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幸福の一手 佐々木満男

2019年7月6日15時05分 コラムニスト : 佐々木満男
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「ひふみん」こと「加藤一二三棋士」の『幸福の一手』(毎日新聞出版)を読んだ。「神武以来の天才」と言われた加藤さん。

「将棋とは、最善手を指し続ければ勝てる世界」という真理に、小学4年生で目覚める。しかし、どんな棋士も最善手ばかりを指し続けることはできない。棋士としての加藤さんの人生は、成功ばかりではなく、たくさん戦った分、たくさんの負けも体験する。何事にも確信が持てない、「一寸先は闇」という不安にさいなまれた時が続いた。そんな時に加藤さんはイエス・キリストを信じて洗礼を受けた。勝ちにこだわり、将棋盤の上ではいつも攻めの姿勢を崩さない。そんな加藤さんが、人間の弱さを認めて、自分以外の大きな存在に身を委ねた瞬間だった。

「何度失敗しても、もう一度立ち上がればいいんです」。「私の将棋には神様の力がこもっています。もちろん、一生けん命に最善手を考える私の努力も大切です。ただ、人間の私にできることには、限界がある。人知を超えた真理の世界に到達し、最善手を見つけるには、神様の助けが必要なのです」

神を信じてひたすら勝負の世界を歩んできた加藤さんの一言一言には大きな重みがある。私も弁護士という「戦いの世界」に生きてきて、自分の限界に達したとき、キリストを信じて救われた。その後の人生は加藤さんの生き方と非常に似通っている。

伸るか反るかという重要な局面の一手を打つのに、加藤さんは7時間も考えることがある。6時間考えたところで、「もうこれ以上考えても無駄だ」と諦めて、納得のいかない一手を打つと、必ず後悔することになる。粘りに粘って7時間考え抜いたら、突然、最善手を思い付く。そこで最善手を打つことができたなら、どんなに残りの持ち時間が少なくても、早打ちを連続して勝つことができる。

ある時、大勢の関係者を巻き込んだ複雑な法律問題の事件を引き受けた。関係者たちは問題の解決を焦るあまり、「急げ、急げ」とプレッシャーをかけてくる。同時に次々と解決の妥協案を提示してくる。

「先生、早くしてください!もう時間がありません。関係者が怒って私を責めてきます。私はもうこの妥協案で結構ですから、OKを出してください!」

「お気持ちは分かりますが、今が一番重要な時です。ここで間違った決定をしたら、後日、大変なことになりますよ!」。「でも、私はもうどうでもいいんです。じゃあどうしたらよいのか教えてくださいよ」

「どうしてよいのかまだ確信が持てないから、いろいろ検討しているのです。新しい法律分野の問題ですから、その分野に精通している専門家に聞いて私の意見が正しいかどうかを再確認しなくてはなりません」

依頼者と押し問答が毎日続いた。「弁護士は一体何やってんるんだ。対応が遅すぎる。事態はどんどん悪くなっているじゃないか」と、関係者たちも私を責めてきた。しかし、私としては将来の結果に責任があるので、自分で納得するまではゴーサインを出すわけにはいかない。日にちはどんどん過ぎていく。ついに、もうこれ以上引き延ばせないという日が来てしまった。

その日は、「今日中にこの分野に精通している専門家と出会うことができますように」と朝早くから祈り、藁をも掴む思いでインターネットを通して専門家を探した。ある専門家のホームページが目に入った。「この人だ!」と直感した。すぐにその方の事務所を訪問し、問題を説明して意見を聞くと、私とまったく同意見であった。

こうして、その問題は一挙に正しい解決を見ることになった。

◇

佐々木満男

佐々木満男

(ささき・みつお)

弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL. M)。インターナショナルVIPクラブ東京大学顧問。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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