩壊するかもしれません。いつ大地震が起こり、戦争が勃発し、会社が倒産し、家庭が破綻し、健康が損なわれるか、誰も分かりません。そこで多くの人々は、安心を求めて、いわゆる新興宗教などに救いを求めます。ところが、一連の不祥事を追っていくと、諸宗教にも真の意味の救いがないことが分かってきます。

究極的には、救い主イエス・キリストを信じる以外に、本当の救いはありません。キリストを信じること以外に人はすべてを委ねて安心して生きていくことはできないのです。

「何を信じるか」、いや、「誰と出会うか」、そして、「誰を信じるか」で、その人の人生が決定してしまいます。もしあなたが、神の御子であり、王の王であり、主の主であるイエス・キリストを信じるなら、永遠の命が与えられます。そして、神の無限の力と愛と恵みを享受することができるようになるのです。私がその証人です。また、世界中のクリスチャンがその証人です。まさに、イエス・キリストこそは、あなたのすべての問題の解決なのです。

◇

佐々木満男

佐々木満男

(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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