論説・コラム
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(223)天国を見上げて 広田信也
英国のジョン・バニヤン作の『天路歴程』は、長年、多くの人たちに読み継がれた信仰書です。そこにはキリスト者が、人生において経験する葛藤や苦難、そして理想的なキリスト者の姿へと近づいていく過程が記され、幅広い世代の信仰者に…
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自覚的に感謝をしよう! 菅野直基
口では「感謝しているけど・・・」と言いながら、実際には不満を言う人がいます。それは、中身のない、口先だけの感謝です。自分では不満を言っていないと感じているかもしれません。しかし、その「不満」は、枯れた落ち葉のように…
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花嫁(26)打たれて 星野ひかり
クリスチャンは地の塩、世の光、とある。そして暗やみではなく昼間を歩くようにと諭されている。しかし、私に重苦しくのしかかる数十年の暗い過去はそう簡単に消え去るものでもなく、血まみれ、汗まみれで生きてきた確かな道のりでもあった。
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祈りの平和巡礼 穂森幸一
鹿児島で14年前に、鹿児島県宗教者懇和会が立ち上げられました。神道、仏教、キリスト教、諸宗教の宗教者が共に集まり、大災害に遭った人々を支援するために協力しましょうという目的でした。
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「苦しみ」と「苦しみ」の解決(6)神と人との関係 三谷和司
人はどうしても、「苦しみ」の原因は見える困難にあると思ってしまう。しかし、「苦しみ」の原因は、心を神に向けられないことにある。そこで前回は、「苦しみ」の構図について述べた。それは、入り込んだ「死」のせいで、目指す神が…
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サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(20)飢餓の到来
紀元295年――それはニコラスが司教に就任してちょうど5年目のことだった。未曾有の大飢餓がルキア地方を襲った。あたり一面、目につくものは乾いてひび割れた土ばかりで、人々は雑草を全て掘り返して食べ尽くした。
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コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(4)神から与えられる喜び 臼田宣弘
ヘレニズム哲学の3大潮流は、ストア派、エピクロス派、懐疑派です。コヘレトがこの内のストア派とエピクロス派を退けていたことを、前回お伝えしました。ところで、新約聖書の使徒言行録17章18節には、エピクロス派やストア派への言及があります。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(228)聖書と考える「イグナイト―法の無法者―」
聖書にも、弁護士というか、人を弁護してくれる存在について記述があります。それは、クリスチャン(あなた)を、父なる神の御前で弁護してくださるという、イエス・キリスト様です!
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主キリストに集められた小さな私たち 万代栄嗣
私たち自身には何か特別な能力がなくても、イエス様の愛によって力が与えられ、キリストの体の一員として共に奉仕するとき、世の中では体験できないような素晴らしい恵みを主が与えてくださるのです。
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聖書のイエス(9)「わたしを愛する人は」 さとうまさこ
キリストを愛する人とは、誰でしょうか。聖書には、まず先に神が人を愛されたとあります。愛とは、神から始まり、私たちはキリストの十字架を通して神の愛と救いを知ることができます。
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シリア語の世界(24)辞書4・ヨハネ黙示録の賛美歌7―15章3節― 川口一彦
ヨハネ黙示録の賛美歌7―15章3節―。そして彼らはアロホ(神)のしもべであるモーセの歌と子羊の歌を歌ってから言った。「全能者で主なるアロホよ。あなたの働きは偉大で驚くばかりです。あなたの道は正しく、そして真実。世界の…
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主は生きておられる(237)今、分かった 平林けい子
卒寿を過ぎた今、分かった。私の人生振り返る。今ここから、昨日、先週、先月、昨年。その以前、山や谷、結婚、子育て、突如湧いた苦しみ、悲しみ、思い煩い。真っ暗なトンネルの中、生きるすべ見つからず、人から見放された。神は…
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赦しと神との関係 菅野直基
「最近、神様から遠く離れているように感じるのです。苦しいです。助けてください」と、ある数人の人から相談を受けました。聞いてみると、「赦(ゆる)していない人がいる」ことが分かりました。
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復活はないのか(その2) マタイ福音書28章
兵士たちは、祭司長や長老たちから多額の金を受け取ってうその証言をした。「弟子たちが夜中にやって来て、我々の寝ている間に死体を盗んで行った」と。見張り役としてはどうかと思う。自分たちが全く見張り役になっていないことを、証言させたことになる。
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篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(227)聖書と考える「Dr.アシュラ」
皆さん、主イエス様は再臨されます(新約聖書・マタイの福音書24章30節参照)。そのことを、私たちは聖書から知っています。だから「来る(主が)…」と、私たちは確信を持って宣言できます。
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21世紀の神学(28)教皇の無謬性と聖母マリアの無原罪・被昇天の関係とは 山崎純二
先のローマ教皇フランシスコの死去に伴い、ロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が新教皇レオ14世として選出されました。彼は最初のメッセージとして、キリスト教の核心部分であるキリストの受難、復活、平和、神の愛を全世界の…
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日本人に寄り添う福音宣教の扉(222)心を癒やす祈りと賛美 広田信也
私の住む六甲アイランド(人工島)は、神戸にしては珍しく平坦な遊歩道が整備され、毎朝、海を見ながら気軽に散歩する習慣が身に付きました。人けのない海辺のフェンスから海の中をのぞき込み、時折大きな魚を見つけては楽しんで…
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不公平な愛 菅野直基
先週の日曜日は、母の日でした。両親が健在であり、クリスチャンホームで育ったことに関して、今更ながらに、感謝だと思いました。もし私が、親に捨てられたり、虐待されたり、悲しく、不幸な環境で生まれ育ったとしたら…
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神の憐れみ 穂森幸一
私たちの心は、信仰の故に安定しているつもりでいますが、日常のちょっとした出来事で揺れ動く弱さを持っています。私は今年の春、定期健康診断を受けたとき、胸に雑音がすると言われました。
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サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(19)パタラからの悲報
ニコラスが教会に帰ると、教会堂の中にはまだアペレとサラが翌日の教材を準備するために残っていた。「おや、まだ仕事をしているのですか。そろそろ切り上げてお帰りなさい」。ニコラスは2人に声をかけた。サラは台所に行ったかと思う…
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