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喜ぶ人と一緒に喜ぼう 菅野直基

2018年1月31日07時11分 コラムニスト : 菅野直基
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ジョルジュ・ベルナノス(Georges Bernanos、1888~1948、20世紀フランスの作家、思想家)は、「他人の喜びに喜びを見いだすこと。これが幸福の秘訣である」と言いました。

ともすると、「自分の喜びに喜びを見いだすこと」こそが、幸福の秘訣であると考えやすいものです。お金持ちになり、豪邸に住み、高級車に乗り、豊かな生活をしたり、権力があり、有名人として生きることが幸せだと考えやすいのではないでしょうか。実際は、成功者ほど孤独であったり、物質的には豊かなのに心がすさんでいる場合があります。

ポイントは、豊かさがいけないというのではなく、その人が、「他人の喜びに喜びを見いだしているか?」。あるいは、「自分の喜びだけに喜びを見いだそうとしてるか?」です。

私は牧師として、他人が幸せになることをひたすら願っています。聖書の言葉を語りながら、喜んで聞いてくれている人の姿を見て、無上の喜びを感じます。

他人の喜びに喜びを見いだそうとしたら、幸せになれます。他人の喜びに喜びを見いだそうとしないと、そこに忍び込んでくる感情はねたみです。自分の幸せだけを願っても、世の中、自分より幸せそうな人はいくらでもいるからです。

その人に対してねたみを感じた途端、不幸になり、惨めになります。その時に、自分の心の貧しさに原因があると気付けたらよいのですが、不幸の原因を相手のせいにしていたとしたら、不幸のサークルから抜け出せなくなります。

世の中で、相手を否定したり、非難したり、いじわるをしたり、何らかの悪意を持ってやって来る人は、そこにねたみの思いがどこかに潜んでいるものです。ねたんでいる相手が持ってる自由、豊かさ、称賛、富などをほしいと思っているのに、横取りされてしまったように感じて腹が立ちます。

相手の喜びに喜びを見いだせる人はどうするでしょう。「よかったね」と心から言ってあげることができます。一緒に喜べるのです。そうできたら、絶対に幸福になるし、喜びに溢れてきます。

さらにもう一歩進んで、他人の喜びのために仕えることです。他人の喜ぶ顔を見るために自分を犠牲にして、相手に与えるように生きたら、最上の幸せと最上の人生になります。

イエス・キリストは、まさに他人の喜びに仕えた人です。他人の喜びのために、他人が持っている不幸を身代わりに背負って十字架について死なれました。十字架の死によって罪を赦(ゆる)し、悪魔を追い出し、心と体の健康を与え、祝福を与えられ、天国に入れてくださいます。

イエス様は、私たちの喜びに仕えるために生きられました。私たちは、誰かの身代わりに死んだり十字架にかかることはできませんが、しかし、そういう思いで生きることは可能です。

イエス様はあなたを愛されています。あなたの喜びを喜んでくださり、あなたの喜びのために仕えてくださいました。その愛に感動し、その愛を受け止め、今度はあなたも、他の誰かの喜びを喜びとし、喜びに仕えていきたいですね。

そんな幸せと喜びに満ちた1日を過ごしていきましょう。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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