ジョン・バンヤンの生涯
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(17)天に帰る日
1688年。英国国教会の信徒を挙げて「信教自由令」に反対の運動が起こり、ジェームズ2世は7人の監督を留置するという手段に出たが、国民の反対に遭い、フランスに逃亡してしまった。
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(16)昼も夜も感謝する生活
『天路歴程』が大評判となると、人々はこぞって「鋳掛屋の説教者」が書いた本を読みたがった。バンヤンはこれに気をよくして1680年『ミスター・バッドマン(悪太郎)の一生』を世に出した。これは彼の著書の中で最も特徴のあるものだった。
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(15)『天路歴程』
1672年。チャールズ2世は、5人の外交委員の進言を受け入れ、自らがカトリック教会に改宗することを約束した上で「信教自由令」を発令した。バンヤンは、この発令が出たことで、その年の9月に釈放された。実に、12年間服役していたのだった。
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(14)恩寵あふれる
バンヤンは、土牢の中に横たわっているときでも家族のことを思わない日はなかった。特に、自分の帰りを待ちわびている盲目の娘メアリーの姿を思い浮かべると、たまらない気持ちになった。
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(13)地の底から、賛美が響く
なぜか分からないが、この州刑務所の刑務官たちは、皆バンヤンに敬意を払い、他の囚人と違って大切に扱ってくれるのだった。「バンヤンさん」。刑務所長のバーローは言った。「あなたは説教によって、人の心を穏やかにさせることが大変うまいと聞いています」
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(12)牢獄につながれて
鋳掛屋をしながら説教をするバンヤンの姿に人々の注目が集まり、やがて名声は中部諸州に鳴り響いた。人々は、彼の話を聞くためにひきもきらさず店にやって来て、中には修理の必要がない鍋や釜を抱えて来る者もいた。
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(11)新しい家族
1658年。バンヤン家に大きな悲しみが襲った。妻マーサが、ふとした風邪がもとで肺炎を起こし、看病のかいなく亡くなったのである。あとにはメアリー、ジョン、トマス、エリザベスと4人の子どもが残された。
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(10)鋳掛屋の説教者
こうして回心を経てバプテスト教会の会員となったバンヤンは、妻と盲目の娘メアリー、そしてその後に授かった子どもたちと共に毎週礼拝に出席した。そして説教を聞き、賛美を歌い、この教会の人々と家族同然の交わりを持つなどして、彼の生活は豊かに潤され…
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(9)罪から解放されて
それはある日の午後のことだった。エルストウの自宅の仕事場で、いつものように客が持ち込んだ鍋や釜の修理をしていたバンヤンは、ふと聞くともなしに女たちの話し声が耳に入るのを覚えた。
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(8)悩みと祝福と
英国の政治情勢は、相変わらず嵐が吹き荒れていた。第2次内乱が勃発し、議会軍が勝利した1649年、チャールズ1世は反逆罪に問われて処刑され、共和国となった。こうした事情は宗教の面にも反映し、英国国教会の圧迫から逃れた一部の人たちは…
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(7)荒野を照らす光
戦争が終わり、実家に帰ってきたバンヤンを、父親は両手を広げて迎え入れた。何かと行き違いのあった義母も、今は戦役を終えた彼の労をねぎらい、いたわってくれるのだった。バンヤンは、戦争に行く前と後とでは、自分の置かれた立場が全く違っていることに…
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(6)戦争に身を投じて
1644年8月、鋳掛屋トマス・バンヤンは、ある商家の寡婦と再婚することになった。妻が亡くなってわずか1カ月もたたなかった。ジョンにとって義母となるこの婦人は、物事をテキパキと片づけ、家事の腕も抜群の人で、夫の商売の注文とりから…
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(5)地獄から天国に続く道
ジョンの妹であるマーガレットは、以前からぜんそくに苦しんでいたが、ここ2、3カ月の間に急激に悪化し、母親の死による衝撃も加わり、不治の病である結核にかかってしまった。
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(4)罪の悲しみ
こうしてジョンは、昼は鋳掛屋の仕事をやり、夜になると町へ飛び出してゆき、悪い仲間と遊び回る日が続いた。その頃になると、友人が多くでき、毎日のように酒場で賭博をし、金がもうかるときはよかったが、すられて所持金を失ったりすると…
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(3)悪習に染まって
その頃、英国は政治と宗教を巡って混沌とした中にあり、まさに争いが絶えない時代だった。国王チャールズ2世は専制的な君主で、議会は「権利の請願」を出し、国王と議会の間は緊張状態になっていた。
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(2)地獄への恐怖
10歳になったジョンは、ベッドフォードにあるグラマ・スクール(文法学校)「ホートン・コンクエスト校」に入ることになった。両親は貧しく、鋳掛(いかけ)屋という卑しい職業で生計を立てていたが、子どもには正当な教育を施さねばならないという良識…
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天国への旅―ジョン・バンヤンの生涯(1)鋳掛屋の子
英国中部地方ベッドフォードシャー州の寒村、エルストゥに貧しい鋳掛(いかけ)屋とその家族が住んでいた。今日も店主のトマス・バンヤンは、店の奥の仕事台で、鉄くずで真っ黒になった手をごしごしと前かけで拭きながら、鍋や釜の修理をしていた。
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