論説・コラム
-
戦国に光を掲げて―フランシスコ・ザヴィエルの生涯(11)芽吹いた種
鳥羽から淀川を下りながら、ザヴィエルは何度も京都の方角を振り返り、涙を流した。「私は、この都が惜しい」。彼はつぶやくのだった。しかし、彼のまいた種は確実に芽吹き始めた。
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(40)「天国」を指し示す牧師 広田信也
日本では、キリスト教の信者でなくても「天国」という言葉をよく使う。一般的に葬儀は告別式といわれるようになったが、故人が天国に旅立つ「お別れの式」だと考えている人が多い。
-
わが人生と味の道(最終回)エデンの園の食卓・その15 日々の心掛け 荘明義
私たちが日々考えなければいけないのは、「口から入る食べ物は、私たちの責任で入れる」ということです。食べ物には必ず良いところと良くないところがあります。便利さ、安さばかりを追求していく私たちにも責任があります。
-
日本宣教論(59)国体の本義 後藤牧人
最もよく日本の神道ナショナリズムを表現しているのは、1937(昭和12)年の文部省編纂(へんさん)のこの書であろう。当時の文部大臣は林銑十郎(せんじゅうろう)陸軍大将で、この人は陸軍大学の学長も務めた。
-
感謝する習慣 菅野直基
人間は、良い習慣を身に付けるのに苦労するのに、なぜか悪い習慣は簡単に身に付いてしまうものです。何事にも感謝をするという習慣はなかなか身に付かないのに、不平・不満を言う習慣を身に付けるのはいともたやすいものです。
-
ナッシュビルからの愛に触れられて(16)グラミー賞歌手、ローラ・ストーリーとの出会い 青木保憲
ナッシュビルツアーには、種々の目的があった。その中で一番大切だったのは、もちろん大学生をはじめとする日本からのツアー参加者に本場の米国南部を味わってもらおうということであった。しかし、それ以外に実はもう1つ大きな目的、課題があった。
-
百人一読―偉人と聖書の出会いから―(82)ロバート・エドワード・リー 篠原元
今日は最初に映画のご紹介です。2015年製作のイギリス映画であり、日本の各地の映画館でも上映された「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場」。ドローン兵器を使った、今の時代の戦争が描かれています。
-
神声人語―御言葉は異文化を超えて―(40)ブラザー・シェリー 浜島敏
その人は普通「ブラザー・シェリー」と呼ばれていました。彼は1867年に北京から上海までの1400キロのうち1100キロを歩きました。北京では、彼は廃墟になった仏教寺院を購入し、それを改築してキリスト教の教会にしていましたが、同僚に譲ってしまいました。
-
癒やされる信仰への成長 万代栄嗣
今日の物語は、パウロとバルナバが伝道旅行の途中、ルステラという町に行ったときの話でした。パウロたちがその町で話をしていると、この教えを聞こうと集まっている人の中に足の不自由な人がいました。
-
「キリストの心、思い」を持つために、人間の側がすべき3つのこと
イエス・キリストに信仰を置いているキリスト者は、誰もが新しく創造された者である(コリント二5:17)。私たちは、私たちに対する神の愛について初めて聞いたときよりも、そのずっと前から、想像もできないほどの多くの恵みをすでにいただいているのだ。
-
牧師の小窓(120)盲人の伝道者・宇野繁博さん 福江等
先日、信仰の友から1枚のCDが送られてきました。それは1人の盲人の方の講演が記録されたものでした。名前は宇野繁博さんと言われます。この方について初めて知りました。そして、このようなクリスチャンが日本にいらっしゃったのだとCDを聞いて感動致しました。
-
福音の回復(54)頑張らなくていい? 三谷和司
クリスチャンになったなら、自分の重荷を下ろすことができ、生きることに喜びを覚えるようになる、はずである。ところが現実は、クリスチャン生活を送るにつれ、しんどくなったと訴える人は後を絶たない。
-
なにゆえキリストの道なのか(130)好んで生まれてきたのではないから、生き続ける責任もない? 正木弥
設問の前段はその通りですね。生まれる前は自分で決断することも意思表示することもできないから。私たちはみな否応なく生まれてきたわけです。次に、生まれたのは親が造ったせいだ、と考えるなら、後段もその通りということになって、生き続ける責任はないといえます。
-
現代世界と終末論(2)終末時計が「残り2分」の世界 込堂一博
20世紀最大の大衆伝道者といわれるビリー・グラハム氏は、『今よみがえる黙示録の預言』で次のように警鐘を鳴らしている。「私たちは、やがて来る黙示録級の規模の暴風を何もせず見つめているのではないでしょうか。
-
主は生きておられる(41)イエス様に洗われて 平林けい子
私は、イエス様に洗われて真っ白になりました。ゴシゴシへばりついていた罪・咎、やっと洗われました。イエス様の血潮でイエス様によって洗われなかったら、どんな心の洗剤でも取れなかった心の罪と汚れ。
-
温故知神―福音は東方世界へ(91)大秦景教流行中国碑の現代訳と拓本36 川口一彦
代宗文武皇帝(726~779、在位762~779。第11代皇帝)は、唐帝国の回復発展に無為に従事し、その降誕記念日には皇帝が景教徒たちに香を贈られ、その事業の成功を告げ、多くの食物を景教徒に贈られたので景教は輝きました。
-
FINE ROAD(68)イスラエルの旅シリーズ⑤ゲッセマネの教会 西村晴道
ナチスの犠牲になった600万人のユダヤ人を記念する施設。「記念の名をわたしの家、わたしの城壁に刻む。その名は決して消し去られることがない」(イザヤ書56:5)というヘブライ語のヤド・ヴァシェム(記念と記憶)から名付けられたホロコースト記念館。
-
闇から光へ~的外れからの解放~(52)爆発 佐伯玲子
ロサンゼルスで公演したショー(私の脚本&演出でした)に出演したり、春一番・神奈月君たちと一緒に定期開催していた「プロレス・お笑いライブ」に蝶野正洋さんとゲスト出演をしたり、江藤博利(元ずうとるび)座長率いる喜劇劇団では、夫婦共演もさせていただきました。
-
ビジネスマンから牧師への祝福された道(79)日曜日に働く際に考えておくこと 門谷晥一
日曜日は本来安息日であり、神と交わるために特別に設定された日である。日曜日の教会の礼拝は、キリスト者が共に心を1つにして、主イエス・キリストの父なる神をほめたたえ、恵みの神に感謝に満ちて応答するためのものである。
-
ゲーム依存症からの解放 菅野直基
ゲームというと、私の世代なら、ゲームセンター、ゲームウォッチ、ファミコンなどを思い出します。しかし、そういう楽しいゲームではなく、不快になり、落ち込ませてしまうゲームのことです。「もし~ならば、~なんだけれどなあ」というものです。
人気記事ランキング
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増
-
給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」
-
聖なる励まし 穂森幸一
-
キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣
-
綱渡りのような人生 菅野直基
-
篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(257)聖書と考える「顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君」
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也
-
サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(34)教会も、町も生まれ変わる
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増
-
聖なる励まし 穂森幸一
-
綱渡りのような人生 菅野直基
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也
-
南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援
-
旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」
-
キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣
-
映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く
-
元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも
-
2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目
-
映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く
-
「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」
-
日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも
-
英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増
-
英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け
-
京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から
-
【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』
-
東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏















