書籍
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『志の力』 クリスチャン社長と元文科相が問う「人生をどう生きるか」
昨秋、『志の力』が出版された。本書は、元文部科学大臣の下村博文(はくぶん)衆院議員とアチーブメント株式会社の青木仁志(さとし)社長の共著。青木氏は、人材教育コンサルティング会社の社長としても有名だが、クリスチャンとしても活躍している。
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神学書を読む(28)聖書正典化の歴史がこの1冊でよく分かる! 『聖書の成り立ちを語る都市』
さて、皆さんは以下の文言をどう受け止めるだろうか。ロバート・R・カーギル著『聖書の成り立ちを語る都市 フェニキアからローマまで』の終章の書き出し部分である。カーギル氏は米国の考古学者、聖書学者である。
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ワーナー映画と共に46年半 元製作室長の小川政弘さんが著書『字幕に愛を込めて』出版
ワーナー・ブラザース映画の製作室長として、「ハリー・ポッター」「マトリックス」「ラスト・サムライ」「硫黄島からの手紙」など、数多くのヒット映画を送り出してきた小川政弘さん(76)が、自身初となる著書『字幕に愛を込めて』を出版した。
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神学書を読む(27)土井健司監修『1冊でわかるキリスト教史 古代から現代まで』
歴史書を通して歴史を学ぶことは最も基本であり、大切なことである。だが読み手にとって最も厄介なのはその分量、平たく言えばページ数である。忙しい社会人や専門外の大学生が読むのに「適している」ものは何か、と考えるなら、私は迷わず本書をお勧めする。
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田頭真一著『天国で神様に会う前に済ませておくとよい8つのこと』 オリブ山病院で出版記念祝賀パーティー
田頭(たがみ)真一著『天国で神様に会う前に済ませておくとよい8つのこと』の出版記念祝賀パーティーが3月31日、沖縄県那覇市首里のオリブ山病院礼拝堂で行われました。私は祝賀パーティー開催の発起人代表としてあいさつさせていただいた。
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神学書を読む(26)黒崎真著『マーティン・ルーサー・キング 非暴力の闘士』
今年2018年は、マーティン・ルーサー・キング牧師が暗殺されてから50年となる。各地では記念式典が行われ、またキング牧師に関する書籍やコメントが米国のみならず世界各地で発信されている。しかしこれは単なる「キング礼賛本」ではない。
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キング牧師没後50年 感動と人生の指針与える名著『汝の敵を愛せよ』
1968年4月4日、遊説のために訪れていたテネシー州メンフィスでキング牧師が凶弾に倒れてから50年がたった。キング牧師の偉大さを示す本は数多く出ているが、中でも『汝の敵を愛せよ』(蓮見博昭訳)は、多くの人に深い感動と人生の指針を与えてきた。
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「新渡戸稲造の現代的意義」 樋野興夫氏がデビュー作の新訂版出版で記念講演
「がん哲学」の提唱者として全国で活躍する順天堂大学医学部教授の樋野興夫(ひの・おきお)氏が29日、自身のデビュー作『われ21世紀の新渡戸とならん』の新訂版が出版されたことを記念して、お茶の水クリスチャン・センター(東京都千代田区)で講演した。
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『横浜の女性宣教師たち』 日本に生涯をささげた48人の軌跡
1858年に日米修好通商条約が締結されると、宣教師の来日が認められ、米国を中心に海外から宣教師が次々と来航した。その中でも横浜は、日本で最も大きな外国人居留地があり、多くの宣教師が訪れ、開国後の日本でキリスト教がいち早く受容された地だ。
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神学書を読む(25)島田裕巳著『ジョン・レノンは、なぜ神を信じなかったのか』
時代順に並べられたアーティストたちが、それぞれどのようなスタンスでキリスト教と向き合ったかが紹介され、その例証として発売されたアルバムや収録されている楽曲が挙げられる。しかし、私が面白いと思ったのは、彼らの生い立ちである。
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書評の「フェイク性」に騙されないために 全世界で話題の本『炎と怒り』の正しい読み方
米国発の暴露本が世界で売れに売れている。言わずと知れたドナルド・トランプの暴露本『炎と怒り―トランプ政権の内幕』である。いかに売れている本であるかということは、日本版の帯を見ると分かる。
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「がん哲学外来」の樋野興夫氏迎え 『われ21世紀の新渡戸とならん』新訂版出版記念講演会、東京で3月29日
「がん哲学外来」の提唱者、順天堂大学医学部教授の樋野興夫(ひの・おきお)氏のデビュー作『われ21世紀の新渡戸とならん』(イーグレープ)が、新訂版で15年ぶりに再刊された。これに合わせて、樋野氏を迎えての出版記念講演会が3月29日に開かれる。
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神学書を読む(24)小原克博著『一神教とは何か―キリスト教、ユダヤ教、イスラームを知るために』
三宗教の解説書、入門書は巷にあふれている。しかし、小原氏はこの三宗教の関係性について問う。さらに宗教界の独自性だけでなく、おのおのの教えが実社会にどのような影響を与えているか、という意味での「間」を問う。
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「宗教」の項目に新しく「ファンダメンタリズム」や「メガチャーチ」など追加 『アメリカ文化事典』
米国を初心者でも分かるように解説した事典があれば――。そんな願いから生まれたのが『アメリカ文化事典』である。本事典の特徴は、アメリカ学会が発足以来50年の節目を迎えたことを記念して編集されたということである。
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神学書を読む(23)若松英輔著『内村鑑三 悲しみの使徒』
クリスチャンなら、内村鑑三のことを聞く機会が多いだろう。私の周りの方は、皆が彼を好いている。本書は、内村の信仰列伝ではない。むしろ、歪(いびつ)な性格の故に周囲がかなり人間関係に苦慮せざるを得なかったことを赤裸々に語る告白本である。
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「がん哲学外来」提唱者の樋野興夫氏、『われ21世紀の新渡戸とならん』を新訂版で15年ぶりに再刊
「がん哲学外来」の提唱者、順天堂大学教授の樋野興夫(ひの・おきお)氏が2003年に出版した『われ21世紀の新渡戸とならん』が、装いも新たに再刊された。いつの時代も色あせることのない、人生を生き抜くためのヒントを伝える。
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神学書を読む(22)出村和彦著『アウグスティヌス「心」の哲学者』
宗教改革500周年。当然、プロテスタントは活気づく。しかし、カトリックが歴史的に意味をなさなかったというわけではない。両陣営とも、「三位一体」や「恩恵」という概念を受け入れている。その根幹を築き上げたのがアウグスティヌスである。
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神学書を読む(21)森本あんり著『宗教国家アメリカのふしぎな論理』
本書は、私が(勝手に)二分してきた神学の概念的側面と実学的側面、それを見事に組み合わせて、現代における「正統」の概念と実際を考察している。具体的には「宗教国家」である米国を取り上げ、その特徴を「富と成功の福音」「反知性主義」と整理して詳述している。
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神学書を読む(20)白取春彦著『この世に「宗教」は存在しない』
哲学、宗教などの専門家として、このような分かりやすい本を次々とお書きになっていることは、すごいことである。特にキリスト教に関しては、私たちが彼の主張から学ぶべきことが多くあるように思われる。
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『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』『「人を好きになってはいけない」と言われて』から信仰継承を考える
いしいさや著『よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話』(講談社)は、エホバの証人の母親のもとで育てられた半生を描いた漫画。大沼安正著『「人を好きになってはいけない」と言われて』(講談社)も、統一協会の両親に育てられた著者の自叙伝だ。
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