欧州でも最も世俗化が進む国の一つとされるオランダで、ペンテコステ(聖霊降臨祭)に合わせた4日間のキリスト教大会「オプウェッキング・ペンテコステ大会」が開かれ、約6万人が参加した。同国のキリスト教系日刊全国紙「ネーデルランツ・ダグブラット」(オランダ語)など、複数のメディアが報じた。
大会は5月22日から25日にかけて、首都アムステルダムから車で約1時間のビディングハウゼン近郊にあるテーマパーク「ワリビホーランド」のイベント会場で開催された。「オプウェッキング」はオランダ語で「リバイバル」を意味し、大会は同名のペンテコステ派の財団が主催しており、今年で56回を数える。
今年のテーマは「私はいる」。神が、燃える柴の中からモーセに自らを現した際に語った言葉(出エジプト3:14)にちなんだものだ。
大会中、祈りの広場では70時間ノンストップの祈りがささげられ、日曜日の24日午前には、約6万人が大きなテントの中で聖餐式にあずかった。同日午後には、メインイベントである「シングイン」が行われた。参加者が一堂に集まり賛美歌を大合唱するもので、今年は約4万人が参加し、声を一つに合わせて歌った。
地元紙「デ・ドロンテナール」(オランダ語)によると、主催者は事前の見込みとして、約3万5千人がキャンプで宿泊しながら参加し、土曜日の23日、日曜日の24日にはそれぞれ約3万人の日帰り客が訪れると想定し、大会の用意に当たった。特に、昨年は周辺道路で深刻な渋滞が起き地元議会でも問題となったため、今年は到着時間の分散や入退場口を3カ所に分けるなどの対策を講じたという。
オランダは、国民の約6割が特定の宗教に属さず、欧州でも最も世俗化が進む国の一つだが、近年は若い世代を中心に信仰を求める動きが見られると指摘されている。今年の大会も、主催者の事前の発表によると、キャンプ宿泊参加者の7割が35歳未満だという。


















