国際
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「イスラム国」のモスル占領から10年、今も支援必要とする現地のキリスト教徒
イラク北部の都市モスルは、2014年6月に過激派組織「イスラム国」に占領されてから10年を迎えた。3年年余りに及んだ占領期間には、キリスト教徒が多く住むニネベ平原など、周辺地域も掌握され、多くの人が犠牲となるとともに、避難を強いられた。
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イラクの裁判所、キリスト教徒の母親と子どもたちにイスラム教への改宗命じる
イラクの裁判所が、キリスト教徒の母親エルビン・ジョセフさんとその3人の子どもたちに対し、イスラム教への改宗を命じる判決を下した。判決は、両親のどちらかがイスラム教に改宗した場合、子どもも改宗しなければならないとする法律に基づいて出された。
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エルビス・プレスリー愛用の聖書、1800万円超で落札 下線引かれた箇所も
「ロックンロールの王様」と呼ばれる伝説のロック歌手、エルビス・プレスリーが所有していた聖書が競売にかけられ、12万ドル(約1880万円)で落札された。聖書本文はさまざまな箇所に下線が引かれており、角が折られたページもある。
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米プロテスタント牧師の大半が同性婚に反対、主流派でも同性婚への支持が失速
米キリスト教世論調査機関「ライフウェイリサーチ」の最新の調査結果によると、米国内のプロテスタントの牧師の大半が、同性婚に反対していることが分かった。また、主流派の牧師の間でも、同性婚に対する支持が失速していることが明らかになった。
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南アフリカの女性心理学者、宗教界のノーベル賞を受賞 世代超えたトラウマと赦しを研究
宗教界のノーベル賞と呼ばれる「テンプルトン賞」の今年の受賞者が、南アフリカの心理学者、プムラ・ゴボドマディキゼラ氏(69)に決まった。同賞の公式サイトで4日、発表された。
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火災で壊滅的被害受けたノートルダム大聖堂、長さ12メートルの十字架を再設置
2019年4月に発生した火災により、尖塔と屋根の一部が崩壊するなど壊滅的な被害を受けたフランス・パリのノートルダム大聖堂に5月24日、十字架が再び設置された。大聖堂の再建プロジェクトにおける一里塚となるもので、世界中から喜びの声が挙がった。
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72歳の男性キリスト教徒、暴徒400人以上に襲われ死亡 コーラン冒瀆の疑いかけられ
パキスタンでキリスト教徒の男性がイスラム教のコーランを冒瀆したとして暴徒に襲われ、その後に死亡する事件があった。イスラム教を国教とするパキスタンでは、こうした「冒瀆罪」の疑いをかけられ、宗教的少数派が犠牲になる事件が度々発生している。
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ペンテコステ派出身初のオーストラリア首相、スコット・モリソン氏が信仰の回顧録出版
退任後、自身の功績を語ったり、古い因縁を清算したりすることに焦点を当てた回顧録を出版する政治指導者は多い。しかし、2022年に第30代オーストラリア首相を務めたスコット・モリソン氏(56)が最近出版した回顧録は、やや異なるアプローチを取っている。
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ドイツ人神学者のユルゲン・モルトマン氏死去 「希望の神学」提唱者
「希望の神学」の提唱者として世界的に知られるドイツ人神学者のユルゲン・モルトマン氏が3日、ドイツ南部テュービンゲンで死去した。98歳だった。モルトマン氏の家族が4日、ドイツ福音主義教会系のEPD通信に明らかにした。
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教皇、司教団との会合で同性愛嫌悪用語使用か 傷ついた人々に謝罪 「差別の意図ない」
ローマ教皇フランシスコは、イタリア司教団との非公開の会合で、神学校における同性愛者の受け入れ禁止について議論していた際、同性愛嫌悪用語を用いたと報道されたことを受け、差別的な表現をする意図はなかったとし、傷ついた人々に対し謝罪した。
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米カトリック教区が破綻申請へ、聖職者の性的虐待巡り154件の訴訟に直面
米カリフォルニア州のカトリック教区が、聖職者による性的虐待を巡る訴訟に対応するため、米連邦破産法11条に基づく申請をすることを明らかにした。破産申請の方針を発表したのは、同州中部のフレズノ教区。2022年末までに154件の訴訟を起こされた。
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スコットランド、「無宗教」が初めて過半数超える 最新の国勢調査で判明
英国のスコットランドで21日、国勢調査の一部結果が発表され、住民の過半数が「無宗教」と自認していることが初めて明らかになった。「無宗教」を選択したのは51・1%で、前回11年の国勢調査の36・7%から大幅に増加した。
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20代の宣教師夫婦含む3人、ハイチでギャングに殺害される 1人は米州議員の娘
カリブ海の島国ハイチで、宣教師として奉仕していた米国人の若い夫婦が、現地のギャングに殺害された。夫婦を派遣していた米宣教団体「ミッション・イン・ハイチ」(オクラホマ州)が明らかにした。
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トルコ、ビザンツ時代の教会を再モスク化 ギリシャなどが非難
トルコ最大都市イスタンブールで今月初め、国連科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にも登録されている、旧ビザンツ時代の「コーラ聖救世主教会」がイスラム教のモスク(礼拝所)に改装され、モスクとしての開所式が行われた。
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宙づりトレーラーから祈って生還、運転手が体験語る 「あの日、神は聞いてくださった」
複数の車が絡む衝突事故に巻き込まれ、橋から宙づりになるも、救出されるまで祈り続け、無傷で助かったトレーラー運転手の女性がその体験を語った。運転手のシドニー・トーマス(26)さんは、「あの日、神は聞いてくださったのです」と話した。
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6千人以上が受洗、米カリフォルニア州で州史上最大規模の合同洗礼式
米カリフォルニア州南部ハンティントンビーチで18、19の両日、合同洗礼式が行われ、6015人が受洗した。一つの場所で行われた洗礼式としては、同州史上最大規模とみられる。州内では他にも各所で洗礼式が行われ、州内で計1万2216人が受洗した。
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若者はより宗教的? Z世代にどの年齢層よりも高い信仰心 英世論調査
英国でいわゆる「Z世代」と呼ばれる若年層の宗教的姿勢が大きく変化しており、潜在的な信仰心の復活が見られることが、最近発表された世論調査の結果で明らかになった。調査は英国人成人2千人余りを対象に、オンラインで行われた。
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英国国教会、礼拝出席者数の速報値発表 3年連続の増加もコロナ前の水準下回る
英国国教会は20日、礼拝出席者数の速報値を発表した。それによると、2023年の週間平均礼拝出席者数は前年比4・7%増の68万5千人だった。3年連続の増加となったが、コロナ前の19年は84万5千人で、依然として当時の水準を下回る形となった。
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ビリー・グラハム氏の銅像、米連邦議会議事堂に設置される
世界的な大衆伝道者ビリー・グラハム氏(1918~2018)の銅像が、米首都ワシントンの連邦議会議事堂に設置された。16日には除幕式が行われ、連邦議会上下両院の議員やキリスト教指導者ら数百人が参加した。
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米南部バプテスト連盟で教勢回復の兆し 「神が働いていることを疑う余地ない」
米最大のプロテスタント教団である南部バプテスト連盟(SBC)の最新の統計をまとめた「年次教会概要」(ACP、英語)が7日、発表された。それによると、SBCは2023年、受洗者数、礼拝出席者数、スモールグループの出席者数ともに増加した。
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