Skip to main content
2025年11月2日08時47分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
教会の成長拡大に貢献する人財の育成

教会の成長拡大に貢献する人財の育成(17)伝えるということ ジョシュア佐佐木

2019年8月28日13時35分 コラムニスト : ジョシュア佐佐木
  • ツイート
印刷
関連タグ:ジョシュア佐佐木
教会の成長拡大に貢献する人財の育成(17)伝えるということ ジョシュア佐佐木+
(写真:freestocks-photos)

私たちに与えられた大きな使命、それは「大宣教命令」に従うことです。つまり「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ」という、主からの命令に従うことですので、【伝える】ということは、私たちにとって、とてもとても重要なことなのです。

しかし、私たちは【伝える】ということについてどのくらい真剣に考えているでしょうか?

私たちが伝える《福音》は、世界最高の価値を持つ情報です。その価値がキチンと伝われば、誰でも受け取りたいと思う情報なのです。「永遠の命」を頂けるという情報ですので、みんなが飛びついて当然なのです。しかし残念ながら、日本では伝わっていないのです。伝えている《福音》は完璧ですので、伝わらない原因は、私たちの【伝える】方法にあるのではないでしょうか?

大切なことを人に伝え、その情報を共有していただくためには、その人の心に届ける伝え方が必要です。どのように【伝える】のかということに徹底的にこだわる必要があるのです。

私たちが【伝える】ことに、どれだけ真剣に向き合っているかということが問われます。あるイベントで、クラシック歌手が昭和歌謡を歌うのを見たことがあります。譜面を見ながらの演奏でしたので、何も伝わってこなかっただけでなく、歌謡曲を甘く見ているダメな歌手という感想を持ってしまいました。以前訪ねたある教会の礼拝で、牧師がずっと下を向いたまま原稿を見ながら1時間以上も説教したのを覚えています。聞き手を無視した棒読みの朗読でしたので苦痛以外のなにものでもありませんでした。説教の内容はまったく覚えていません。このように、【伝える】ことに真剣でなければ、心には何も届かないのです。

私たちは、自分の生きざまを通して【伝える】必要があります。《福音》を伝えるのですから、《福音》に生きている姿を通して伝えることが肝要なのです。自分自身の証しをいつも準備しておく必要があります。文章にして、何回も何回も鏡の前で練習をして、最高のプレゼンテーションをいつでもできるように備えましょう。メッセージを語るときも同じです。会衆にメッセージが明確に伝わるかどうかを常に意識して準備しなくてはなりません。言葉や話し方だけではなく、表情や動作、マイクや音響のバランス、会堂の気温など、すべてが【伝える】ために適切かどうかを吟味してください。

私たちには、さまざまな物語を通して《福音》を語ることが求められます。イエス・キリストも多くの物語を用いて神の国を私たちに示してくださいました。クリスチャンたちの証しや、多くの例話を収集し、いつでも使用できるように備えていなくてはなりません。そのためには読書や観劇や映画鑑賞をはじめ、セミナーやワークショップなど、さまざまな情報収集の機会をつくり、学び続けなくてはなりません。

私たちは、《福音》を信じた結果がどうなるのかを明確に知らせる必要があります。「神の国と神の義とを求めなさい」のあとには、その結果として「そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう」と知らせてくれているのです。「求めなさい」のあとには「与えられます」、「捜しなさい」のあとには「見つかります」、「たたきなさい」のあとには「開かれます」。聖書は結果にコミットしてくれるのです。結果に責任を持って【伝える】のです。

私たちは、いつも情熱を持って語らなくてはなりません。主は、私たちを救うために途方もない情熱を持って十字架にかかってくださいました。命がけの情熱です。私たちは、その情熱の証しである聖霊の炎に燃えて語らなくてはならないのです。私たちからほとばしる情熱は、必ず人々の心に届きます。

私たちは常に、伝える方法を考えなくてはなりません。伝えるための新しい方法を見つけ続け、工夫をし続けるのです。これはとてもクリエイティブでやりがいのある仕事です。クリエイターやコピーライターたちがやっている仕事と同じなのです。ワクワクしながら新しい方法で《福音》を伝えるとき、人々の心に必ず届きます。

《福音》は普遍です。しかし《福音》を伝える方法は多種多様なのです。その場その場、その人その人によって適切な【伝え方】を用いることができるように上達していかなくてはなりません。主に与えられた使命を全うするためには『達人』になる必要があるのです。

《福音》を人々の心に届けましょう。

ハレルヤ!!!!

彼らはみな達人であった。(1歴代誌25章7節より)

<<前回へ     次回へ>>

◇

ジョシュア佐佐木

ジョシュア佐佐木

(じょしゅあ・ささき)

巡回伝道者、ワーシップ!ジャパン宣教人財育成学院理事長、JTJ宣教神学校講師、東京基督教大学非常勤講師、東北応援団LOVE EAST事務局長、日本CBMC理事、一般社団法人日本ゴスペル音楽協会理事長、一般社団法人GOSMACミニストリーズ専務理事。

国立音楽大学大学院修士課程修了、ヴィオッティ音楽院(イタリア)修士課程修了。欧州と北米にてオペラ歌手として活動後、ゴスペル音楽家に転向し北米ツアーを敢行。米国にて教会の音楽主事、ワーシップリーダーなどを歴任後帰国する。大和カルバリーチャペルにてスタッフとして務めながら国内巡回伝道を開始。日本で唯一の音楽系の神学校、ワーシップ!ジャパン宣教人財育成学院(当時:日本宣教音楽学校)を創設し、日本の礼拝音楽の質の向上と、アグレッシブに伝道する宣教人財の育成に尽力している。

j-worship シリーズCD全5巻、マンスリーワーシップCD全12巻をプロデュースしている。著書に『グローリー・トゥ・ゴッド』(いのちのことば社)など。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:ジョシュア佐佐木
  • ツイート

関連記事

  • 教会の成長拡大に貢献する人財の育成(16)成功の本来の目的 ジョシュア佐佐木

  • 教会の成長拡大に貢献する人財の育成(15)宣教事業(ミニストリー)を成功に導くには ジョシュア佐佐木

  • 教会の成長拡大に貢献する人財の育成(14)技術を活かすには ジョシュア佐佐木

  • 教会の成長拡大に貢献する人財の育成(13)「自主トレ」のすすめ ジョシュア佐佐木

  • 教会の成長拡大に貢献する人財の育成(12)知らせること ジョシュア佐佐木

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(31)夢の中での再会

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(234)神様の思い(計画)が分からないのはありがたい 広田信也

  • 聖書アプリ「ユーバージョン」が間もなく10億インストール 11月に「聖書月間」開催

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 花嫁(36)薄明かりの祈り 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(11月2日):エジプト 福音の力—何世代にもわたる暗闇を撃破(2)

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.