Skip to main content
2025年8月20日23時06分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
闇から光へ

闇から光へ~的外れからの解放~(51)Aのプロレス復帰 佐伯玲子

2018年1月30日18時10分 コラムニスト : 佐伯玲子
  • ツイート
印刷
関連タグ:佐伯玲子

突然の「プロレス引退宣言」から約1年間の休業。多くの方の励ましや助けを得て、悩み苦しんだ時期を乗り越え、休業期間が終わる寸前、「プロレス復帰」へと再びAの心が向かい始めた1999年12月、蝶野さんが、自宅のクリスマスパーティーにご招待してくださいました。

うれしくて、2人で差し入れのお菓子やプレゼントを買いに出掛けました。冗談を言い合いながらの楽しいショッピング、久しぶりに幸せを感じるひと時でした。

初訪問の蝶野家。それはそれは、ため息が出るほど素敵なお宅でした。モノトーンで統一された、おしゃれモダンなインテリアは、まるでモデルルーム!ご夫妻もインテリアに合わせ、シックなブラックコーデと完璧!感動の連続でしたが、一番驚いたのは、招かれたのが私たち2人だけだったことでした!以前、「Nちゃん(Aのニックネーム)のことは心配しないで任せて」と電話で言われたことを思い出し、「Aの復帰に関して、何か話があるのかも?!」と感じました。

おいしいディナーと、プレゼント交換を楽しんだ後・・・蝶野さんから、「来年(2000年)、新ユニットを立ち上げる」というお話がありました。それが、「TEAM 2000(チーム・トゥーサウザンド)」でした(乗っ取られた「nWoジャパン」を倒すために結成したヒールユニット)。

蝶野さんもまた、首の負傷で長期欠場、復帰に向けて準備をされていた頃で、「立ち上げメンバーに参加してくれないか?」と誘ってくださったのです。その思いを聞いたAは感銘し、「お役に立てるなら!」と快諾。復帰に向けて、一歩大きく前進しました。これは、神様からのクリスマスプレゼントだったのかもしれません。

いよいよ、復帰に向けての本格的な準備が始まりました。約1年ぶりの復帰ですから、「よりインパクトのある登場を!」と、まずリングネームを変更、黒髪を金髪に変え、登場コスチュームは、劇団「新感線」(古田新太さん所属)のデザイナー・竹田団吾氏に依頼したデコライティブで、近未来戦士を思わせる黒レザーベスト、顔には特殊メイク的「バットマン・ロビン」風黒アイマスクといういでたち。まるで、アメコミから飛び出したキャラクターのごとく「大変身!」を遂げました。 欠場前に属していた「平成維新軍」(和武道テイストの赤柔道着)からは想像もつかぬ、大胆なマイナーチェンジでした。

迎えた復帰戦は、積雪の北海道で。試合中盤、劣勢になった蝶野選手を助けるべく、突如参上した金髪のマスクマン!素早くリングインするや、見事な空中戦を展開!そのファイトスタイルに、実況席も観客もすぐAだと分かり、場内は騒然!ブランクを感じさせない動きに、実況コメンテーター・マサ斎藤さんも好評価。試合も見事勝利し、その後も快進撃を繰り広げました。試合後のインタビューで、蝶野さんがAを「ムービースターだ!」と言ったことで、以降、それがAの「キャッチコピー」となりました。

選手契約も、プロレスと俳優を両立できるようにしていただき、年間試合数が減った分、年俸も減りましたが、「二足のわらじ」生活は、Aを生き生きとさせました。プロレスリングでは「TEAM 2000」として蝶野さんたちと大暴れ、初のフィギュア!も製作されました。俳優としては、東映「仮面ライダークウガ」(オダギリジョー主演)・サザンオールスターズのミュージックPVなどに出演、また、さまざまな舞台のお仕事も頂き、プロダクションの勧めで、ハリウッド帰りのアクティングコーチから演技指導を受け、演技力も向上していきました(私も一緒に受け、この時の経験が現在、アクティングコーチの仕事にとても役に立っています)。

物事が順調にいくと、神頼みをする気持ちが薄れ、「X」(墓参り信仰の宗教)から足が遠のき始めていました。そのまま切れていたら、後の大惨事も起こらなかったのでしょうが・・・「X神」は、私を引き戻そうと、新たな「暗雲」を夫婦関係に解き放ってきたのです。 最初の離婚危機でした。

<<前回へ     次回へ>>

◇

佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:佐伯玲子
  • ツイート

関連記事

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(50)Aのプロレス休業 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(49)負のサイクル 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(48)裏方の仕事 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(47)ホリプロを辞める 佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(46)新日の取材拒否 佐伯玲子

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 聖書のイエス(15)「わたしだ。恐れることはない」 さとうまさこ

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • シリア語の世界(30)シリア語新約聖書の和訳(1)マタイ福音書からテサロニケ人への手紙第二まで 川口一彦

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

  • 根田祥一氏の敗訴確定、最高裁が上告棄却 本紙に対する名誉毀損で賠償命令

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.