論説・コラム
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(72)弱さの中からの言葉が人を生かす―創設5周年にあたり 広田信也
現代社会に生きる私たちは、膨大な情報に晒されている。日常生活を送るだけで、さまざまな情報が意図せず入ってくる。私たちは、情報の扱いに細心の注意を払いたいものだ。特に、安易に得られるインパクトのある力強い言葉には気を付けたい。
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なにゆえキリストの道なのか(199)キリスト教のいう愛とはどういう愛か? 正木弥
愛にはおよそ4種類あるといわれています。A)アガペーの愛、B)エロスの愛、C)ストルゲーの愛(肉親の関係による愛、自我の延長でもある)、D)フィレオーの愛(尊敬・共鳴による愛)です。
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七週の祭りとルツ記(2)落ち穂拾いと神の法の精神 山崎純二
彼女たちは、翌日食べるものさえありませんでした。しかしルツは、苦しい状況であるにもかかわらず、自分の不幸を嘆いたり、自暴自棄になったりはしませんでした。彼女は自分のできる精いっぱいのことをしようとしました。
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主は生きておられる(102)うつを越えて 平林けい子
手術後、2週間ほどうつになった。怖い夢を見た。朝は夜、昼も夜、一日中暗黒の世界。頭に浮かぶのはマイナスのことばかり。ついに、精神科医の診断。漢方薬をもらって飲んだ。驚いたことに、濃い霧が晴れるように暗黒の世界が消えて、日常に戻った。
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三浦文学の魅力と底力(17)光世さんの晩年の祈りと静かな最期 込堂一博
1999年10月12日に三浦綾子さんが召天された後、夫の光世さんは、一人で生活されていましたが、秘書の山路多美枝さんが献身的に手助けされていました。三浦綾子記念文学館の高野斗志美初代館長が急逝された後、光世さんは2代目館長に就任。
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将来の夢と希望 穂森幸一(133)
かわいい子どもが親に虐待されて死んでしまったという話題などがテレビに出てくると、いたたまれない気持ちになり、思わずチャンネルを変えてしまうこともあります。また、学校でのいじめの問題も減少するどころか陰湿化していると聞きます。
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教会の成長拡大に貢献する人財の育成(12)知らせること ジョシュア佐佐木
クリスチャンは、世界最高の価値を持つ情報である「福音」を、すべての人に知らせることが仕事です。パウロは、ピリピ人への手紙の中で、「あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい」と教えています。
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日本宣教論(93)蓮如の道場 後藤牧人
蓮如は、各地に道場を作らせた。これは有力者の自宅のこともあり、または10〜12坪の独立した簡単な建物を作ることもあった。信徒はここにしばしば集まって、信心について話し合うように命じた。
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十字架と復活の主からの恵み 万代栄嗣
私たちの歩みを神の恵みの中にある正しい方向へと整えてまいりましょう。疲れていたり、落ち込んでいたり、なにか重苦しい心であるならば、悪魔がもたらすこのような妨害を、救い主であるイエスに取り除いていただきましょう。
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牧師の小窓(170)人々の救いのための祈り 福江等
天の父よ。あなたは全能であり偏在であります。あなたはいつでもどこにでも、いらっしゃいます。時を創造されたお方として、あなたはみこころのままに時を伸ばしたり、速めたりすることのできる方です。
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ナッシュビルからの愛に触れられて(33)クライストチャーチクワイア、3回目の来日 青木保憲
2011年から交わりが始まったクライストチャーチ。私のパスポートを見返すと、2013年5月の合同コンサートまでに合計6回ナッシュビルへ訪問したことが分かる。わずか3年に、である。
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なにゆえキリストの道なのか(198)褒められたい、称賛されたい、ということは悪いことなのか? 正木弥
多くの人が、他人の想念の中で架空に生きようとし、そのために見栄を張ろうとするようです。「われわれは絶えず架空の存在を飾り、それを維持しようと努め、自己の真の存在をなおざりにする」(パンセ147)
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依存しない、依存させない 佐々木満男
私たちは一人では生きていけない。お互いに協力し合わなければならない。協力し合うところに愛が生まれる。協力とは、お互いに自立しつつ、助け合うことである。依存とは、一方が自立を失って、他方に頼ることである。
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主は生きておられる(101)リハビリ・その2 平林けい子
毎日、休むことなく、マッサージから、足を曲げたり、伸ばしたり。まずは、立つ練習、座る練習。私たちが立つのも座るのもご存じのイエス様、ごらんください。痛みをかかえて、車いす、歩行器で歩く練習。
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新・景教のたどった道(11)東方教会の歴史小年表と地図 川口一彦
旧約時代のイスラエル民族がアジア各地に離散し、主な祭りに母国に帰還する。紀元前5頃、メシアの降誕に東方ペルシアからの博士たちがメシアを礼拝し、帰国してメシアの降誕を伝え広める。マタイの福音書10章6節、イスラエルの失われた家への宣教。
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コヘレト書を読む(24)「さあ喜んであなたのパンを」―陰府には何もない― 臼田宣弘
本コラムの第15回でお示ししましたが、ミドラシュ(ユダヤ教の聖書解釈の一つ)によれば、コヘレト書は3つに区分けがなされます。この区分けに基づくならば、今回から第3部に入ります。
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京大式・聖書ギリシャ語入門(11)「これだけは覚えておきたい」―これまで習った文法事項の復習―
皆さん、こんにちは。京大式・聖書ギリシャ語入門を担当させていただいております、宮川創、福田耕佑です。気が付けば、連載回数も二桁を突破しました。始めた時は5回も続くのかと心配していましたが、どうやら杞憂だったようです(笑)。
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孤児の父―ハインリッヒ・ペスタロッチの生涯(8)ペンで弱者を弁護する
チャルナーの勧めにより、その後ペスタロッチは、「貧民は貧困へと教育されなくてはならない」という論文をイーザク・イーゼリンに送った。この論文は「エフェメリデン」に掲載され、大きな反響を呼んだ。
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闇から光へ~的外れからの解放~(86)手術当日 佐伯玲子
巨大筋腫による子宮全摘出手術の日程が、2013年4月12日9時からと決まってから約2カ月間、さまざまな検査や投薬・ホルモン注射などの治療を経て、手術前日の4月11日、J大学病院に入院しました。
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友である主キリストと歩む 万代栄嗣
2019年の前半もあとひと月。この1週間を歩むに当たって振り返ってもらいたいテーマは、イエスは私たちのことを確かに友と呼んでくださり、人間の友との関係以上の強いつながりを持ってくださったことです。
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