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ペンテコステ派出身初のオーストラリア首相、スコット・モリソン氏が信仰の回顧録出版

2024年6月6日10時55分
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関連タグ:ペンテコステ派(聖霊派)オーストラリア
ペンテコステ派出身初のオーストラリア首相、スコット・モリソン氏が信仰の回顧録出版+
スコット・モリソン氏=2014年(写真:オーストラリア首相・内閣府 / Kristy Robinson)

一線を退いた後、自身の功績を語ったり、古い因縁を清算したりすることに焦点を当てた回顧録を出版する政治指導者は多い。しかし、第30代オーストラリア首相(2018~22年在任)を務め、今年2月に政界から退いたスコット・モリソン氏(56)が最近出版した回顧録は、やや異なるアプローチを取っている。自身の政治キャリアをキリスト教信仰というレンズを通して見つめ、その信仰がリーダーシップにどのような影響を与えたかを掘り下げているのだ。

07年にオーストラリア連邦議会の下院議員として初当選したモリソン氏は、18年から22年まで首相を務めた後、今年1月に政界引退を発表。2月末に辞職した。首相在任中は、新型コロナウイルスや対中関係の悪化、さまざまな政治スキャンダルなどがあり、オーストラリアの政界はまさに激動期だった。

モリソン氏は、初のペンテコステ派出身の首相であることも注目された。伝統的に、選挙で選ばれた指導者が宗教を前面に出すことを好まないこの国で、モリソン氏はしばしば、自身の信仰をあからさまに示したり、神の導きのために祈るなどの信仰上の実践を公の場で言及したりしたことで批判を浴びた。その一方で、モリソン氏の支持者たちは、これらの批判は時に宗教差別の一線を越えるものだと主張した。

そのモリソン氏が5月に出版したのが、『Plans for Your Good: A Prime Minister's Testimony of God's Faithfulness(あなたの善のための計画:ある首相による神の真実の証し)』。モリソン氏はこの回顧録で、自身のキリスト教信仰と、それがいかに自身のリーダーシップや人生に対するアプローチを形成したのかをつづっている。聖書の引用や他の霊的な引用に満ちたこの本は、標準的な政治的自伝というよりも、まるでディボーションの資料のようである。

例えば、前任のマルコム・ターンブル元首相が辞任に追い込まれた与党内の主導権争いが起こった当時については、次のように書いている。

「私はこの状況についてずっと祈っていました。クリスチャンの友人や指導者の助言、交わりを求めていました。妻のジェンと話していました。神の御言葉を読んでいました。現実的な可能性をてんびんにかけ、私たちが当てにできる数字についてかなり良い感覚を持っていました」

「私は全ての理解を超える神の平安を求め、神はそれを与えてくださいました(フィリピ4:7)。それぞれの段階で、私は聖霊の促しに敏感になるよう努めました(中略)慎重に検討した結果、従順の道はステップアップすることだと決心しました。だから私は杖を振り上げ、海に向かって歩いたのです」

モリソン氏が引用した新約聖書のフィリピの信徒への手紙4章7節には、次のように書かれている。

「そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう」

ペンテコステ派出身初のオーストラリア首相、スコット・モリソン氏が信仰の回顧録出版
モリソン氏の回顧録『Plans for Your Good: A Prime Minister's Testimony of God's Faithfulness(あなたの善のための計画:ある首相による神の真実の証し)』

出版に先立ち、地元のエイジ紙のインタビューに応じたモリソン氏は、オーストラリア社会の多様性を尊重しつつ、自身の信仰を政治の中心的な部分に据えたことを擁護し、「このバランスを保とうと常に意識していました」と語った。

「私は福音的なクリスチャンですが、この国は国教があるわけではなく、またそうあるべきでもないということを強く意識していました。だから、その境界線を曖昧にしたくはありませんでした。しかしそれと同じくらい、自分の信仰に対する誠実さを損なうこともしたくありませんでした」

「人々は私が信仰を売り物にしていると非難しましたが、私はとんでもないと思っていました。もし私が自分の信仰を売り物にしていたのなら、あなたはそれに気付いていたはずです。あなたが今読んでいる(回顧録の)通り、私はその全てを内に秘めました」

モリソン氏は回顧録で、プレイベートな事柄や自身の人間関係にも触れている。ジェニーさんと体外受精を選択した経験や、首相在任中に職務上の緊張で精神状態がひどく悪化し、医師から薬を処方されたことも明かしている。

モリソン氏は、政界を退き、自身の信仰に深く根ざした回顧録を出版した今、その信仰を分かち合う機会が今後さらに増えるかもしれないと語った。

「私はオーストラリア各地の教会や自分の教会で時折講演し、説教をしています。オーストラリアでも海外でも、もっと多くのことをやっていきたいと思っています」

英キリスト教メディア「プレミア・クリスチャン・ニュース」(英語)によると、モリソン氏は2021年、オーストラリアン紙の土曜版「ウィークエンド・オーストラリアン」のインタビューに応じ、12歳の時に青少年団体「ボーイズ・ブリゲード」のキャンプで、イエス・キリストに人生をささげる決心をしたことを明かしている。もともとは長老派の家庭で育ったが、現在はシドニーのホライズン教会(英語)に定期的に通っているという。

ホライズン教会は、「オーストラリア・アッセンブリー・オブ・ゴッド教団」(AOG)を前身とする「オーストラリア・キリスト教会」(ACC)に所属している。ACCは、オーストラリア国内の千余りのペンテコステ派教会が所属する連合体。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:ペンテコステ派(聖霊派)オーストラリア
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