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人を注意するときに大切なこと 菅野直基

2018年1月17日07時31分 コラムニスト : 菅野直基
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時々、人を注意して指導しなければならなくなる立場に立たされます。それが、子ども相手ならいざ知らず、大の大人が相手ならつらいです。どんな人でも、人から注意されたり、批判されることはうれしくないからです。

この時、「私は正しい!」というスタンスで注意するとしたらどうでしょうか。キツイ対応になります。もちろん、言うべきことは言わなければなりませんが、少なくとも、上から目線で物を言うというのは、相手が素直に受け止められない可能性が高くなります。

「私は正しい!」というスタンスは、自分のことを棚に上げなければできることではありません。誰もが失敗をした経験がありますし、人から注意されて、分かっているけれど、素直に「ごめんなさい」「分かりました」「教えてくださってありがとうございます」などと言えなかった経験があるはずです。

それを思い起こしながら語るとしたらどうなるでしょう。「私も同じような失敗をするし、弱さを持っているけれど、あえて言わせていただきたい」というスタンスになります。これは、上から目線にはなり得ません。へりくだったスタンスであり、同じ目線です。

そうやって注意したとしても、必ずこちらの真意が伝わるかといえば、そうではありません。プライドが高く自信のない人、ナルシストで過剰な自己愛を持った人などは、真っ赤な顔をして逆切れすることも考えられます。そういうリスクを犯してでも、嫌われることを恐れずに言わなければならないときがあります。

極めつけは、相手の幸せや祝福を願いながら注意することです。聖書は、「互いの重荷を負い合いなさい」と語ります。

「兄弟たちよ。もしだれかがあやまちに陥ったなら、御霊の人であるあなたがたは、柔和な心でその人を正してあげなさい。また、自分自身も誘惑に陥らないように気をつけなさい。互いの重荷を負い合い、そのようにしてキリストの律法を全うしなさい。だれでも、りっぱでもない自分を何かりっぱでもあるかのように思うなら、自分を欺いているのです。おのおの自分の行いをよく調べてみなさい。そうすれば、誇れると思ったことも、ただ自分だけの誇りで、ほかの人に対して誇れることではないでしょう。人にはおのおの、負うべき自分自身の重荷があるのです」(ガラテヤ6:1~5)

自分を棚に上げないで言うことはつらいです。通常、そこまで考えたら言えなくなってしまいます。しかし、それでもあえて言うとしたら、相手への愛です。そのように、互いに重荷を負い合って、より良い社会を目指していきたいですね。

私は、イエス様の愛を思い出します。イエス様は、罪のないお方であるだけではなく、罪を知らないお方です。この方が、私の罪を身代わりに背負って十字架で死なれました。そして、私を責めることなく、赦(ゆる)し、愛し、受け入れてくださいました。

人を注意する前に、この方の愛を体験し、祈りながら言わせていただくことが、最も相手にとって益になる言葉ではないかと思います。神の愛に感謝しつつ。

◇

菅野直基

菅野直基

(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッションなどの地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での賛美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式など、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■ 新宿福興教会ホームページ(メッセージをくだされば、皆さんの近くの教会を紹介致します)
■ 菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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