書籍
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神学書を読む(10)ノーマン・V・ピール著『新訳 積極的考え方の力―成功と幸福を手にする17の原則』
本書は、厳密には「神学書」とは言えない。しかし、書かれている内容は、一般ビジネスマン向けではあるものの、聖書に基づいている。なぜなら、作者のピールはニューヨークで1950年代に活躍したキリスト教牧師である。
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藤掛明著『人生の後半戦とメンタルヘルス』(キリスト教カウンセリング講座ブックレット、キリスト新聞社)
前に進もうと思っているのに、途中で邪魔が入ったり、自分自身が精神的にまいったりして、どうしていいか分からなくなることはないだろうか。そんな時、こわばった心をマッサージして信仰を回復させてくれる、そんな本がキリスト新聞社から昨年11月に刊行された。
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25歳青年の奇跡の証し 『齊藤諒の生きる力~四肢麻痺・人工呼吸器装着の僕が伝えたいこと~』
静岡県浜松市にある教会「ぶどうの木」の教会員で、交通事故の後遺症で四肢麻痺・人工呼吸器装着の斉藤諒(りょう)さんが19日、事故に遭ったことをきっかけにイエス・キリストと出会い、これまで体験した奇跡の数々を書き記した著書を Kindle 版の電子書籍で出版した。
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『現代文化とキリスト教』(2)「ポスト世俗化の宗教技法 テゼ共同体とその祈り」岡本亮輔氏
岡本亮輔氏(北海道大学メディア・コミュニケーション研究員准教授)は、『聖地巡礼―世界遺産からアニメの舞台まで』(2015年、中公新書)、『聖地巡礼ツーリズム』(2012年、弘文堂、共著)などの著作がある宗教社会学者。
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『現代文化とキリスト教』(1)「カトリックの移民支援の重層性」白波瀬達也氏
本書は関西学院大学キリスト教と文化研究センターの研究プロジェクト「現代文化とキリスト教」での7つの発表が収められているが、神学ではなく宗教社会学者による2つの発表が特に現代社会におけるキリスト教に関する重要な研究と思われるのでご紹介させていただきたい。
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ロシアは何を目指すのか? 『宗教・地政学から読むロシア「第三のローマ」をめざすプーチン』(2)
ソビエト連邦は70年以上無神論政策を続け、宗教を弾圧したことはよく知られている。しかし、信仰はなくならなかった。ソ連時代にすら共産党エリートも密かに教会で洗礼を受けており、末期には表に現れるほどになっていた。
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ロシアは何を目指すのか? 『宗教・地政学から読むロシア「第三のローマ」をめざすプーチン』(1)
本書は、地政学と宗教から「ロシアとは何か?」「現代ロシアは何を志向しているのか?」などを分析している。著者は法政大学教授の下斗米(しもとまい)伸夫氏。現代ロシア政治に関する著作も多数出版している、この分野の第一人者といえるだろう。
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神学書を読む(9)『沈黙』と共鳴するキリスト教の犠牲批判 青野太潮著『パウロ 十字架の使徒』
新書版であるため、ページ数としてはわずか200ページ足らずであるが、その内容は深く、既存のキリスト教に対してセンセーショナルな議論を吹っかけている問題の書である。
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「死といのち」の問題を考える 石居基夫著『キリスト教における死と葬儀―現代の日本的霊性との出逢い』
本書は、「死といのち」の問題をめぐって、日本人にキリスト教の福音の意味を伝えると同時に、日本のクリスチャンがキリストの救いをしっかり受け取っていけるようにという著者の強い思いを、優しさにあふれる言葉で紡いだ1冊。
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神学書を読む(8)『聖書信仰』後編:聖書無誤主義を福音主義はどう超克するか?
前編では、13章までで提示された歴史的見地から見た聖書信仰の変遷について言及した。後編では、藤本氏が本書を書く動機ともなったであろう、モダン主義を越えた聖書信仰の在り方について、評していきたい。
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神学書を読む(7)『聖書信仰』前編:聖書無誤主義を福音主義はどう超克するか?
もしもあなたが「聖書の書いてあることは本当にあったことなんだろうか?」とか、「こんな出来事が本当にあったとしたら、これをどう説明したらいいのだろう?」と一度でも思ったことがあるなら、ぜひ本書を手にすることをお勧めする。
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信仰生活、迷っていませんか? 奥田英男著『祝福を受ける人のBibleノート』
聖書の言葉を「わかりやすく、より実践的に、生活に適用できるように」をテーマに、神に出会ってからどういう生活を送ればいいのか迷っている全てのクリスチャンに贈る実践ワークブック。
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神学書を読む(6)『クー・クラックス・クラン 白人至上主義結社KKKの正体』
KKK(クー・クラックス・クラン)といえば、白い目出し帽子の三角頭巾にワンピース状の白いローブをまとい、炎の十字架を掲げて黒人たちをリンチして回る恐ろしい集団、というイメージがあるのではないだろうか。
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愛と人間尊重の経営哲学書 山田晶一著『一度死んだと思えば、何でもできる!』
累積赤字を5年で解消させ、その後50年にわたって黒字経営を続けてきた大阪の老舗企業・株式会社山田硝子店相談役の山田晶一氏。同書は、著者である山田氏が再建に至るまでの道筋と、自らの経営について語る、愛と人間尊重の経営哲学書だ。
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「図版と平明な文章によって解き明かす」「聖書が体感できる本」『ビジュアル大百科 聖書の世界』発売へ
12月15日に明石書店から発売予定の『ビジュアル大百科 聖書の世界』。「人類の古典としての聖書を1000点以上の図版と平明な文章によって解き明かす」「『聖書が体感できる』本」だという。
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25周年で全改訂、動画も マクグラスの国際的教科書『キリスト教神学入門』『キリスト教神学資料集』原書
今年の9月と10月に英語でそれぞれ順に出版された、英国の著名な神学者、アリスター・E・マクグラス氏(オックスフォード大学教授)の最も代表的な著書である国際的なキリスト教神学の教科書と、それに伴う資料集の原書最新版。
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『釜ヶ崎と福音』の本田哲郎神父と宮台真司氏のスリリングな対話 『福音の実り』(2)
この対談で最も興味深いのは、宮台氏が本田神父について問い掛けるくだりだ。それは本田神父を尊敬する方(私もその1人なのだが)も批判する人も共通して持っている問いなのかもしれない。
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『釜ヶ崎と福音』の本田哲郎神父と宮台真司氏のスリリングな対話 『福音の実り』(1)
本田哲郎神父が、経済学者の浜矩子氏、社会学者の宮台真司氏、フェミニスト神学者の山口里子氏などと語り合う対談が、よくぞオリエンス宗教研究所から出版されたなあと、まず驚かされた。本田神父の著作を何冊か読み、講演を伺ったことがあるが、最も印象に残っていることが2つある。
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【新刊案内】日野原重明著『僕は頑固な子どもだった』 105歳の「初めての自叙伝」
聖路加国際病院(東京都中央区)名誉院長・聖路加国際大学(同区)名誉理事長で、文化功労者・文化勲章受章者でもあり、クリスチャンとしても知られる著者の自叙伝。版元のハルメクは本書の帯に「日本一タフな105歳 初めての自叙伝」と記している。
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神学書を読む(5)『アメリカ 異形の制度空間』 気鋭の哲学者が読み解くアメリカの誕生と歴史
米国発の諸神学(黒人神学、フェミニズム神学など)がどうして生み出されたのかをはっきりと示してくれるという意味で、本書は広い意味での神学書と位置付けることができる。著者の西谷修氏は、専門が哲学であるため、内容はかなり抽象的な分野にまで言及している。
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