Skip to main content
2026年6月11日11時51分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
日本人に寄り添う福音宣教の扉

日本人に寄り添う福音宣教の扉(75)今後、教会の存続は可能か? 広田信也

2019年7月27日21時14分 コラムニスト : 広田信也
  • ツイート
印刷
関連タグ:広田信也ブレス・ユア・ホーム

私がトヨタ自動車に入社した1980年、世界全体の車両販売台数は、年間3500万台程度だった。それから38年が経過した昨年、世界の車両販売台数は9700万台程度となり、全世界の自動車保有台数は、実に13億台を超えた。

市場規模が拡大する中、自動車への期待は多種多様になった。動力性、操作性、操安性、制動能力、積載能力、燃費、排気ガス、騒音、耐久性、整備性、生産性、価格など、それぞれの領域において市場の要求は刻々と変化し、それらに企業が応えてきたのである。

トヨタ自動車は、連結会社を含めると37万人の大所帯であるが、毎年のように組織、人事が変化する。市場の変化に応えるためには、身を切るような改革が繰り返されてきた。

私自身、熱心に取り組んでいたプロジェクトが突然中止になったり、他部署への移動を指示されたり、役職を解任されたり、不本意なことも数多くあった。しかし、それらの変革は、企業活動の存続にとっては必要なことだった。

社会の必要に応えられなければ消えていく

自動車産業の発展は、自動車という魅力ある製品の需要が拡大し、それに応える企業の自己変革の努力によってもたらされてきた。その間、時代の要求に応えられなかった伝統的な自動車会社は姿を消した。

社会の必要は刻々と変化している。社会とつながりのあるすべての共同体は、その変化に応えることを要求される。時代の変化に対応できない共同体は、やがて姿を消すことになる。キリスト教会も社会とつながる共同体である以上、例外ではない。

キリスト教会は消えていくのか?

キリストの体である教会は、すべてが消えてしまうことはない。しかし、日本社会で、もう何年も変化のない地域教会の共同体は、社会とのつながりが希薄になっている可能性があり、消滅する危険が極めて高い。既に教会の数は減ってきている。

それでは、日本社会に福音の必要がないのか?というと、そんなことはまったくない。多死社会を迎えた日本では、年間約140万人が亡くなっている。しかも、核家族化が進んだ中、体の弱さが増し、不安と孤独を抱えている高齢者が大勢いる。彼らの心は飢え渇いている。

確かに、医療や介護など、体を支える備えは整ってきた。しかし、高齢者とその家族に寄り添い、心の内面を支える人材が極めて不足している。実は、教会の献身的な人材を、今の時代は最も必要としているのだ。

もし、牧師が近隣の老人施設に出掛け、傾聴活動を続けるなら、多くの高齢者とその家族に福音を届けることになるだろう。また、地域の高齢者支援の仕組みに教会から協力を申し出るなら、大変喜ばれるだろう。葬儀やお墓の相談に積極的に応えれば、多くの人々との接点を持つことができるに違いない。

高齢者だけではない。若い世代にも教会の果たす役割は大きい。かつて、仕事の仕組みも物も少なかった時代、それらを創造する夢があった。今の時代は、既存の仕事に組み込まれ、効率ばかりを求められる。

そんな社会で、若者が夢を追い求め続けることは容易ではない。効率を上げられない者は疎まれる。そんな若者を支える役割として、教会の存在は重要になっている。

地域教会は、外からの声に対応して、出掛けてほしい

このように、かつて活力に満ちていた時代とは異なり、弱さを抱える人々が多くなった日本では、寄り添ってくれる献身的な信仰者が求められている。

弱さを抱える人々は、聖書を伝えてほしいとは言わないし、祈ってほしいとも言わない。まして、教会の集会に来ることはほとんどない。しかし、その魂は飢え渇いている。

教会は、伝統的に教会堂を作り、集会を催して人々を招いてきた。効果が少ないことが分かっているのに、もうずっと同じ方法を続けてきた。もうそろそろ方針を変え、福音を携えて教会堂から外に出掛け、飢え渇いた魂の隣人になることを積極的に実践してほしいものだ。福音宣教の現場は、教会堂の外にある。

私たち(ブレス・ユア・ホーム)は、そのよき仲介者になりたいと心より願っている。地域教会から、多くの献身的な信仰者が福音を携えて出掛けて行けるように、これからも、さまざまな仕組みを提案していきたい。

<<前回へ     次回へ>>

◇

広田信也

広田信也

(ひろた・しんや)

1956年兵庫県生まれ。80年名古屋大学工学部応用物理学科卒業、トヨタ自動車(株)入社。新エンジン先行技術開発に従事。2011年定年退職し、関西聖書学院入学、14年同卒業。16年国内宣教師として按手。1985年新生から現在まで教会学校教師を務める。88~98年、無認可保育所園長。2014年、日本社会に寄り添う働きを創出するため、ブレス・ユア・ホーム(株)設立。21年、一般社団法人善き隣人バンク設立。富士クリスチャンセンター鷹岡チャペル教会員、六甲アイランド福音ルーテル教会こどもチャペル教師、須磨自由キリスト教会協力牧師。関連聖書学校:関西聖書学院、ハーベスト聖書塾、JTJ宣教神学校、神戸ルーテル神学校

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:広田信也ブレス・ユア・ホーム
  • ツイート

関連記事

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(74)現場を離れた危険なリーダー 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(73)「信者」と「未信者」の区別がつくのか? 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(72)弱さの中からの言葉が人を生かす―創設5周年にあたり 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(71)天国へのハーモニー 広田信也

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(70)天国の身体 広田信也

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 英イングランドのカトリック教会とペンテコステ派が初の公式対話

  • うめき叫ぶ(その2)出エジプト記2章23、24節 藤崎裕之

  • ウクライナ政府高官、ロシア正教会を世界教会協議会から除名するよう要求

  • ワールドミッションレポート(6月10日):バングラデシュ 権力の空白に潜む暴力─恐怖の中で御名を握りしめる者たち

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 人がこの世に生まれた理由 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(6月8日):スーダンのモレブ族のために祈ろう

  • 辺野古転覆事故、死亡した船長の金井創牧師を刑事告発へ 海上運送法違反容疑で

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • ウクライナ政府高官、ロシア正教会を世界教会協議会から除名するよう要求

  • ワールドミッションレポート(6月7日):ブータン ヒマラヤの仏教王国が真の「幸せの国」となるように祈ろう

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 辺野古転覆事故、死亡した船長の金井創牧師を刑事告発へ 海上運送法違反容疑で

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

編集部のおすすめ

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 「絶望の隣は希望」 在日ウクライナ正教会、ロシアの軍事侵攻4年で祈りの集会

  • 「罪のない最も弱い存在を殺す行為」 中絶反対を訴え行進、マーチ・フォー・ライフ

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.