書籍
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“聖書流”スローライフのすすめ ハワイから届いたエッセイ集『アロハの贈りもの』
プロウィンドサーファー故飯島夏樹さんの妻寛子さんによる、“聖書流”スローライフを勧めるエッセイ集『アロハの贈りもの』が、4月に出版された。ハワイの地で生かされていることに常に感謝しながら生活を送る飯島ファミリーの姿がつづられている。
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質問形式で結婚について学ぶ『愛し合う二人のための結婚講座』 今月刊行
結婚を控えるカップルの学びに最適な、大嶋裕香さんによる『愛し合う二人のための結婚講座―我が家の小さな食卓から』が今月、出版された。裕香さんは、キリスト者学生会(KGK)主事の夫と共に、全国各地の恋愛セミナー・結婚セミナーで奉仕をしている。
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マーク・R・マリンズ編『Critical Readings on Christianity in Japan』
『Critical Readings on Christianity in Japan』(全4巻)は、オランダに本社を置く人文・社会・自然科学の専門書出版社であるブリル(Brill)社が今年出版した専門書である。最近出版された英語による日本のキリスト教に関する研究書で、これだけ包括的で詳細な本は本書の他にないだろう。
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【書評】「内村くん、はじめて『宗教』に遭遇し、大いに悩む!!」 内村鑑三著『ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか』
本書は鈴木俊郎訳『余は如何(いか)にして基督信徒となりし乎(か)』(1939)で知られる内村鑑三の英文「How I Became a Christian」の現代語訳。帯には「内村くん、はじめて『宗教』と遭遇し、大いに悩む!!札幌農学校からアメリカ留学までの日々」と書かれている。
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稲垣久和・佐々木炎編『キリスト教福祉の現在と未来』
キリスト新聞社は2014年、これからの「キリスト教福祉」の在り方を見据えて、研鑽(けんさん)し、実践していくためのネットワーク「教会と地域福祉」フォーラム21を創設した。本書はその活動を記録したブックレット・シリーズの第1弾だ。
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カトリック長崎大司教区、信徒発見150周年で“キリスト道入門書”
『ともにこの道を キリスト道 入門書』は、日本の禁教令時代の3月17日の信徒発見から150周年を記念して、同日に発行されたカトリック信仰の入門書。第1課「神さまとは、どんな方ですか」から第28課「永遠のいのち」までの28課からなる。
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世界福音同盟、「寛大さ」テーマにした新刊本を紹介
プロテスタント福音派の世界組織である世界福音同盟(WEA)が、公式サイトで新刊本『Christ-Centered Generosity: Global Perspectives on the Biblical Call to a Generous Life(キリスト中心の寛大さ―寛大な生き方への聖書的な招きに関する地球規模の視点)』を紹介している。
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中学生のための最新のキリスト教入門書は? キリスト教学校教育同盟編『キリスト教入門』
本書は、主にプロテスタントのキリスト教主義中学校で、聖書科の教材として、戦後長年にわたって実際に使われてきた、中学生向けのわかりやすい優れたキリスト教入門書の最新版。こういう本はたくさんありそうで、実は意外と少ない。
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聖書を楽しんで体験 絵本『よくみてさがそう せいしょえほん』発売
未就学の幼児でも聖書の物語を楽しみながら体験できる絵本『よくみてさがそう せいしょえほん』が1日、日本聖書協会から刊行された。絵は、子ども向けの本500冊以上でイラストを手掛けてきた英国の女性イラストレーターが描いており、大人でも見応え十分。
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【書評】ゴスペル界の若きカリスマがつづる『声に出した瞬間あなたを幸運に導く48のことば』
誰にだって、つらい時、悲しい時、うまくいかない時、怒りたい時はある。ある時は、そうした感情を態度や言葉に出してしまうことはないだろうか? そんな人に、この本の著者は語り掛ける。「ここにある言葉も、ぜひ声に出して言ってみてください」と。
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「自分自身を壊す前に」 塩谷直也牧師が絵本で伝えるメッセージ
青山学院大学法学部教授で、大学宗教主任も務める塩谷直也牧師の絵本『ひとりぼっちのオルガン』が、1月下旬に刊行された。「自分中心の生き方が一番つらかった」と、クリスチャンになった経緯を語る塩谷氏。牧師となってからは自殺予防に関心を注いできた。
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【書評】山我哲雄著『キリスト教入門』岩波ジュニア新書
著者いわく「非キリスト教徒のための、『教養としてのキリスト教入門』といった性格のもの」であるという本書。キリスト教とは何かを知りたい人が、聖書入門にとどまらず、キリスト教を歴史的に概観しようとするには、絶好の入門書である。
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キリスト教の教勢は欧米から世界の南側へ? 世界的潮流を考える本
本紙の1月13日付記事「西欧でキリスト者減少、各地で教会閉鎖相次ぐ」との関連で重要な本がある。それは、米国の歴史・宗教学者であるフィリップ・ジェンキンズ教授の『The Next Christendom: The Coming of Global Christianity』という本である。
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【書評】木田惠嗣・朝岡勝共著『福島で生きていく』
福島県キリスト教連絡会代表で福島県キリスト教子ども保養プロジェクト(ふくしまHOPEプロジェクト)代表の木田惠嗣牧師と、日本同盟基督教団震災復興支援本部事務局長でふくしまHOPEプロジェクト事務局長の朝岡勝牧師の対談を収録した新しい本。
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アリスター・E・マクグラス著のキリスト教入門書第3版出版 日本では来年2月から販売
国際的な神学の教科書など数多くの著書を著し、世界的に著名な英国の神学者であるアリスター・E・マクグラス氏による英語のキリスト教入門書『Christianity: An Introduction』の第3版が今月、英国の国際的な出版社である Wiley-Blackwell から出版された。
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信州夏期宣教講座編『改憲へ向かう日本の危機と教会の闘い』
本書は、日本の原発や憲法の問題に対する危機意識の下に、時代認識と教会による宣教の使命について、5人の論者が行った講演を収録したブックレットである。
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初来日したWCC総幹事のオラフ・フィクセ・トヴェイト著『Christian Solidarity in the Cross of Christ』を読む
きょう初来日した世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トヴェイト総幹事の著書『Christian Solidarity in the Cross of Christ』(キリストの十字架におけるキリスト者の連帯)の主な内容をここでは紹介する。
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【書評】自由の闘士から世界の治癒者へ マイケル・ラプスレー著『記憶の癒し』
「この回顧録は、私が南アフリカ解放のための自由の闘士から、傷つき、世界的な使命を帯びた治癒者となるに至った道筋を振り返るものである」と著者は本書の前書きで記している。著者は、どのようにして治癒者へと変わることができたのか。
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命の絵本『一つになろうよ!!』 聖書に忠実に恋愛・結婚・家族描く
静岡県浜松市にある教会「ぶどうの木」による絵本『一つになろうよ!!命の絵本・命の糸に出会う本』が10月25日、燦葉出版社より出版された。恋愛とは、結婚とは、子育てとは、家庭とは。聖書のことばをもとに、分かりやすくまとめられた絵本だ。
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確かにより小さく軽い 実際に手に取って比べた新発売の『聖書 スタディ版』改訂版
日本聖書協会の新しいA5版『聖書 スタディ版』改訂版が、23日に同協会直営のバイブルハウス南青山(東京都港区)に入荷した。筆者も同日にこの改訂版を入手し、その内容や寸法、重さを確かめ、元の英語版や旧版と比較してみた。
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