国際
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家庭に関する臨時シノドス、来秋開催
教皇フランシスコは、「福音宣教から見る家庭司牧の挑戦」(仮訳)を主題に世界代表司教会議(シノドス)・第3回臨時総会を2014年10月5日から19日までバチカン(ローマ教皇庁)で開催する。バチカン報道事務所が10月8日発表した。
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独のぜいたく司教に批判集中
司教館建設に約3100万ユーロ(約41億円)、インドへの往復飛行機はファーストクラス利用、と贅沢とも言える姿勢で、清貧を打ち出した教皇フランシスコとの違いが明白になったドイツ西部の司教が批判にさらされ、教皇に解任を求める動きも表面化した。
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教皇フランシスコの記念メダル回収
教皇フランシスコの着位1周年を記念して10月8日発行された記念メダルを、バチカン(ローマ教皇庁)が直後から回収を始めた。表面に刻まれたイエス・キリストの名「JESUS(イエス)」の「J」が「L」になっていたのが判明したため。
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教皇フランシスコ、アッシジを初訪問
教皇フランシスコは10月4日、自らの名前の由来となったイタリアの守護聖人フランチェスコ(フランシスコのイタリア語読み)の生誕地ウンブリア州アッシジを就任後初めて司牧訪問した。
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ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世、来年4月27日列聖
教皇フランシスコは9月30日、バチカン(ローマ教皇庁)で定例枢機卿会議を開催した。教皇はこの中で2人の福者教皇、ヨハネ23世とヨハネ・パウロ2世の列聖式を2014年4月27日(神のいつくしみの主日)に行うとの教令を認可したことを発表した。
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枢機卿8人の顧問団が初会合
教皇フランシスコが、バチカン(ローマ教皇庁)改革のために設けた枢機卿8人による顧問団の初会合が10月1日から3日まで行われた。
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アフリカからの移民船炎上 死者110人超
アフリカ北部から多くの「不法移民」が漂着するイタリア南部のランペドゥーサ島近くで10月3日早朝、移民ら約500人を乗せた船が火災を起こして転覆、移民らが海に投げ出された。
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バチカン銀行が初めてアニュアル・レポート
バチカン(ローマ教皇庁)の財政管理組織「宗教事業協会」(バチカン銀行)は10月1日、バランスシートを含む2012年のアニュアル・レポート(年次報告書)を初めて公表した。
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ケニアでイスラム教聖職者殺害めぐり教会放火も
ケニアのモンバサで10月4日、イスラム教聖職者の殺害を機に暴動が起き、暴徒化した人々と警官隊とが衝突し、救世軍の教会が放火された。暴動の発端となったのは前日夜、身元不明の武装した男たちが車から発砲し、4人を殺害した事件。
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コプト教会ミンヤ主教殺人計画失敗
エジプト・コプト教会ミンヤ教区のアンバ・マカリオス主教は、イスラム教徒の暗殺計画の対象になっていたが、危うく難を逃れた。同主教が長年閉鎖されていた教会の再興に来たと思い込んだイスラム教徒が殺害を計画したという。
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神学者ハンス・キュンクが安楽死も考慮
反体制的なカトリック神学者として知られるハンス・キュンク氏(85)が、バチカンへの最後の「反抗」として安楽死を考えている、とロイター通信が報じた。
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カルバリー・チャペルのチャック・スミス牧師死去
米カリフォルニア州コスタメサのメガチャーチ「カルバリー・チャペル」の主任牧師チャールス・ワード・チャック・スミス氏が10月3日午前3時、睡眠中に死去した。86歳。2012年初めから肺がんとの闘病生活を送っていた。
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教皇一般接見で上智大使節に挨拶
教皇フランシスコは、バチカンで9月25日、水曜恒例の一般接見を行った。サンピエトロ広場で開催された接見には、今年創立100周年を迎える上智大学(東京都千代田区)の使節が参加、教皇は巡礼団紹介の中で関係者に歓迎の言葉を述べた。
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「解放の神学」の時代が到来?
フランシスコほどメディアの注目を集めた教皇はいない。選出されると、宿舎へ費用支払いに出向き、ブエノスアイレスの新聞店に電話して購読取り止めを伝えた。さらに歴代教皇の居館ではなく、宿泊施設「聖マルタの家」に住み、夏の間も避暑に行かずそこに留まったことなどは、すぐにニュースとなって流れた。
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枢機卿8人の委員会は教皇への助言役
バチカン(ローマ教皇庁)報道事務所は9月27日、声明で枢機卿8人による委員会は「教皇に助言するために設置されたもので、独自に決議を行うものではない」と記者団に説明した。
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信徒評議会と正義と平和評議会首脳は留任
バチカン(ローマ教皇庁)中枢の組織改革に乗り出した教皇フランシスコは、信徒評議会議長スタニスワフ・リュウコ枢機卿と次官ヨーゼフ・クレメンス司教の留任を決めた。2人とも2003年以来の在任。
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「世界で初めてツイートしたのはイエス」 ラヴァージ枢機卿
バチカン(ローマ教皇庁)文化評議会議長のジャンフランコ・ラヴァージ枢機卿は9月25日、「簡潔で深い意味のある」教えを説いたイエス・キリストは、世界で初めてツイートした人物だと言えると述べた。
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WCC、気候難民保護へ参画
気候変動による被害者保護のため、世界教会協議会(WCC)が9月24日始められたキャンペーン「前線からのハガキ」に参加する。全世界の「気候難民」の存在を認め、保護しようとするもの。
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シリアで修道女と孤児が修道院で孤立
シリアのキリスト者の町マアルーラで、修道女と孤児約40人がマルタクラ修道院に閉じ込められたまま、とダマスカスの正教会アンティオケア総主教庁が9月24日明らかにした。マアルーラでは9月初めから政府軍と反政府勢力の抗争が続いている。
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ペシャワールでまた爆発、40人死亡
パキスタン北西部ペシャワールの警察署近くで9月29日、爆弾テロとみられる爆発が起き、少なくとも40人が死亡、120人以上が負傷した。ペシャワールでは、22日にキリスト教会前で起きた自爆テロで80人以上が死亡したばかり。
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