Skip to main content
2022年8月20日10時07分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

祈りの力 佐々木満男

2019年8月2日21時43分 コラムニスト : 佐々木満男
  • ツイート
印刷
関連タグ:佐々木満男

ノーベル生理学・医学賞受賞者のアレクシス・カレル医師は、次のように語っている。

祈りは人間が生み出し得る最も強力なエネルギーである。それは地球の引力と同じ現実的な力である。医師としての私は、多数の人々があらゆる他の療法で失敗した後に、祈りという厳粛な努力によって疾病や憂うつから救われた例を見ている。

祈りは、ラジウムのように、自己エネルギーを作り出す発光体である。人間は祈りながら、自分の有限なエネルギーを増やそうとする。

祈りは宇宙を回転させている無限の原動力と結合する。われわれはこの力の一部が必要なだけ自己に配分されるようにと祈る。このように祈るだけで、われわれの人間的な欠陥は満たされ、強められ、癒やされて立ち上がることができる。

熱烈な祈りによって神に話し掛けると、精神や肉体はともに快方へと向かっていく。わずか一瞬の祈りでも、必ず何らかの良い結果が、祈った人にもたらされるのである。

神への祈りが健康を左右することは、各方面の実験から医学的にも証明されている。キリスト教の癒やしの集会においては、医学的に不可能とされている病が祈りによってたくさん癒やされている。私どもの数人の小さな祈り会でも最近、車いすに乗って来た方が癒やされ、歩いて空の車いすを押して帰ったり、韓国から末期がんの患者さんが参加し癒やされて帰国するということが起きている。

祈りが戦いの勝敗を左右することは、聖書に書かれている数々の歴史的史実からも明らかである。祈りが裁判の勝敗を左右することは、長年にわたり私は弁護士として体験してきた。将棋の勝敗でさえも祈りが決め手になると、「神武以来の天才」と言われた棋士・加藤一二三さんはその著書「幸福の一手」で語っている。このように祈りはあらゆる分野においてその効果を発揮している。

特に福音伝道の分野においては、祈りの力は絶大である。「福音を伝えるために最も大切なことを3つ教えてください」という質問に対して、ビリー・グラハム師は、「第一に、祈れ。第二に、祈れ。第三に、祈れ」と答えている。

知人のビジネスマンに福音を語ってきたが、なかなか信じてくれなかった。ある時、事業が破綻し、彼は夜逃げして行方が分からなくなった。私は心配して彼のために祈り続けた。数カ月後、会いたいという連絡があり、事務所近くの喫茶店でホームレス同様のボロボロの姿の彼と再会した。彼は私と対面した途端に泣き出し、嗚咽とともに泣き続けた。

「すいません、なぜか涙が止まらないんです」「男なのにこんなに泣いて恥ずかしいです」「悲しくて泣いているんじゃないです、うれしくて泣いているんです」「自殺の死に場所を探してさまよっていましたが、死にきれず戻ってきました」「どうしても生きたいんです。キリストを信じます。イエス様以外に私を救ってくださる方はいないことが分かりました」。私が一言もしゃべらないのに、彼はキリストを信じて永遠の命を受け取った。

祈りは神と人をつなぐ生命線(ライフライン)である。だから、聖書には「絶えず祈りなさい」「ひたすら祈り続けなさい」「夜を徹して祈りなさい」「朝早く起きて祈りなさい」「断食して祈りなさい」・・・要するに、「祈れ、祈れ、祈れ」と書かれている。神は人との交わりを求めている。祈りによる神との直接の交わりを通して、人がもっと神と親しくなり、神の命と祝福を無限に受けてほしいのである。その結果、その人を通して神の業が行われていく。

目をさまして、感謝のうちに祈り、ひたすら祈り続けなさい。(コロサイ4:2)

◇

佐々木満男

佐々木満男

(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:佐々木満男
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 恐れるな! 佐々木満男

  • 幸福の一手 佐々木満男

  • 私の学生・同窓生伝道 佐々木満男

  • 依存しない、依存させない 佐々木満男

  • 内に燃える 佐々木満男

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 天城山荘の売却決まる、9月末に感謝礼拝 68年間で延べ174万人が利用

  • ニューヨーク便り(10)変化する米国の「政治と宗教」の関係

  • 10月に結婚のキム・ヨナさん、将来の義父は牧師 外国人労働者支援に長年従事

  • ウクライナで約400のバプテスト派教会失われる、ロシアによる軍事侵攻で

  • どちらも正しく見えるとき、どちらを選ぶべきか 加治太郎

  • 山口昇牧師死去、93歳 共立女子聖書学院院長、JEA理事長など歴任

  • 「立ちなさい、さあ行くのです」 ヒルソング教会とJPCCのリーダーらが講演

  • 聖書は性差別的? 米牧師が語る、聖書に女性が「弱い」と記されている理由

  • どんな時にも変わらない生き方 菅野直基

  • 主は生きておられる(201)戦争でも私の光を奪えない 平林けい子

  • 天城山荘の売却決まる、9月末に感謝礼拝 68年間で延べ174万人が利用

  • 聖書は性差別的? 米牧師が語る、聖書に女性が「弱い」と記されている理由

  • 殺人罪で33年服役、獄中で救われ受刑者数百人をキリストに導く人に

  • 「性の聖書的理解ネットワーク」設立 ナッシュビル宣言の日本語訳作成、署名呼びかけ

  • ニューヨーク便り(10)変化する米国の「政治と宗教」の関係

  • 10月に結婚のキム・ヨナさん、将来の義父は牧師 外国人労働者支援に長年従事

  • ジーザス・レインズ・ジャパン、終戦記念日の8月15日に全国7カ所で同時開催

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(153)神様などいないと誰が教えたのか 広田信也

  • 福音歌手の森祐理さん、ウクライナなどで慰問演奏へ ハンガーゼロが派遣

  • 「立ちなさい、さあ行くのです」 ヒルソング教会とJPCCのリーダーらが講演

  • 安倍元首相の国葬「反対」「撤回求める」 日本基督教団社会委とカトリック正平協が声明

  • 天城山荘の売却決まる、9月末に感謝礼拝 68年間で延べ174万人が利用

  • 聖書は性差別的? 米牧師が語る、聖書に女性が「弱い」と記されている理由

  • メタバースの教会に行って感じたこと 仮想空間で与えられた思わぬ証しの機会

  • 宗教は現代社会で何を求められているのか 芦名定道・関西学院大学神学部教授が講演

  • 22世紀のキリスト教界を考えるために、今こそ読むべき一冊! 成田悠輔著『22世紀の民主主義』

  • ジーザス・レインズ・ジャパン、終戦記念日の8月15日に全国7カ所で同時開催

  • 「性の聖書的理解ネットワーク」設立 ナッシュビル宣言の日本語訳作成、署名呼びかけ

  • 殺人罪で33年服役、獄中で救われ受刑者数百人をキリストに導く人に

  • 義弟が明かすエルビス・プレスリーの信仰 「助けが必要なときはいつも神に頼っていた」

編集部のお勧め

  • 宗教は現代社会で何を求められているのか 芦名定道・関西学院大学神学部教授が講演

  • 日本のクリスチャンに必要な「意識改革」とは? ワーシップ!ジャパンがカンファレンス

  • 中絶を選択しない「いのちの文化」を マーチフォーライフ2022

  • 被災者には「長い1年」 支援者ら、土石流被害の熱海のために祈りささげる

  • ロシアのウクライナ侵攻は「時のしるし」 レムナント出版代表の久保有政氏が講演

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2022 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.