フィレモンへの手紙

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(13)「パウロの元からフィレモンの元へ」―パウロがフィレモンに願っていたことは何か― 臼田宣弘

いよいよ今回から手紙の核心部に入ります。今回は拙集中構造分析のうち「パウロの元からフィレモンの元へ」と名付けた箇所についてです。特にギリシャ語原文でこの箇所を読みますと、最核心部ということで、パウロの高揚感がひしひしと伝わってきます。

2020年04月02日10時04分

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(12)「オネシモの送り帰しと迎え入れ」―霊による交わりをもって― 臼田宣弘

集中構造分析の対称箇所は、「似ている内容」であることがほとんどですが、「正反対の内容」になっていることもあります。今回取り上げるフィレモン書の集中構造分析の対称箇所も、やはり正反対の内容となっています。

2020年03月19日11時10分

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(11)「オネシモの過去と今(3)」―パウロがオネシモに見ていたもの― 臼田宣弘

前回までにお示ししてきましたが、フィレモン書の内容に関して、私は「オネシモ非逃亡奴隷説」に立っています。私がこの説に立つようになったのは、新約学者・田川健三氏による訳著『新約聖書 訳と注4』の中の「フィレモンへ」を読んだことが発端です。

2020年03月05日17時05分

パウロとフィレモンとオネシモ(10)「オネシモの過去と今(2)」―オネシモは役立たずの奴隷であったのか― 臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(10)「オネシモの過去と今(2)」―オネシモは役立たずの奴隷であったのか― 臼田宣弘

前回からの続きで、集中構造分析の「FとF´」に関して立てた5つの問いのうち、今回は3つ目と4つ目の問いを取り上げます。まずは、集中構造分析の「FとF´」に該当する部分と、今回取り上げる2つの問いを掲載します。

2020年02月20日7時51分

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(9)「オネシモの過去と今(1)」―逃亡奴隷が獄中で洗礼を授けられたのか― 臼田宣弘

今回から、フィレモン書の本題である「オネシモについてのパウロの願い」を取り扱います。今回は集中構造分析されたテキストのうちの、「オネシモの過去と今」とキーワードを付けたF(10~11節)とF´(18~19節a)を取り上げます。

2020年02月06日11時23分

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(8)「オネシモ」―イグナティオスの手紙に後代の姿を見る― 臼田宣弘

フィレモン書を読むに当たっては、「この手紙がなぜ正典となっているのか」ということをかなり深く考えました。パウロの手紙にはこの程度の分量のものはたくさんあったはずです。そういった中で、なぜフィレモン書だけが正典として残され、聖書となったのか。

2020年01月16日10時21分

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(7)「フィレモンへの愛」―謙虚な姿であったイエス・キリストに倣う― 臼田宣弘

明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。今回は私が行ったフィレモン書の集中構造分析から、「フィレモンへの愛」というキーワードを割り当てた「EとE´」(8~9節、19節b)を読みたいと思います。

2020年01月02日7時05分

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(6)「牧会者フィレモン」―スプランクノン― 臼田宣弘

前回、上記のようにフィレモン書の集中構造分析をしましたが、今回はその中の「牧会」というキーワードを付けた「DとD´」(7節、20節)を見てみたいと思います。

2019年12月19日13時55分

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(5)「善い行い」―フィレモン書の集中構造分析から― 臼田宣弘

拙コラム「コヘレト書を読む(9)」でお伝えさせていただきましたが、聖書は旧約聖書も新約聖書も「集中構造」という修辞法で書かれているテキストがとても多いのです。フィレモン書も、この修辞法でパウロによって書かれていると思われます。

2019年12月05日20時06分

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(4)「戦友アルキポ」―「主に結ばれた者としてゆだねられた務め」とは何か― 臼田宣弘

前回は、フィレモン書1~2節に記されている、この書の名宛人3人のうち、「フィレモンとアフィア」についての私の考えをお伝えしました。今回は、同じく名宛人として上げられている「アルキポ」について、私の考えをお伝えさせていただきます。

2019年11月21日12時22分

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(3)「フィレモンとアフィア」―何をしていた人たちなのか― 臼田宣弘

今回は「フィレモンとアフィアは何をしていた人たちなのか」ということを考えてみたいと思います。まずフィレモンですが、彼は自分の家を教会として開放し、オネシモをはじめとする奴隷を有していたのですから、裕福な人物であったでしょう。

2019年10月17日11時19分

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(2)「フィレモン書の宛先」―フィレモンの家の教会とは何か― 臼田宣弘

このコラムは、フィレモン書を起点にして書いていくものです。ですから、何はともあれ、フィレモン書を読んでみたいと思いますが、その前に、この手紙は「いつ、どこで、誰が書いたか」ということを知っておく必要はありましょう。

2019年10月03日13時30分

臼田宣弘

パウロとフィレモンとオネシモ(1)「初めに」―本コラムの目的― 臼田宣弘

本コラム執筆の目的は、「パウロ以後の初代教会において、パウロ、フィレモン、オネシモという師弟関係の系譜が、どのような役割を果たしていたのか」を、フィレモン書、コロサイ書、エフェソ書、使徒言行録などから明らかにすることにあります。

2019年09月19日9時52分

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<出典> 日本:厚労省、世界:WHOJohn Hopkins CSSE

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