Skip to main content
2025年9月16日11時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(77)いのちの起源 広田信也

2019年8月25日07時31分 コラムニスト : 広田信也
  • ツイート
印刷
関連タグ:広田信也

人は自分の存在の起源をよく考える。人はどのようにして人になったのか? 生物の起源はどこにあるのか? さまざまな学説があるが、どれも的を射たものが存在しない。それどころか、科学の進歩とともに、生物の不思議なありさまが次々と見いだされ、その起源を科学的に見極めることは、ほとんど不可能になっている。

地球上に生命誕生の痕跡・条件は存在しない

自然を熱心に研究している人は世界中に大勢いるが、今まで誰一人として生物が自然発生するところを観察した人はいない。また、さまざまな仮説に基づき、実験室で太古の地球環境を再現する無数の実験が行われたが、生命体が発生した記録はどこにもない。

「生物は、生物から生まれるのであって、自然発生することはない」という結論は、既に自然科学の発展によって出ている。しかし、それでも、生命の起源を何とか科学的に導きたい現代人は、今も新しい仮説を求め続けている。

宇宙空間に生命の起源がある?

「宇宙には高度に進化した生物がいて、その生物が隕石や彗星を用いて、地球に生命の種子になるものを送り込んだ」というSFのような仮説が支持されるようになった。

地球上で生物が自然に発生しそうもないので、宇宙に関心が向いたのだろう。確かに、隕石の中にも有機物が見つかることがあるようだ。仮説としては成立するが、ほとんど解明不可能な宇宙が対象なだけに、この仮説を立証するのも、反例を見いだすのも難しい。

当分の間、宇宙探査機が持ち帰る岩石などから有機物などが見つかると大騒ぎになることだろう。しかし、仮に万が一、宇宙空間に地球外生物がいるとしても、その生物はどこから来たか? 疑問は深まるばかりである。

生物が進化した痕跡はどこにもない

生物が自然発生しないことは認めざるを得ないが、進化を否定する人は意外と少ない。しかし、進化に関しても、進化を確認した人がいないばかりか、進化論を否定する反例が目立っている。

私も、幼いころより進化の系統図を教え込まれたこともあり、生物は長期間かけて次第に変化してきたと思い込んでいた。ところが、ある時、進化の過程を証明する中間生物が、化石の中に見いだされないことを知って驚いた。

大変、興味深いことだったので、私なりに調べてみたが、中間生物と思われていたものは、進化論者が系統図をうまく説明するために利用した全く別の生物だった。進化を裏付ける中間生物が見いだせないことは、進化論(仮説)を否定する決定的な反例と言えるだろう。

創世記1章は見事に自然界を表現している

初めに、神が天と地を創造した。(1節)

聖書は、いのちの起源が、神(創造主)にあることを前提にしている。生物の自然発生や進化の探求から離れ、創造主の存在を前提にこの世界を眺めてみるといい。聖書の記述が、自然界を見事に表現していることに気付くだろう。

そのとき、神が「光よ。あれ。」と仰せられた。すると光ができた。(3節)

時間と空間の基準を担っているのは「光」である。その「光」を創造される神様なら、その方こそ、この宇宙の中に地球を浮かべ、私たちが生きる時間と空間を備えることができる方である。

ついで神は「大空よ。水の間にあれ。水と水との間に区別があるように。」と仰せられた。(6節)

水の性質と生物の関係は大変深いものだ。水の特異な性質の故に生物は生きていくことができる。神様は、生物の生きる環境を細やかに準備された。

神は二つの大きな光る物を造られた。大きいほうの光る物には昼をつかさどらせ、小さいほうの光る物には夜をつかさどらせた。(16節)

太陽と月の存在は、生物が生き続けるためのリズムを与える。地球との距離や傾きも絶妙に調整されている。

・・・地は植物、種を生じる草、種類にしたがって・・・(11節)
・・・海の巨獣と、その種類にしたがって、水に群がりうごめくすべての生き物と、その種類にしたがって、翼のあるすべての鳥・・・(21節)
・・・神は、その種類にしたがって野の獣、その種類にしたがって家畜、その種類にしたがって地のすべてのはうもの・・・(25節)

神様は種類に従って生物を創造されたと何度も繰り返し書かれてある。種類を超えて生物が変化(進化)することのない自然界の様子を、見事に表現している。

自然科学は、神様の創造の業をひも解くものではなく、神様によって造られた被造物の秩序を扱うものである。生物の起源を知りたいと願うなら、まず、創造主である神様の本質を知るべきだろう。自然科学に向かう日本人の姿勢が、そろそろ変わっていくことを心より期待する。

<<前回へ     次回へ>>

◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:広田信也
  • ツイート

関連記事

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(76)無脳症児―愛する孫「玲」の命 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(75)今後、教会の存続は可能か? 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(74)現場を離れた危険なリーダー 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(73)「信者」と「未信者」の区別がつくのか? 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(72)弱さの中からの言葉が人を生かす―創設5周年にあたり 広田信也

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(244)聖書と考える「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • ワールドミッションレポート(9月16日):グアテマラ 子どもたちに広がる希望の連鎖

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • 聖書のイエス(17)「わたしを見た者は、父を見たのです」 さとうまさこ

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.