Skip to main content
2025年11月18日10時19分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

毎日20人殺害される都市 「サタンそのものがこの都市に生きている」 葬儀屋が悲嘆(動画あり)

2013年12月11日06時45分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ホンジュラス

中米ホンジュラス共和国第2の都市サンペドロスラでは、平均して1日に20人もの人々が殺害されており、死体安置所が常に忙しく稼動していることから、同市のある葬儀屋は「悪魔の巣窟となっており、神を信じる人々の間で本当に神はいるのかとの嘆きの声が生じている」と悲嘆の声を伝えている。9日、米クリスチャンポスト(CP)が報じた。

英ガーディアン紙の取材に応じた葬儀屋は「サタンそのものがこの都市に生きている。人が人をまるで鶏を殺すかのように殺している」と述べた。

ホンジュラス国立自治大学(NAUH)の報告によると、2012年に人口800万人の同国において平均して1日20人が殺害されてきたという。

これは住民10万人につき85.5人が殺害されている比率と換算できる。サンペドロスラは人口90万人以下の都市であり、英ガーディアン紙によると同都市に限った殺人率は10万人に173人の割合となるという。これは戦争中の地域を除いて世界でもっとも殺人率の高い都市であることを意味している。

取材に応じた葬儀屋は、15歳の頃から葬儀の仕事に携わっており、「若い頃は自然死によって亡くなられたかたの遺体を取り扱っておりましたが、最近は殺人による遺体を頻繁に取り扱っています。今日はめずらしい日で、6発から10発もの銃弾を打ち込まれた遺体を取り扱いました。遺体となった人々は機械工の方、学生の方、農家の方、ジャーナリストやドライバー、普通のビジネスパーソンの方などさまざまです」と明かした。

今夏ユーチューブに掲載された動画では、13歳の少年が自宅から外に出た瞬間銃弾が顔面に命中し死亡した状況が映し出されていた。

殺害された少年の叔母ルシアさんによると、神が少年の命を救ってくれるとの希望をもっていたという。ルシアさんは「彼が家に到着して、『おばさん、コーヒーを買ってくるよ』と言って家を出た瞬間、銃弾が命中しました。まるで屠殺場で暮らしているかのようです」と当時の状況を振り返り、罪のない多くの若者が近隣暴力団の活動によって殺害されている状況を明かした。

殺害された少年が通っていた小学校の担任教師のグラシア氏は「私は自分の信仰に疑問を抱くようになりました。このような時、神に尋ねています。『神よ、何が起こったのでしょうか。あなたはどこに行かれてしまったのでしょうか』と」と遺憾の念を伝えている。

南米の犯罪と治安を調査するシンクタンク「インサイト・クライム」共同ディレクターのスティーブン・ダドレー氏は「4月に資金洗浄を訴追していたトップの人物が銃弾で殺害され、5月も同犯罪を指導的に調査する人物が殺害されました。ホンジュラスは犯罪の渦の中に捕らわれています。麻薬密売、暴力団の闘争、政治的不安定、政治汚職問題などさまざまな問題が生じています」と伝えている。

米国務省によると、同国に密輸入されるコカインの8割はホンジュラス経由であり、米国内の刑務所から出所した人々が地元の麻薬市場で闘争を行っている上に地域政府も深刻な汚職問題に巻き込まれており、地域住民が助ける場所がないように感じさせていることが殺人問題をさらに悪化させているという。

ダドレー氏は「人々が頼る助け手がないと思う時、答えは自然と『より強力な武器をいかに所持することができるか?』ということに行き着くでしょう」と述べている。

より強力な武器をいかに所持するかという観念の下、銃撃戦が止まないことによって、同市における葬儀屋の仕事は多忙を極めるようになっており、英ガーディアン紙の取材に応じた葬儀屋は「(死体がいたるところにあるような状況にない)他の国に逃げる準備があります。すでに大勢のホンジュラスの国民がメキシコや米国などに逃亡しています」と述べている。

関連タグ:ホンジュラス
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • AIは福音宣教の未来をどのように形づくるか ローザンヌ運動が福音主義の視点で考察

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • Gゼロ時代の津波石碑(7)Y染色体アダムと自己を措定した力 山崎純二

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(253)聖書と考える「ちょっとだけエスパー」

  • 最高に良いものを実現するために 万代栄嗣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(235)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(前編) 広田信也

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(7)神様のご計画が明確になったとき 加治太郎

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(32)コンスタンティヌスの悲願

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • AIは福音宣教の未来をどのように形づくるか ローザンヌ運動が福音主義の視点で考察

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(235)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(前編) 広田信也

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 米ムーディー聖書学院、教育実習プログラムからの排除巡り教育委員会を提訴

  • Gゼロ時代の津波石碑(7)Y染色体アダムと自己を措定した力 山崎純二

  • 天にフォーカスして生きよう 菅野直基

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 米ムーディー聖書学院、教育実習プログラムからの排除巡り教育委員会を提訴

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.