英国
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欧州人権裁判所、同性婚賛同メッセージ入りケーキの制作拒否認める判断
欧州人権裁判所(ECHR)は6日、同性婚に賛同するメッセージを入れたケーキの制作を拒否したキリスト教徒の製菓製パン店に対する同性愛擁護活動家の申し立てを棄却した。
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英国、イングランドとウェールズでキリスト教人口減少 全人口の半数に
英国家統計局の最新の統計により、イングランドとウェールズでキリスト教徒を自認する人の数が著しく減少していることが明らかになった。このほど発表された2019年の数値では、イングランドとウェールズでキリスト教徒が人口に占める割合は51%だった。
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牧師や司祭ら2500人以上が署名、「転向療法」禁止法案に反対 英国
英国で審議されている「転向療法」を禁止する法案について、同国の牧師や司祭ら2500人以上が反対する書簡に署名した。書簡は、転向療法とされる行為の対象があまりにも広範囲にわたり、牧会上行う行為も犯罪とされる可能性があると指摘している。
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英国国教会が初のクリスマスシングル、ラジオ局と共同製作 印税はホームレス支援へ
英国国教会が、初となるクリスマスシングルを発表した。英国の女性詩人クリスティーナ・ロセッティ(1830~94)の詩に曲を付けたもので、英ラジオ局「クラシックFM」と共同で製作した。
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欧米社会が「脱欧米化」「再キリスト教化」するには? 歴史家のトム・ホランド氏が講演
歴史学者のトム・ホランド氏が、ロンドンの大英図書館で行われた迫害支援団体「オープンドアーズ」主催の講演会にゲストスピーカーとして参加し、迫害下にある世界のキリスト教徒の苦しみを直接目の当たりにすることの深い影響について語った。
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礼拝出席者、献金、奉仕者いずれも減少 コロナの影響顕著に 英国福音同盟が調査
英国では、ほとんどの教会が毎週の対面礼拝を再開しているが、教会員すべてが会衆席に戻ってきたわけではない。戻ってきた場合も、多くの人がパンデミック以前ほど頻繁には礼拝に出席していないことが、英国福音同盟による最新の調査で明らかになった。
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英リバプールテロ事件、キリスト教に改宗していた容疑者に洗礼施した大聖堂が声明
英中部リバプールで発生したテロ事件で、難民申請者の容疑者を受け入れ、キリスト教に改宗させていたリバプール大聖堂(英国国教会)が声明を発表し、各所から非難を受ける中、難民申請者に対する奉仕活動は継続することを表明した。
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英国国教会、コロナで小教区の収入が1割減 英紙は社説で「抜本的な措置避けられない」
英国国教会の小教区が所属教区に支払う分担金が、コロナ禍以前に比べて10パーセント減少していることが明らかになった。英国国教会の危機については、英ガーディアン紙も社説で取り上げ、「抜本的な措置は避けられないとみられる」としている。
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「祈りが犯罪とされてはならない」 英キリスト教団体が「転向療法」禁止法制化に反対
英政府が法制化を目指す「転向療法」の禁止が、「教会の通常の活動」にも影響を与えかねないとする懸念が高まっていることを受け、英キリスト教教育推進団体「クリスチャン・インスティテュート」(CI)が法制化に反対するキャンペーンを始めた。
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COP26の気候変動交渉は何百万人の「生死」を左右する カンタベリー大主教が訴え
英北部スコットランドのグラスゴーで31日から始まった国連の気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)に合わせ、教会指導者らは気候変動がもたらす大惨事から地球を救うため、抜本的な行動を約束するよう各国の指導者に求めている。
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英国国教会、今後5年で360以上の教会が閉鎖の可能性 教会保存団体が警告
英国国教会で今後5年以内に最大368もの教会が、閉鎖または取り壊される可能性があると、英教会保存団体「友無き教会の友」(FFC)が警告している。FFCは英国国教会の財産管理機関「教会委員会」による7月発表の報告書を基に予想を発表した。
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英国国教会の保守派重鎮、カトリックに転会
英国国教会のマイケル・ナジル・アリ主教(72)がこのほど、カトリック教会に転会したことを明らかにした。ナジル・アリ主教はパキスタン出身で、迫害から逃れて英国に移住。1994年から2009年までロチェスター教区の主教を務めた。
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英下院議員、教会で刺され死亡 警察はテロと断定
英与党・保守党のデビッド・エイメス下院議員(69)が15日、東部エセックス州の教会で男に刺され死亡する事件が発生した。ロンドン警視庁はテロと断定し、事件がイスラム過激主義に関連している可能性があるとするコメントを発表した。
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【インタビュー】アリスター・E・マクグラスが語る「神学に興奮すべき理由」
世界的に著名な神学者であるアリスター・E・マクグラス氏が、新著『遠い国からの帰還』を出版した。キリスト教の家庭に生まれながらも、マルクス主義に傾倒し無神論者となった自身が、どのようにしてキリスト教信仰に立ち戻ったのかを記している。
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英BBC賛美歌番組60周年 英女王「キリスト教が生きた信仰であることを示してきた」
英公共放送BBCの長寿テレビ番組「ソングズ・オブ・プレイズ」が、放送開始60周年を迎えた。放送回数は約3千回に及び、英国国教会の首長であるエリザベス女王は、番組がキリスト教を「生きた信仰」として紹介してきたことに感謝の意を表した。
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ウェールズ聖公会、同性カップルの「祝福」認める決定 教会での同性婚は依然認めず
英国のウェールズ聖公会は、同性カップルのシビルパートナーシップや結婚登記所での結婚を、聖職者が「祝福」することを認める議案を可決した。一方、教会で同性カップルのために法的効力のある結婚式を行うことは依然として認めない。
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コロナ禍で見えた「宗教のデジタル化」の可能性と課題 英2大学が共同調査
英国のマンチェスター・メトロポリタン大学とチェスター大学は、共同で実施した研究プロジェクトの報告書「新型コロナウイルスの状況下における英国の宗教儀式のイノベーション」を発表した。
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英国国教会のエブスフリート主教が辞任、カトリック教会に転会へ
英国国教会のエブスフリート主教がこのほど辞任し、カトリック教会への転会を決めた。カトリックへの転会を決めたのは、これまで8年にわたりエブスフリート主教を務めてきたジョナサン・グドール主教。
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英国人の3人に2人「宗教教育は重要」 複雑化する世界観を理解する鍵に
英国の学校における宗教教育が広く支持されていることが、最近の調査で明らかになった。調査は、英教育慈善団体カルハム・セント・ガブリエルズ・トラスト(CSGT)の依頼を受け、英調査会社サバンタが英国人成人2千人を対象に行った。
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前カンタベリー大主教、自殺ほう助に強い反対を表明
英国国教会の前カンタベリー大主教であるローワン・ウィリアムズ氏が、医療現場などにおける自殺ほう助に対する強い反対を表明した。英下院では現在、2015年に否決された自殺ほう助容認のための法改正について再び審議が行われている。
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