論説・コラム
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戦国に光を掲げて―フランシスコ・ザヴィエルの生涯(8)遠くに見えた光
やっと岩国に着き、船着き場に行くと、ちょうど堺に行く船があった。一行が乗り込もうとすると、船頭はみすぼらしい彼らの姿を怪しみ、乗せようとしなかった。その時、「乗せておやりなさい」と凛(りん)とした声がして、1人の男がやって来た。
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共におられ、導かれる主 万代栄嗣
「主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません」(詩篇23篇1節)。人は、神の創造の初めから、1人で生きていくようには造られていません。人々との交わりの間に生きています。1人では生きていけない弱い私たちに、神様は最も大切な恵みを与えてくださいました。
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日々是ハレルヤ(14)「おめでとう」は小さな愛の告白 横坂剛比古
マリアに伝えられた、聖書に1回だけのこの「おめでとう」は、キリストを通して、私たち一人一人に向けられた祝福の言葉なんです。私たちはみんな、神様から「愛してるよ」って小さな愛の告白を受け取っているんです。
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牧師の小窓(114)杉原千畝とキリストの愛 福江等
第二次世界大戦時中にリトアニアのカナウス領事館に外交官として赴任していた杉原千畝(ちうね)は、ナチス・ドイツの迫害から逃れようとしていた多くのユダヤ人に日本経由で米国に行くための通過ビザ(査証)を日本政府の承認なしに発行して助けたことで知られています。
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なにゆえキリストの道なのか(124)人生はどうして苦が多いのか 正木弥
以上は現代人のポピュラーな苦しみです。どれ1つとっても、大きな苦しみです。これ以外にも悩み、苦みは実にたくさんあります。ある人が数えたら783(なやみ)あったそうです(笑)。
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主は生きておられる(35)伝える人に 平林けい子
伝える人の愛によって、私はイエス様を知った。伝える人の祈りによって、イエス様を主と信じた。伝える人の汗によって、立ち上がれた。伝える人の慰めによって、平安をもらった。伝える人の励ましによって、力を得た。伝える人の喜びによって、喜びを知った。
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温故知神―福音は東方世界へ(88)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本33 川口一彦
新約聖書には徳の文字が多く出、徳目も表記しています。すなわち信徒の品性を備えることを勧めています。皇帝の直筆がどんな内容の筆跡かは不明ですが、皇帝の書を会堂に掲げたことは、特別に国の認可があり、保護されたことを意味したと考えます。
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福音の回復(51)キリスト者の希望 三谷和司
キリスト者にとっての希望、それは一体何だろう。キリスト者は、何を希望に生きるのだろうか。何がキリスト者の喜びとなるのだろう。新年最初のコラムは、「キリスト者の希望」について語ってみたい。
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偽りの自尊心と本物の自尊心 菅野直基
言葉や態度で、「あなたには価値がない!」と断定する人がいます。その根拠は、自分と他者を比較して、何か違う点を見いだすからです。外見、態度、行動、人種、性別、学歴、地位、収入、宗教、家柄などでの優劣を判定する基準があるのです。
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FINE ROAD(65)イスラエルの旅シリーズ②山上の説教の教会 西村晴道
ガリラヤ湖の北西にある美しい丘に、「山上の説教の教会」が建っている。1938年に建てられたフランシスコ会の教会。聖堂は八角形で、中央の祭壇を囲んでいる。ガリラヤ湖は、パレスチナ最大の淡水湖。
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百人一読―偉人と聖書の出会いから―(75)ビル・クリントン 篠原元
今年最初の百人一読、皆さんもご存じのこの方からです。あの有名な「モニカ事件」で騒がれた、第42代米国大統領ビル・クリントン氏。大統領のホワイトハウス内での不倫スキャンダルが世界中に大きなショックを与えました。その事件後に彼が語った言葉です。
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闇から光へ~的外れからの解放~(49)負のサイクル 佐伯玲子
ホリプロ退籍後、芸人時代の先輩Mさんと偶然再会し、その縁で、かつてお世話になったSさんのプロダクションにしばらく籍を置くこととなり、後輩芸人の指導や司会など、地道に業界の仕事を続けていました。
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もしもクリスマスがなかったら・・・! 万代栄嗣
ちょっと想像してみましょう。もしも世界にクリスマスがなかったなら?と。クリスマスプレゼントもなく、家族や愛する人々との温かみのある日々はなく、年の瀬を、ただ忙しく終わっていたかもしれません。
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英語お宝情報(19)ハイタッチはハイテクの反意語 木下和好
「ハイタッチ」という言葉を聞くと、2つの異なるイメージが思い浮ぶ。1つは米国人が「ハイターチ」と発音するときのイメージだ。それは日本企業の「日立」のことである。
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脳性麻痺と共に生きる(42)修学旅行準備会 有田憲一郎
高等部になり、足の激痛に耐えきれずまともに学校に通えなかった僕は、部屋の時計に目がいくたびに「今何時間目で、〇〇の授業か」と授業の光景を思い浮かべていました。
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(36)通過儀礼に寄り添う教会の役割 広田信也
宗教離れの進む日本ではあるが、キリスト教式の結婚式の割合は、長年60パーセント程度と高い割合を維持している。キリスト教の良い印象が受け継がれていることはうれしいことである。
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牧師の小窓(113)高知市に見る諸教会の一致 福江等
私は今日までさまざまな所で伝道牧会をさせていただきましたが、やはり高知市での伝道が一番長くなっております。そのような経験から考えますと、高知市での牧会は、諸教会の協力がかなり潤滑になされているように思います。
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主は生きておられる(34)主よ、それでも 平林けい子
主よ、それでも生きなければならないのですか。からだは重く、こころも重いのです。すべてをあなたに委ねているはずなのに、疲れました。しんどいのです。でも、「重くとも なが 十字架を 背負い わたしについてきなさい」と、主のみ声が聞こえました。
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日本宣教論(55)神仏分離 後藤牧人
先に述べたように文献と物的証拠だけからすれば、神道は仏教の近縁として発達してきたとしか言えない。また、もし神道が古代に独立した宗教だったことがあるとしても、その直接の証拠は存在していないのである。
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神声人語―御言葉は異文化を超えて―(36)全世界に出て行って 浜島敏
宗教改革の力強い物語や聖書物語が伝えられるのは、英語やドイツ語、チェコ語(ボヘミア語)だけに限定されるものではありません。真理のたいまつが聖書の記事に光を当て、前述のほかにも数知れないほどの多くの言語でも明らかにされるようになったのです。
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